中学生とのプロジェクト参加、ロザンが語る被災地のいま

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昨日3月20日、沖縄コンベンションセンターにて、スマイルとうほくプロジェクトの映像作品「写真で綴る、被災地の『いま』を伝えるプロジェクト」が上映され、ナビゲーターを務めたロザンがその感想を語った。

スマイルとうほくプロジェクトの映像作品「写真で綴る、被災地の『いま』を伝えるプロジェクト」にて、ナビゲーターを務めたロザン。

スマイルとうほくプロジェクトの映像作品「写真で綴る、被災地の『いま』を伝えるプロジェクト」にて、ナビゲーターを務めたロザン。

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このプロジェクトは、日本各地の中学生が被災地を訪問し、少しずつ伝わりにくくなってきた被災地の“いま”を写真と文字を通じてレポートする活動。昨年2013年は宮城県石巻市、名取市、南三陸町、岩手県陸前高田市、釜石市、宮古市、福島県南相馬市、会津若松市・会津美里町、いわき市の3県内、計9カ所を全国の中学生総勢45名とロザンが訪れた。

映像では、中学生たちが取材を通して感じたこと、思ったこと、聞いたことをリアルに描写。取材に立ち会ったロザンが1年間のプロジェクトを振り返り、率直な思いを語っている。菅は会見で「僕らでいいのかって気持ちがあったんですが、話を聞かせていただき、被災地と中学生たちの橋渡し役ということだったので、全力で和ませるということを念頭に置いてやらせてもらいました」とコメント。「中学生を相手にするのは宇治原さんの苦手とするところだったので」と相方の宇治原をイジると、宇治原は「苦手ではないけど」とツッコミつつ「被災地はニュースで見てるつもりではあるんですけど、実際行ってみるとまた違うものがあったので、僕らもですが、中学生たちが地元に帰ってそれを多少なりとも伝えてくれたら」と語った。

また、現地の様子について菅は「建物は復興してるんですが、人と全然会ってないなと感じました。関西とか東京では絶対ありえない」と衝撃だったそう。宇治原は「すごく穏やかな先生がおられて、自分がその立場だったらそうできるかどうか。逆に熱を持った方もいらっしゃって、いろんな方がいるんだなと思いました」と思い返した。最後に2人は「自分の身は自分で守れ、とにかく逃げろと教えられました」と現地の人々からの教訓を反芻。「防災に頼りすぎちゃいけない」「自分の地元のことを考えてほしい」と、思いもよらなかったアドバイスを改めて繰り返していた。

また、この日のビーチステージでは、ロザン、NON STYLEフルーツポンチによる「写真で綴る、被災地の『いま』を伝えるプロジェクト」上映会も開催。フルーツポンチ村上は祖父母が宮城に住んでおり、石田は被災地によく行くなど、それぞれ東北にまつわるエピソードも。宇治原から「井上は東北禁止ちゃう?」とイジられ続けたNON STYLE井上だったが、「何かをしてほしいということではなく、東北に遊びに来てくれるだけで嬉しいんですよね」としっかりアピール。「沖縄国際映画祭のような祭りを東北でも」という案も飛び出し、最後は会場で行われている募金への協力を呼びかけた。この作品はスマイルとうほくプロジェクトのオフィシャルサイトにて視聴可能。ロザンの活動も掲載されているので、ぜひチェックしてみよう。

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いつき @itsuki1208

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