「コントに命を懸けぶつかり合う」かもめんたるが語るKOC

本日12月18日、DVD「キングオブコント2013」が発売。これを記念して、チャンピオンのかもめんたるがキングオブコントについて語った。

優勝を機にさまざまな番組に出演している2人だが、「そんなに忙しくないので、十分楽しめるというか、『ああよかったな』って思えます」（う大）、「幸せを実感できる忙しさですね」（槙尾）と順調な様子。今月12月1日放送の「行列のできる法律相談所」（日本テレビ系）では2人の夢を叶えるコーナーが行われ、現在配信中の「内村さまぁ～ず」最新話では、「大都会クイズ！早稲田を笑いで一杯にしたい男達!!」と題して、内村光良、さまぁ～ずとともに、2人の母校である早稲田大学でロケをするなど、嬉しい仕事に胸を弾ませていた。

そのぶん苦労も大きく、う大は「慣れない現場で毎回傷だらけになってます（笑）。かさぶたになった頃にまたかさぶたがはがれての繰り返しで、最近麻痺してきました」と苦笑。「でも、バイきんぐさんやサンドウィッチマンさんから『だんだん慣れてくるから』ってアドバイスもらって。みんな思うことで、普通のことなんだなってわかりました。小学校から中学校に上がった感じですかね」と語った。

一方、槙尾は「僕は楽観的で、周りが今まで会ったことがない人達ばかりなので楽しくて。今まで僕らがいられなかった場所にいられることがほんとに幸せなこと」と感謝。「う大さんはボケの責任があるから大変なんですけど、僕にアドバイスくれた先輩は『とりあえず収録は楽しんだほうがいいよ。その空気をいかに楽しんで参加できるかだよ』って言ってくれました」と言うと、う大は「そういうほかの人からのアドバイス教えてくれないんですよ」と不満が。「僕へのアドバイスも全然言ってくれないんです。僕は呼び水として槙尾にいろいろ言ってるのに」と言うと、「え？ 言っていいの？」と槙尾はビックリ。「なんか言うと『調子乗ってる』とか『お前が言うな』とか言うから。僕から見てこうすればいいのにって思うことはありますよ。もっと楽しめばいいのに、とか」と、改めて2人で意思確認をしていた。

「セカンドステージの後半の流れはぜひ通して見てもらいたいです。それぞれネタもみんな面白いですし、生放送独特の緊張感と、芸人審査員のジャッジは、どんな大会にもないところなので」（槙尾）、「特典映像にある裏側とか見ていただくと、キングオブコントはこれだけ無名な人たちがコントに命を懸けてぶつかり合ってる場所だとわかると思います。ドラマの側面が強い部分がある大会なので、感動できると思います」（う大）と、最後に2人からメッセージ。12月29日（日）13時からは、東京・タワーレコード渋谷店 B1F CUTUP STUDIOにて、「1000万円授与式＆かもめんたるネタ披露」イベントが開催される。

また、DVD「かもめんたる単独ライブ『メマトイとユスリカ』」も本日発売。こちらは7月に行われた彼らの単独ライブが収録されており、KOC決勝1回目のネタ「一期一会」初披露のほか、かもめんたるワールドを思う存分堪能することができる。来年2014年の単独ライブについてもすでに考えているとのことで、「単独ライブをちゃんとやっていこうというのは決めています」「全国をライブで周ってみたい」というコメントも。う代は「次の単独ライブは重要ですよね。気持ちを引き締めて臨みたいです」と意気込みを見せた。今後の情報はサンミュージックオフィシャルサイトで確認を。