アニメ座芸人ら乱入のトータル「爆ハリ！」

昨日8月14日、千葉・幕張イオンモール劇場にてトータルテンボスによる「爆ハリ！」が開催され、プラスマイナス、若井おさむらがゲスト出演した。

「爆ハリ！」は月曜から金曜まで、しずる、パンサーら5組が日替わりでトークやゲーム企画を展開している1時間のお笑いライブ。イレギュラーで固定メンバー以外の芸人が担当することもある。

トータルテンボスが「爆ハリ！」を行ったのは今回が2回目。8月23日（土）からは同劇場を皮切りに全国漫才ツアー「strelka」をスタートさせる彼らだが、「雨宿りに来たよって方ー？」という質問に何人かの手が挙がると、「そのくらいのほうがハードルが低くていい」と安心する。「逆にもうガチガチに笑いに来たんだって方ー？」と尋ねてみるとこちらのほうが反応が多く、大村は「荷が重いですよ！（笑）」と慌てた素振りを見せた。

世間がお盆休み期間中ということで、藤田は妻が実家に帰省しているために起こしかねない寝坊や遅刻の可能性について話し始める。そこから家族の話に派生していき、大村は義父が今までに引き起こした、とっておきの“天然エピソード”を立て続けに披露して笑いを誘った。通常10分のところを、25分もフリートークに割いてしまったのもこのライブならではの気張らなさ。「祭り」にまつわるテーマトークでは、観客とコミュニケーションを取りながら盛り上げていった。

クイズ企画に入る前に、こちらからオファーをかけていない“ゲスト”が来ることがアナウンスされる。ここで、この日同じく千葉・イオンモール幕張新都心の特設会場で夏まつりイベントを行うはずだった、プラスマイナス、R藤本、こりゃめでてーな伊藤、セブンbyセブン玉城、若井おさむが登場。彼らは天候不良でイベントが中止になってしまったため、急遽「爆ハリ！」に出演することになったのだ。

若井おさむら「劇団アニメ座」に所属する面々は、何の前触れもなく自己紹介代わりに寸劇を展開。「急に合同コントやめて！」（大村）とほかの芸人や観客を驚かせる。プラスマイナスも負けじと得意のモノマネを披露。賑やかなまま、藤田が大好きな甲子園に関するクイズ企画へ突入した。

アニメキャラになりきった芸人たちにとって、クイズはもはや大喜利。客層にそぐわなくてもそのキャラで押し通す彼らだったが、若井だけ急に普通の大喜利に路線変更する場面も。濃いキャラクターたちのあとに回答しなければならない藤田も渾身のもじりで奮闘。最後は観客も巻き込んでの大喜利大会となり、大盛り上がりのうちに終演となった。

なおトータルテンボスの漫才ツアーは8月23日（土）から11月29日（土）まで、全国13会場14公演開催される。