「戦えるのが幸せ」ロンブー亮D関2敗も大喜利に喜び

先月3月29日に東京・ルミネtheよしもとにて「ダイナマイト関西2014 ～全日本選手権 グループリーグ予選3～」が開催。グループCのロンドンブーツ1号2号・田村亮が麒麟・川島、伊藤修子と対戦した感想を語った。

“日本一の大喜利大会”として15年近くその名を轟かしてきたダイナマイト関西。今大会では出場者16名による初の総当たりリーグ戦が行われている。グループCは、亮、川島、伊藤、ずん飯尾の4人。亮はこれが初戦となった。

久々の大喜利だけに意気込みVTRでは「声をかけてもらって嬉しかった。テレビとは違う自分を出せるチャンス」と語っていた亮。しかし1試合目の対川島戦で緊張し、思うように答えが出せず。1問目は一問必笑の回答をしてみせたものの、2問目ではなぜか“笹”というワードが頭から離れなかったそうで、笹パニックに。結果1対3で敗戦してしまった。

2戦目は女優・伊藤との対戦で、ほかのメンバー同様「戦いにくい。芸人にはない感性でぶつかってくる」と懸念。それでも「ライブは編集がないのがいい。スベろうとウケようと戦えるのが幸せ」と喜びをにじませていた。1戦目との間に気持ちを切り替えたようで、緊張がとけた亮は伊藤に負けじと回答を量産。互角の戦いを見せ互いにリーチとなったが、伊藤に最後のポイントを持っていかれた。

グループCの次回対戦は4月26日（土）に行われる「グループリーグ予選4」の飯尾対伊藤。亮対飯尾は5月31日（土）の「グループリーグ予選5」となる。いずれもチケットは各プレイガイドにて販売中。詳しくは大会オフィシャルサイトで確認を。

ロンドンブーツ1号2号・田村亮試合後コメント

──試合を終えた今のお気持ちは？

楽しかったです。2戦目は特に。1戦目は正直言って、もう頭が回ってないというか、楽しめてない感じがすごくしました。人の顔も何も見えてない感じ。机の上で自分のポイントがわかるようになってることもまったく気づいてなかったんです。2戦目でこんな便利なもんあったんやって思いました。

──しかし、1戦目の1問目では、最初の回答が大爆笑となりましたよね。

実はあの答えは早くに浮かんでたんです。でも川島がちゃんとした答えを出すまで待ってました。いくら考えてもそれしか回答出てこなかったので、これがウケるタイミングで出さないとと思って。

──2問目の回答数は確かに少な目でした。

2問目も、お題が苦手なのか、エンジンがかかってないだけなのかわからなかった状態で。そこで、なんか力が抜ける“笹”ってフレーズを使いたいって思ってからは、お題に沿ってってことではなく、笹をどう使うかしか考えられなかった。笹パニック（笑）。

──1戦目のあとの楽屋での過ごし方は？

エキシビジョンとほかの人の対戦を楽屋で見ながら自分なりに答えてて、やっと1速に入ったような感じに。「あ、やっと大喜利の脳みそになれた」と思いました。実際2戦目は答えは出ましたし、もうちょっと余裕があったら違う戦い方とかもできたのかなと。

──伊藤さんとの対戦の感想は？

崩し方がとんでもないというか、全然違う方向だったので、俺は逆に王道でいかないとと思ってたんですけど、王道の答えのパターンがそこまで浮かんでこなくて。修子さんは手数がすごいです。まずそこ。それであのルックス、あの声質、やっぱり強いですよね。

──最後に飯尾さんとの対戦が控えていますが、意気込みは。

飯尾さんは若手のときにめっちゃ絡みあったんですよ。昔のコンビ、La.おかきのときから知ってます。飯尾さんも、声も面白いし表情も面白いし、自分の世界を作るのもうまいので、僕は手数でいくよりは楽しみながらできたら。もう決勝進出がなくなったのは気持ちが楽になりました。今後も大喜利はやっていきたいです。

ダイナマイト関西2014 ～全日本選手権 グループリーグ予選4～

日時：2014年4月26日（土） 19:00開場 19:30開演
会場：東京・ルミネtheよしもと
料金：前売3000円 当日3500円
インタレスティングプロデューサー：バッファロー吾郎A　実況：ザ・プラン9・浅越ゴエ
対戦（グループB）：笑い飯・西田 vs せきしろ
対戦（グループC）：ずん飯尾 vs 伊藤修子
対戦（グループD）：ケンドーコバヤシ vs アンガールズ山根
対戦（グループD）：ケンドーコバヤシ vs R藤本
ほかエキシビジョンマッチあり