りんたろーピンチ、北見のシャンプー権がまさかの分岐点に

スマホ向けオークションサービス「パシャオク」の「えがお∞（むげんだい）プロジェクト」に出品された「ベイビーギャング北見にシャンプーしてもらえる権利」が今月11月頭に落札された。お笑いナタリーでは、この権利が行使されたときの模様をレポートする。

「パシャオク」は、Amebaの公式オークションで、著名人のプレミア商品やここでしか落札できないユニークな体験型商品などが出品されている。今回のプロジェクトでは、よしもと芸人たちが落札者を笑顔にするためのさまざまなモノや体験企画などをオークションに出品。北見はかつて美容師をしていたことを生かした権利となっており、相方のりんたろーは、“思い出フォトカメラマン”として、後日アルバムにして落札者に渡す写真を撮影する。

権利が行使されたのは昨日11月21日。東京・スパイスアヴェダ サロン＆スパ玉川店にて、落札者がシャンプー台の椅子に座ると、慣れた手つきで「苦しくないですか？」と落札者の首にタオルを巻く北見。テキパキとシャンプーを始めると、りんたろーは「めっちゃ気持ち良さそうじゃーん！」と、さっそくシャッターを切り始めた。真剣にシャンプーをする北見をよそに、りんたろーは「俺カメラマンとしての腕上がってきたわ」「俺の写真少な目ですけど大丈夫ですか？」「あーこれベストショットだ」と、大はしゃぎ。北見は苦笑しながら注意しつつも、リクエストに応えてカメラに視線を送るなど、りんたろーの指示に従っていた。

シャンプーのあとは、マッサージ、ブロー、スタイリングで終了。最後は3人で記念写真を撮ったり、サインをプレゼントしたりなどのサービスも。2人は落札者が店を出るところまでしっかりお見送り。落札者も大満足の様子だった。

終了後、北見からは「久しぶりに美容師の作業をして、楽しいなって思いましたね。事故で医者から美容師できないって言われてたんですけど、戻りたくなりました」というコメントが。りんたろーは焦って「ダメだからね、絶対ダメだからね！ ほんとに。俺1人じゃ何もできないんだから」と必死。「お笑いだと舞台でスベると凹むんですけど、美容師の仕事はある程度技術が身に付けばウケることしかない。今日がターニングポイントですね。実は美容師時代の先輩から誘いとかあるんですよ」と話が止まらない北見に、「ダメだから！ 2人で芸を磨いてウケるものを作っていこうよ！ 誘いとか全力で止めるから！」と説得していた。

また、りんたろーに撮影の感想を聞いたところ、「たまらなかったですね。アルバムは僕が欲しいくらいです。彼の魅力が詰まってますから。僕のポテンシャルでその魅力を引き出してます」と自信満々。美容師姿の北見も捨てがたいようで、「隣でネタをやってるときとはまた違った魅力だったんですよね。手とかすっごいキレイだった」と素直に褒めていた。

今回の落札額は2万6501円で、収益は日本赤十字社へ東日本大震災義援金として寄付。プロジェクトは2014年3月まで行われる。次回出品アイテムは決定次第、プロジェクトのオフィシャルサイトにて発表。詳細はオフィシャルブログで確認を。