昨日9月8日、東京・吉本興業本社にて「よしもと1DAYアカデミー2013『
吉本興業の芸人・タレント養成所「吉本総合芸能学院(NSC)」とスタッフ・クリエイター養成所「よしもとクリエイティブカレッジ(YCC)」によるセミナーの一環として実施中の「よしもと1DAYアカデミー」。よしもと芸人が回替りで特別講師を務めるこの講座に、今回はピースが講師として登壇した。進行役を務めたのは東京NSCでピースの1期後輩にあたる
「テレビに出て人気者になりたかった」という綾部は「ある程度スベッて(笑いの)筋肉が鍛えられる。若手は前に出るしかない」と芸人としての心構えを説いたほか、自身の現状について「下積み時代よりも仕事面では頭を抱えたりしてキツい。でもいいことも当然たくさんある」とリアルな心境を告白。又吉は「舞台でモノマネやギャグをやる、となったときに、5年目くらいまで後ろのほうに隠れて目立たんようにしていた。でも途中からは『1個やらな、死ぬ』という一心でやってきた(笑)」と明かして会場の笑いを誘った。
後半には受講生との質疑応答コーナーも。「この相方でよかったと思うことは?」という質問に、綾部は「ペースが同じ。よくも悪くも舞台に出てきただけでお客さんに笑われる(笑)」と又吉に言及した上で「一生のパートナーになるかも知れない。相手をよく知っておくのがいい」と相方選びのポイントを伝授。一方の又吉は「相方は社交的。自分にない部分を持ってる。熟女からの支持もある(笑)」と笑いを交えて綾部を評した。
最後に受講生へのメッセージとして、綾部は「何があるかわからない。やめたら終わり。厳しい世界だけど、芸人になってボケてツッコんで、こんな幸せな仕事はない」と力強いエールを送る。又吉も「一時期おかっぱ頭にしたこともあるが、そういう奇のてらい方は、だいたいミスる(笑)」と自らの反省を踏まえて語った。
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