哲学者がモデルに恋！飛永、ラブレら新作コント「テツガクシャハウス」

11月16日（日）よりWOWOWプライムにて、「大人番組リーグPresents シティボーイズノテツガク」が全5回にわたって放送される。リゾート風ハウススタジオで行われたコント「テツガクシャハウス」の収録後、キャストのラバーガール飛永、ラブレターズ、シソンヌじろう、バッファロー吾郎A、大堀こういちが感想を語った。

「シティボーイズノテツガク」は細川徹が脚本・演出を手掛ける哲学バラエティ。WOWOWの実験枠「大人番組リーグ」に参加し、視聴者投票によりレギュラー化を獲得した。哲学的なテーマをもとに繰り広げられるシティボーイズのトークを軸に、コント「テツガクシャハウス」、津田寛治出演のミニドラマ「オトコノテツガク」などがオンエアされる。

哲学者たちが暮らすシェアハウスを舞台にしたコント「テツガクシャハウス」で、飛永はエピクロス、ラブレターズ塚本はフーコー、ラブレターズ溜口はキルケゴール、バッファロー吾郎Aはモンテーニュ、じろうはカント、大堀はソクラテスに扮する。それぞれが自身の思想を唱えているところに、モデルをしているという愛菜が新しい入居者として出現。彼らは平静を装いつつも、愛菜の存在が気になって仕方がない。哲学一辺倒で奥手な彼らが、どんな方法で愛菜を誘い出すのか注目だ。

収録の合間に行った取材に対し、第1弾でも共演した仲とあって「空気がわかってるので楽。楽しいです」と感想を語ったバッファロー吾郎A。塚本は「哲学寄りのセリフのとき、頭の理解が追いつかなくて。哲学者って気難しいなって本当に思いました」と演じたキャラクターについてコメントしつつ、「あと単純に愛菜さんにドキドキしちゃって……」と愛菜との2ショットを振り返った。

これまでも多くの細川作品に関わってきた飛永は、「読んだ瞬間にあの感じをやってほしいんだろうなっていうのがだいたいわかるからやりやすい」と台本について語り、共演者にも「みんなコントが上手な人だから相談しあえる」と信頼を寄せている様子。どんなコントに仕上がっているのか、オンエアをお楽しみに。

出演者と細川徹のコメント

●ラブレターズ塚本
「テツガクシャハウス」は哲学って言葉で包んでますけど、クズハウスに近い（笑）。初めて女性を見た、みたいな男子たちの集まりです。2ndシーズンがあったらシティボーイズさんを巻き込みたいですね！

●ラブレターズ溜口
本家を大好きな人は怒るかもしれないですね（笑）。でもそのファンの人でもついつい吹き出しちゃうくらいの力の抜けた「テツガクシャハウス」になってると思う。「自分はイケてない」と思ってる男子は必ず観るべきです。偉い哲学者の人たちでも、男はみんなここを経て大人になったんだよっていうのを感じてもらって、また女性にチャレンジしてほしい。

●シソンヌじろう
男子校で、しかも運動部じゃなくて文化部の連中の部室みたい。勉強とか読書ばっかやってきた奴が一生懸命恋しようとする感じですね。事務所も違うメンツが細川さんのホンでコントをするっていうのは貴重。ここでしか観られないので、ぜひ。

●バッファロー吾郎A
男の根底の部分というものが全部「テツガクシャハウス」にある。1つ屋根の下に男女が住んだら絶対こうなります。見どころは、なかなか揃わないメンツのコントと、シティボーイズさんのトーク。なかなかないフルコースじゃないかなと思います。

●大堀こういち
細川くんの作品は、シンプルなセリフで面白いなっていうのは相変わらず。いいおじさんが色気づくって面白いですよね。どんな哲学者でもシンプルに恋はするぞっていう、その面白さ、悲しい性を観ていただければと思います。

●ラバーガール飛永
コントの実力があるって認められた人たちがやってるものなので、質が高いものになってるんじゃないかなと思います。観て損はないかな。

●細川徹
（飛永の発言を受けて）観て損はないよね！ 得はしないですよ。ただ、損はしない（笑）。歴史上に名だたる哲学者たちがいて、その人たちも同じ人間なんだって身近に感じることができると思います。