昨日9月16日、バラエティ番組「しくじり先生 俺みたいになるな!!」レギュラー放送第1回の収録がテレビ朝日にて行われ、しくじり学園のしくじり先生に抜擢された
「しくじり先生」とは、普通では考えられないくらい大きな失敗をしてしまった人物のこと。彼らは「自分のような人間を増やすまい!」という熱意を持って生徒たちにしくじった経験を教える。
過去3回の放送では、パンクブーブー、麒麟らが先生となり、身をもって経験したしくじりぶりを熱弁。今年2014年10月からはめでたくレギュラー放送が決定した。
現在芸歴10年のオリエンタルラジオは、デビューした2005年には早くもブレイクし、芸歴3年までに10本のレギュラーがスタート。その後、しくじった経緯を「オリラジバブル期」「オリラジ暗黒期」「オリラジ復興期」にわけて紹介している。オリエンタルラジオが声を大にして宣言したしくじりの原因は「天狗」。中田は芸能界における「天狗」について論理的に解説。藤森は過去の天狗ぶりを実演し、生徒たちに教訓として知らしめる。
これまで同番組に出演していた
オリエンタルラジオコメント
――「しくじり先生」のオファーがきたときはどう思いましたか?
藤森:番組を見てたので、確かにこのしくじり方は僕らにしかお話できないだろうなあと。
中田:3年前くらいにライブでこういう話をしたことがあって、作家さんからその話をってお話いただいたんですが、もう一度全部自分で考えたいと相談させてもらったら、快く承諾してくださって、「いける」って思いました。僕ら何が一番面白いって、ここまでの経緯が面白いので、十八番ネタをやらせてもらいました。これまで出たドキュメンタリーでは映像とか音楽の加工で過剰だったり足りなかったりがあったので、自分の口で全部言いたいと思ってたんです。それがテレビでできると思ってなかったのでうれしかったです。
藤森:一時はドキュメンタリーばかりで、地元に行って原点に返りましょうとか。なので今これをネタでやれるところにいてよかったですね。しくじってばかりだったら呼ばれてないだろうし、いろいろまわってこの立場にいて、こういうことできるのが幸せですね。
――「天狗」について思うところは?
中田:そこもすごく言いたかったことで、天狗ってみなさんがイメージしてるものではないよと。本人の自覚症状がなく、特別扱いされていることに気付かない現象であって、本人の資質とは関係なく環境によって生まれてしまうものということが伝われば。
藤森:こういう出方をしてしまったら、みんな一度はなるものじゃないかなと。
――生徒役の芸人さんたちの反応を見ていかがでしたか?
藤森:すごく楽しんでくれてたと思います。みなさんリアクションがすごかった。笑ってくれてたのもあるけど、単純に興味持ってグッと聞いてくれるってなかなか難しいことだと思うので。
中田:他事務所の先輩と後輩、同じ事務所の先輩と後輩といたので、僕らの現象をどの位置から見てたかによって感じ方も違うんでしょうね。
――しくじりはオリエンタルラジオにとって必要でしたか?
藤森:たまに考えたりしますよ。あのままいってたらどうなってたのかなあって。ゴールデンで番組持ってとか考えると……、やっぱりしくじらないほうがいいですよ(笑)。
中田:よかったかどうかは結局、もっと後のほうで成功するかどうかかなと。このままフワーっと消えて行ってしまったら、周囲も「なんだよしくじりたくねーよ」ってなるので、大成功したら「しくじってよかった」って言えますね。
藤森:当時はそんなこと笑いにするなんてできなかったですね。イジられるのも嫌でした。
中田:渦中にいると笑いにできないんですよ。
――読者にメッセージをお願います。
藤森:オリラジファンにはたまらないと思います(笑)。レギュラー1回目、面白くなってると思います。
中田:正直、この仕事に2週間くらい懸けてたので、「仕上げていくぞ、メンタルも」と思ってやりました。今日はぐっすり寝られそうです(笑)。いい仕事ができたと思うのでぜひ観てください。
しくじり先生 俺みたいになるな!!
日時:2014年10月2日(木) 24:15 ~ 24:45
<出演者>
しくじり先生:オリエンタルラジオ
担任:オードリー若林
生徒:平成ノブシコブシ・吉村 / 菊地亜美(アイドリング!!!) / ハライチ澤部 / ラフレクラン / 中村静香
関連記事
オリエンタルラジオのほかの記事
リンク
- しくじり先生 俺みたいになるな!!|テレビ朝日
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u
中田「天狗ってみなさんがイメージしてるものではないよと。本人の自覚症状がなく、特別扱いされていることに気付かない現象であって、本人の資質とは関係なく環境によって生まれてしまうもの」 http://t.co/84HGEMcBkA