15年以上ぶり、千原兄弟が一緒に海外ロケ

2014年9月7日 9:44 134 4 お笑いナタリー編集部

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今月9月19日（金）、千原ジュニアMCの「世界の村で発見！こんなところに日本人 2時間スペシャル」（ABC・テレビ朝日系）にて、ジュニアが同番組初となる日本人探しの旅を敢行。兄のせいじとともに、久々となる兄弟揃っての海外ロケが行われた。

番組スタート以来、頑なに「ロケには行きません！」と拒絶し続けていたジュニアが、ついに日本人探しの旅へ。行き先は炎天下のモロッコ王国で、毎月のようにアフリカを訪れているアフリカントラベラーのせいじもお目付け役として旅先で合流。ベルベル人の村にいるたった1人の日本人女性を探す旅に出る。

緊張気味に空港へと降り立ったジュニアは、「見知らぬ人に気軽に声をかけれるほうではないので、時間がかかるかも……」と不安そうな様子。これまで番組ではせいじやゲストたちの旅VTRに「屋台で手づかみの食べ物なんて絶対に食べられへん！」「よく見知らぬ人の家に泊まれますね」などとコメントしていたが、羊の脳みそを食べたり、乗り合いタクシーで偶然知り合った現地の男性に人生初となるホームステイをさせてもらうなど、ジュニア自身「自分でもびっくりするくらいスキルが上がった」と驚くほど積極的な姿勢を見せる。

また、せいじがジュニアの姿に「成長したな」と思わず漏らす一幕も。普段決して見せることのない弟に対する優しさや、弟から兄に向けた尊敬の念など、この番組でしか見ることのできない素の2人の絶妙な空気感は必見だ。

「人生観が変わりました」「幅が広がった」とジュニアに大きな経験をもたらした今回の旅。ぜひお見逃しなく。

千原兄弟コメント

――今回日本人探しの旅を経験した感想は？

千原ジュニア：とにかくめちゃくちゃ楽しかったですね。感動もすごく大きいですし、スケールの大きな宝探しをしているような感覚でした。いや、この番組のロケはほんまに絶対行ったほうがいいです！僕はそもそもこの番組のMCを担当させていただくまでは、海外に行くことはおろか興味もなかったですし、ましてや海外での食事なんて、この番組でVTRを見ていなかったら無理だったと思います。この番組に関わってみて「海外旅行も楽しそうやねんな」と感じるようになったし、いざ行ってみたら価値観もずいぶんと変わったと思います。

――モロッコの旅でもっとも辛かったことは？

ジュニア：人がいない道をあてもなく歩き続けるというのはしんどいことなんや、と実感しました。でもこれまでのVTRを見ていると、みなさんめっちゃ歩くので覚悟ができていましたし、想定内でした。みなさんはもっと辛いでしょうから、それを思えば全然歩けましたね。

――印象に残っている楽しかったことは？

ジュニア：海外でバイクに乗れたのがすごく気持ちよかったです。あとは、人生初のホームステイは僕にとって大きな経験になりました。サボテンの実を収穫したりとか、経験できないことをできたのは、やはり楽しかったですね。何よりも、次の海外ロケに早く行きたいと思っています（笑）。

――せいじさんと久々の兄弟での旅となりましたが、せいじさんの様子は？

ジュニア：兄弟で海外は10年、15年以上ぶりですね。帰国のトランジットで立ち寄ったドバイの空港でせいじを見たときに、まるで近所のスーパーを歩いているようだったんです。それだけ現地に馴染んでましたね。（せいじは）毎月のようにアフリカへ行っているからそりゃあ慣れるんでしょうけど、我々の知らないことをかなり知っているだろうなと肌身で感じたし、言葉は違うけどコミュニケーションがとれているのがやっぱりすごいなと思いました。

――せいじさんは旅をしているジュニアさんを見て新発見はありましたか？

千原せいじ：「こんなにも楽しい気持ちをストレートに出す奴やったっけ？」というくらいストレートに楽しさを出していたなって思いました。僕も見たことがないくらいストレートやったと思う。そこは新たな一面でしたね。