「アイデンティティのため」くじらがシャレオツライブ開催

来月5月11日（日）、東京・レフカダにて、くじらのライブ「くじらいぶ（決）～俺ってシャレオツボーイです～」が開催される。この内容を巡って、若手ベテラン会による話し合いが昨日4月21日都内某所にて行われた。

若手ベテラン会は、大輪教授、スパローズ、飛石連休・藤井、くじらによるユニット。昨日はニコニコ動画チャンネル「ニコジョッキー」の番組「若手ベテラン会」の生配信があり、残念ながらそこで大輪教授の芸人引退が発表された。番組終了後、会場を移した食事の場で大輪教授を労うかと思いきや、くじらは自ら主催のライブに必死。さっそく大輪教授を作家として引き込もうとするなど、ライブの内容について相談し始めた。

出演者はくじらとスパローズ森田で、内容はこの時点でまったくの未定。2012年9月に森田が行ったライブ「スパローズ森田presentsイジり無双～おいしくするから手ぶらで来て！～」にくじらが味をしめている様子を見せると、森田は「熱々の鉄板は？」「スタンガンはダメ？」と提案する。容易にOKしないくじらに「観客が見たことない土下座をしないと」と言うと、「ていのいい土下座はやらない」と言い切り、周囲をムカッとさせていた。

人任せのくじらだったが、理想を聞かれると「恋愛の話とかしたいねー」「お客さんの恋愛相談もしたい」と本気で発言。なぜか自信満々に「恋愛のライブをやりたかったんだよね。あいつら（観客）臆病だから」とウキウキし始めた。唖然とした周囲からお笑いライブであることを確認されるも、「恋愛に関してバラエティにするのは無理だよ」と真顔で言い放ったため、危うく森田から目を潰されかけたくじら。藤井ペイジから「20年もやっててなんでそんな上から目線なの？」と聞かれると、「観客を笑わせようと思ったことはない。自分のアイデンティティのためにやってる」と、迷うことなく答えていた。

その後、「くじらがオススメするこの夏のファッション」「くじら的情熱大陸」「森田のことが大嫌いなくじらの嫁に森田から10の質問」などの案も出ていた同ライブ。詳細は決まり次第、劇場オフィシャルサイトにて発表される。「俺と森田くんがやったら来るだろ」と、くじらはファンを信じていたので、その意見に同意する人はぜひ足を運んでみよう。