ゲロネタソング豪華版「キュートン歌謡ショー」大成功

2013年10月5日 22:03 60 2 お笑いナタリー編集部

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昨日10月4日、東京・ルミネtheよしもとにて、キュートン3カ月連続公演第1弾「キュートン歌謡ショー」が開催された。

キュートン3カ月連続公演第1弾「キュートン歌謡ショー」エンディングの様子。(c)（株）フォトプロ

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進撃の巨人風「キュートン3カ月連続公演」チラシ

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オープニングはまず、「第12回 Japan Expo」でパリを沸かせた相撲ブラザーズ（くまだまさし、アホマイルド坂本）による始まりの儀式・アメリカ国家斉唱。続いて、椿鬼奴、増谷キートン、くまだまさし、アホマイルド、しんじのキュートンメンバーが全員集合し、「お寿司に天ぷら水炊きくーりーごーはーんー」で終わる謎のオリジナルソング「キュートン歌謡ショー」を笑顔で歌い上げ、観客をキュートンワールドへいざなった。

第1部はアホマイルド坂本がMCとなり、「歌謡ショー」と言いつつどう見てもいつもの「ゲロネタSHOW」を展開。坂本は初めて来た観客のためにあらかじめ「やりたいからやってるだけ」と、そっと解説を付け加えた。1人目のシンガーは鬼MAXで、披露した曲は「TACATA」。MAX「Tacata'」にのせて3人分の振りマネをする鬼奴に、観客は大盛り上がりで手拍子と声援を送っていた。その後は、キートンによる「2人でキャッチボール」のムード歌謡バージョンとアメリカンロックバージョン、SAMポジションのしんじによる「EZ DO DANCE」、東方と神起による「why?」など、まさにゲロネタソングのオンパレード。坂本が名解説でギリギリ観客を繋ぎとめながら、最後は鬼シャイニーによる「シャーロック」で、1部を締めくくった。

2部はゲストによるステージで、1組目はどぶろっくがヒット曲「もしかしてだけど」を熱唱。Cメロを含むロングバージョンで、途中観客と「もしかしてだけど」「Do you wanna make love」などのコールアンドレスポンスも。観客のノリのよさに、「いつもは異端児だけどここでは正統派」と喜んだどぶろっくは、近所の女性歯科助手のために作った新曲もサービスした。2組目は、ハブ牛ことハブと、キュートンの作家によく似た謎の男・ギャル男のテクノフォークユニット・タランチュラ。2人は、テンポの合わない不思議な曲を繰り出し、しどろもどろなトークを交わした上、カラータイツを駆使した実写版・初音ミクを登場させるという破壊的なステージを繰り広げ、キュートンさえも混乱に陥れた。

最後は大スターの風格たっぷりなゆうたろうが登場。ゆうたろうがサングラスを外すだけで、「キャー！」という声援が上がり、会場は歌謡ショーのラストにふさわしい盛り上がりとなった。ゆうたろうは「せっかくだから」と、「西部警察」の音楽に合わせてキュートンとポージングコラボ。さらに「めちゃくちゃ歌の上手ないい女をスペシャルゲストに呼んでる」と会場中を喜ばせた。「銀座の恋の物語」が流れ、「どーも、八代亜紀です」と現れたのは、いつのまにか姿を消していた鬼奴。ゆうたろう同様雰囲気はたっぷりだったが、声はカスカスで、キュートンメンバーはコケたり顔をしかめたりしながら2人の熱いデュエットを見守るハメになった。

エンディングは、鬼奴の強い希望で、「徹子の部屋コンサート」のエンディングを真似し、「You Are My Sunshine」を全員で合唱。やりたい放題の1時間だったが、会場は終始笑いと拍手が溢れていた。

キュートン3カ月連続公演第2弾「キュートン本公演2013」は11月5日（火）に東京・新宿文化センター小ホールで、チケットは現在発売中。第3弾「オールナイトキュートン」は12月6日（金）に東京・新宿ロフトプラスワンで、本日10月5日よりイープラスにてチケットが発売される。