「3人で決勝へ」野爆川島、竹若、佐田が新ピンネタライブ

来月7月28日（月）、東京・新宿文化センター小ホールにて、野性爆弾・川島、バッファロー吾郎・竹若、バッドボーイズ佐田のピンネタライブ「筒子（ピンズ）～R-1の決勝で会いましょう～」が開催される。

きっかけは、ピンネタをやったことがなかった佐田が、肉糞亭一門のトップである肉糞亭スポーツ師匠こと川島に相談したこと。その川島がすぐさま竹若に声をかけ、このライブが誕生した。同ライブでは、3人がそれぞれピンネタを披露。「R-1ぐらんぷり」のチャンピオンらをゲストに招いてのコーナーなども検討しているとのことだ。

それぞれ方向性の違う3人だが、どのようなネタをやるかはお楽しみとのこと。今後は3人で全国を周る予定ということで、竹若は「最初のほうはやりたいことをやりつつも、アドバイスをもらったり、いろいろ変わっていくかなと思います」と語った。またタイトル通り、夢は3人がR-1の決勝で顔を合わせることだという。「決勝で『今日どっちのネタでいくんですか？』『あー、あれはウケるわー』みたいな会話をしたり」と夢が膨らむ佐田。最後に3人を代表して川島が「日本中のみんなに、1人でもできるんやってところを見せたいです。いろんな角度のお笑い見せてあげたいなって」と深い思いを語った。チケットは本日6月26日よりチケットぴあ、チケットよしもとにて販売中。

バッファロー吾郎・竹若、野性爆弾・川島、バッドボーイズ佐田コメント

――このライブのきっかけは？

佐田：僕がピンネタをやったことがなかったので、「ピンネタライブをやろうと思ってる」と師匠に相談したら、「じゃあ俺もやる」と。

――……アドバイスとかではなく？

佐田：そうなんです。「やる」と。

川島：で、竹若さん誘ったら絶対やるやろなって、すぐ電話したら「やる」って。

――「やる」って言ったんですか？

竹若：言いましたねえ。

――どうして川島さんに相談したんですか？

佐田：僕は何でも師匠にお話しするので。ちょうど一緒にラーメンを食べに行ってたときに。

竹若：言うても川島は「R-1ぐらんぷり」ファイナリストですから。

川島：まあまあまあまあ。

佐田：ファイナリストに相談するのが一番ですから。

川島：ええ、ええ、まあね。

――川島さんは佐田さんの話を聞いたときどう思ったんですか？

川島：腹いっぱいやから、頭に血が回ってへんねやろうなと思いましたね。頭ボーっとして言うてんねやろうと。

――なぜ「俺もやる」といったんですか？

川島：俺もボーっとしてたんで。

――竹若さんもですか？

川島：竹若さん寝てましから。朝一に電話したんで。

竹若：「いいよ」って言ってもう一度寝ました。

――読者にメッセージをお願いします。

川島：基本コンビでやってますから、1人というのは逃げ場がなくて、スベっても言い訳できないので、そういうひりついた状態の3人を、白みがかった眼（まなこ）で見てもらいたいですね。

竹若：3人と言いながらも1人の戦いでもあり、お互いに刺激を受けながらもライバルになると思うので、お客さんがダイレクトな反応を示してくれたほうが僕たちも変わっていけると思います。温かく見守りながらも厳しく見てください。

川島：いいですね、厳しく見てほしいです。

佐田：僕は一番後輩なので、先輩の胸を借りるつもりでネタをやりたいと思ってます。トークライブではなく、個々のお笑いなので、お得感はあると思います。

川島：キャッキャいうようなチャラけたイベントじゃなくて、よきライバルの3人なんでね、楽屋も別々で。

竹若：移動もホテルも別でね。

佐田：打ち上げとかもありませんしね。打ち上げることなんて何があろうかと。

川島：そうそうそう。シビアなイベントです。

佐田：3人の単独ライブを観られるっていう感じ。

川島：へー。

佐田：……。

――心折れてないですか？

佐田：ちょっと折れかかってます。

筒子（ピンズ）～R-1の決勝で会いましょう～

日時：2014年7月28日（月） 19:15開場 19:30開演
会場：東京・新宿文化センター小ホール
料金：前売2500円 当日2800円
出演者：野性爆弾・川島 / バッファロー吾郎・竹若 / バッドボーイズ佐田
チケット：チケットぴあPコード438-290