「パシャオク」史上最高額、パンサーとトリプルデート落札

スマホ向けオークションサービス「パシャオク」の「えがお∞（むげんだい）プロジェクト」に出品された「パンサーとトリプルデートができる権利」が今月11月頭に落札された。お笑いナタリーでは、この権利が行使されたときの模様をレポートする。

「パシャオク」は、Amebaの公式オークションで、著名人のプレミア商品やここでしか落札できないユニークな体験型商品などが出品されている。今回のプロジェクトでは、よしもと芸人たちが落札者を笑顔にするためのさまざまなモノや体験企画などを出品。その第1弾企画として発表された「パンサーとトリプルデートができる権利」は、なんと「パシャオク」史上最高額となる56万円という金額で落札された。

今回は、東京・台場にあるラウンドワンスタジアム ダイバーシティ東京 プラザ店（スポッチャ）にて、トリプルデート。パンサーは集合場所で落札者の女性3名と挨拶をすると、「まずは体を動かして緊張を取り除こう」ということで、いきなりのバスケットボール3on3対決へ。向井・菅チームと尾形チームにわかれての対決で、開始早々、向井・菅チームの女性のシュートが決まると、尾形はムキになってヒートアップ。女性相手に華麗なランニングシュートを披露してみせた。パンサーも落札者もいきなり汗だくになったこの勝負は、最終的に向井・菅チームが勝利。悔しい尾形は、「これやろうぜ！」と、サッカーゴールに書かれた番号を狙って蹴るゲーム「キックターゲット」を提案。颯爽とボールを蹴るも、番号は1枚も倒れず。続く向井、菅、女性陣も結局1枚も倒せずに、あまり盛り上がらない結果となってしまった。

その後、e-スポーツグラウンドの「バーチャルホッケー」や卓球では、再び向井・菅チームと尾形チームにわかれて激しい攻防戦。また、レーシングゲーム、「太鼓の達人」など、アミューズメントデートの王道もしっかり楽しみ、最後は落札者の希望で記念のプリクラ撮影をすることに。最新機の設備に戸惑うパンサーの3人だったが、無事撮影をすると、3人がラクガキをしてプレゼントした。

体験企画を終えて、向井は「非常に楽しかったです！ 相手のみなさんにも楽しんでもらえたのかな」と喜びのコメント。菅は「どんな人が来るのか不安だったけど楽しかった」と充実した時間を過ごした様子だった。また、向井が「キックターゲットだけは一番盛り上がらなかったですね。それ以外は全部盛り上がりました」と尾形のほうを見て言うも、尾形は「プリクラは良かったね！」と知らんぷり。呆れた向井だったが、「このメンバーでプリクラ撮るなんてもう一生ないと思うので、それだけでも記念と思ってもらえたらいいです」と言うと、菅も「あのプリクラは落札額以上の価値があると思います」と太鼓判を押した。

今回の落札額の収益は日本赤十字社へ東日本大震災義援金として寄付。プロジェクトは2014年3月まで行われる。次回出品アイテムは決定次第、プロジェクトのオフィシャルサイトにて発表。詳細はオフィシャルブログで確認を。