「いつの間にか負けた」後輩の躍進に大吉まさかの敗退

先月5月31日、東京・ルミネtheよしもとにて「ダイナマイト関西2014 ～全日本選手権 グループリーグ予選5～」が開催。グループDの博多大吉がR藤本と対戦した感想を語った。

“日本一の大喜利大会”として15年近くその名を轟かしてきたダイナマイト関西。今大会では出場者16名による初の総当たりリーグ戦が行われている。グループDは、大吉、R藤本、ケンドーコバヤシ、アンガールズ山根の4人。大吉はこれまでケンドーコバヤシに1対0で敗れ、山根に2対0で勝利していたため、この戦いが決勝進出の鍵となった。

R藤本は15年後輩で、同じ福岡出身という間柄。冒頭のVTRではR藤本に対して「ドラゴンボールをあんまり読んでないのでほんとに申し訳ない」とジャブを。また相方・華丸のサプライズVTRでは、「コートジボワール、ぜひ突破していただきたい。行こうブラジル！ くぅー！」という応援にならない応援も寄せられた。

これまで順調な戦いぶりを見せていた大吉だったが、1問目で冒頭から藤本にポイントを取られ、次に出した大吉の回答はポイントならず。続いて藤本の回答がポイントを獲得し、いきなり2ポイント差に。その後大吉もポイントを取るが、機転の利いた回答でR藤本が大吉を離し2ポイント差のまま2問目へ。2人とも怒涛の勢いで回答を出した結果、大吉の回答はなかなかポイントにつながらず、3対0という大差で後輩のR藤本が勝利を手にした。

試合後、動揺するR藤本の「マンモスうれピーです」というコメントに対して、「マンモスくやピーです」と先輩の余裕で返した大吉。予選敗退となったが、後輩の健闘を称え拍手を送った。

グループDからはすでにケンドーコバヤシの決勝進出が決まっており、このグループの対戦はすべて終了。次回、6月28日（土）の「グループリーグ予選6」ではグループAとグループBの対戦が実施される。チケットは各プレイガイドにて販売中。8月16日（土）の決勝戦「ダイナマイト関西2014 ～全日本大喜利選手権 決勝トーナメント大会～」のチケットも現在販売中となっている。詳しくは大会オフィシャルサイトで確認を。

博多大吉試合後コメント

──試合を終えた今のお気持ちは？

まあ、でも……しょうがないですね。

──ご自身のコンディションはどうでしたか？

いや、まあ、別に普通です。最後の試合なので、今までの流れとは違う答えのほうがいいかなってちょっと考えた面もありますけど。それまでにあらゆる角度のボケが出てるので、それを削っていったほうがいいのかなとか。

──藤本さんのこの早い回答ペースについては予想されてましたか？

いやまったく、早かったですね。

──焦りはありましたか？

いやあ、それほど。僕もスピードには自信があるので、いつか追いつくだろうと思ってました。最後まで負けると思ってなかったです。最後のお題で、いろんな角度から答えを出してみたんですけど、全然ポイントが取れなくて。いろいろ考えてるうちにいつの間にか負けた感じです。

──予選敗退が決まったことについては？

悔しくないと言ったら嘘になりますけど、このまま決勝に行ってたら、天狗になってたかもしれないですね。また次の大会が開かれるとすれば呼ばれるように普段から頑張るしかないです。

──華大さん仕切りの大喜利ライブはやらないですか？

いやー相方の前ではあまり見せたくないです（笑）。また、いつでもどんな大会でも、どんな規模でも僕は出ますので、ぜひ声をかけてもらいたいです。

ダイナマイト関西2014 ～全日本選手権 グループリーグ予選6～

日時：2014年6月28日（土） 19:30開場 20:00開演
会場：東京・ルミネtheよしもと
料金：前売3000円 当日3500円
インタレスティングプロデューサー：バッファロー吾郎A　実況：ザ・プラン9・浅越ゴエ
対戦（グループA）：ロバート秋山 vs バッファロー吾郎・竹若
対戦（グループA）：ロバート秋山 vs キングオブコメディ高橋
対戦（グループB）：笑い飯・西田 vs オードリー若林
対戦（グループB）：ピース又吉 vs せきしろ
対戦（グループB）：ピース又吉 vs オードリー若林
ほかエキシビジョンマッチあり

ダイナマイト関西2014 ～全日本大喜利選手権 決勝トーナメント大会～

日時：2014年8月16日（土） 15:00開場 16:00開演 20:20終演予定
会場：東京・浅草公会堂
料金：ロイヤルシート1万5000円（中央最前2列確定＋豪華特典付） S席7000円 A席6000円 B席5000円
出演者：（インタレスティングプロデューサー）バッファロー吾郎A / （MC）ザ・プラン9・浅越ゴエ / ずん飯尾（グループC 1位） / 伊藤修子（グループC 2位） / ケンドーコバヤシ（グループD 1位） / R藤本（グループD 2位） ほかグループA、Bそれぞれの1位通過者と2位通過者