カオポイントが解散発表、事務所の仲間見守る中で芸能活動継続を宣言

カオポイントが本日12月23日、東京・新宿明治安田生命ホールにて開催された「トゥインクル1グランプリ2015」のエンディングで12月31日をもって解散することを発表した。

ライブのMCを務めていたエレキコミックに呼ばれたカオポイントはステージ中央に登場し、「みなさんにご報告があります」と挨拶。おくまんが「先月の事務所ライブのネタ見せ後に相方からカオポイントを解散したいと申し出があり、約13年間活動してきたカオポイントを解散することになりました」と報告した。

思いを綴った紙を読みながら声をうわずらせるおくまんの姿に、客席やステージ上の芸人たちから笑い声が漏れる。ゴールドラッシュの優勝で賑やかに幕を閉じたはずの「トゥインクル1グランプリ2015」が一変、しんみりとした雰囲気に包まれるとエレキコミック今立が「なんでこのタイミングなんだよ！」とツッコミを入れたが、おくまんは「うるせえ！」と一蹴。かまわず続け、「13年間ともに歩んできた相方の石橋はもちろん、かわいがってくださったエレキコミックのやついさん、今立さん、エレ片でお世話になった片桐さん、単独にも足を運んでくださった（小林）賢太郎さんをはじめ、事務所の先輩、後輩のみなさま、そしてカオポイントに関わってくださったすべてのみなさま、ライブに足しげく通ってくださったお客様、13年もの長い間、本当にありがとうございました！」と感謝した。

石橋は「そんな芸風でもないので明るく。これからもがんばりますのでよろしくお願いします！」とコメント。エレキコミックやついが「さ、カオポイント解散ということになりましたけども！」とライブをまとめようとすると一気に会場の笑いが弾けた。なお今後についてはおくまんが「僕は事務所ライブに出続けますし、相方も芸能活動を続けます」と語っている。

トゥインクル・コーポレーション所属のカオポイントは漫才協会のメンバーでもあり、事務所ライブのほか浅草でも活動していた。明日12月24日（木）には、東京・中野ZERO視聴覚ホールで「カオポイントトークライブ」を開催。12月31日（木）の寄席が最後の舞台となる。