大人番組リーグ2nd、シティボーイズが哲学をネタに遊ぶ

2月9日（日）より、バラエティ番組をリーグ戦として競わせる「大人番組リーグ」の2ndシーズンがWOWOWプライムにてスタート。同日#1として「シティボーイズノテツガク 快楽と絶望」が放送される。

「大人番組リーグ」は新しいエンターテインメントの創出を目的に、いくつかの番組を競わせる実験枠。2012年の1stシーズンではテレビ情報誌「TV Bros.」を番組化した「TV Bros.TV」が人気を博し、翌年2013年にレギュラー放送された。今回は13本の番組が放送され、視聴者の投票をもとに上位4番組がレギュラー化の権利を獲得することができる。

「シティボーイズノテツガク 快楽と絶望」の演出を担当するのは「シティボーイズミックス」「男子はだまってなさいよ！」などで知られる細川徹。シティボーイズが「快楽」「絶望」について思うままに語り合うトークコーナーに加え、大堀こういち、シソンヌじろう、ラブレターズ、ラバーガール飛永、バッファロー吾郎Aによる「哲学するサラリーマンたち」「哲学者大喜利」といったコントが展開される。笑いをエッセンスにしながら、ありふれた日常に潜む哲学や思想にさまざまな角度から迫る番組だ。

シティボーイズは収録後、「絶望とか快楽とか本質的なことはプロの人に任せておいて、だらだら話してるオヤジ3人を楽しんでもらえたらいいなあと思います」（きたろう）、「三者三様のものの考え方や、歳食って確立してきた自我というものがどう絡み合うか、みたいなところを見ていただければ」（斉木）と読者に向けてコメント。また「行き届いた訓練だけでたどり着ける場所を見せられても、客席が揺さぶられるまでにはならない気がする。破綻したほうがおかしい」（大竹）、「世代ごとにどんどん面白くなってる。（自分たちが）歳を食ってるというだけで、若い人たちはライバルです」（きたろう）など次世代の笑いについても言及した。

大竹がニーチェ、きたろうがデカルト、斉木がフロイトに扮し、互いの思想や名言を取り上げてもの言いを繰り広げるオープニングにも注目。なお「大人番組リーグ」の各番組は放送終了後にオフィシャルサイトにアップされ誰でも観ることができる。投票も同サイトから。ぜひ番組をチェックしてみよう。

細川徹 コメント

タイトルの通りシティボーイズの考え方を紹介したり、コントを入れたり、哲学をネタにいろんなことをして遊ぶ番組です。シティボーイズのフリートークが中心の番組なんですが、面白いんですよ（笑）。そこが一番の見どころだし、コントに出てるみんなもシティボーイズのコントが好きな人たちなので、いずれ一緒にコントのコーナーもできたらと思います。哲学者たちが一緒に住んでいる「テラスハウス」のようなコントもやりたいので、レギュラー化できるようにじゃんじゃん投票してもらえるとうれしいです。

大人番組リーグ2 シティボーイズノテツガク 快楽と絶望

WOWOWプライム 2014年2月9日（日） 23:00 ～