演芸の歴史90年を総括する特番に阪神巨人、ぼんち、こだまひびきら集結

6月19日（金）にNHK大阪放送局が、JOBK放送開始90年を記念した番組「JOBK放送開始90年スペシャル 笑って語って90年～ENGEI NO REKISHI～」（NHK総合・関西地域）を放送する。

放送と関わることで演芸はどう変化し、進化したのかという過程を、賑やかなステージショー形式で振り返る同番組。オール阪神・巨人、ザ・ぼんち、大木こだま・ひびきなど演芸の歴史を彩った豪華メンバーがそろう。

番組では、「講談」「落語」「浪花節」などさまざまなジャンルの演芸の歴史を、演者の実演や過去の映像とともに紐解いていく。「アーカイブス 懐かしの漫才」と題した企画では、プロの演じ手が時代を超えて「今でも観たい」と思う漫才を紹介。ほかにも講談師・旭堂南左衛門によるラジオ放送元年の講談の再現や、落語家・桂吉弥による名作落語の上演など多様な企画が用意されている。

昨日6月3日には大阪・NHK大阪ホールで番組の会見が行われ、オール阪神・巨人らが出席した。巨人は「ぜひ若手の漫才師にも観てもらいたい。昔の素晴らしい先輩方がいたということを見てもらいたい」と番組をPR。また「本当に昔の人はうまい。足下にも及ばない。僕らはよく噛むけど、噛んだところを見たことがない」と先人たちに敬意を表した。