「最強新コンビ決定戦 THEゴールデンコンビ」をいろんな角度から楽しむ #1 [バックナンバー]
夢のタッグが実現!「THEゴールデンコンビ」参戦8組が立てた戦略は?
収録前インタビューから紐解く“新コンビ”の関係性
2024年10月15日 18:00 45
時間通り収録場所に行ければ勝つ(津田×永野)
ダイアン津田が選ぶ“最強新コンビ”相方は?
──どんな相方を求めますか?
津田 困らせるようなことをやってくれる人がいいかな。どうせならもうむちゃくちゃスベるくらいのことをする人のほうがやりやすいです。
──スベることは怖くない?
津田 その先に笑い起きそうじゃないですか。テクニカルなことされてもわけわからないので、もっとシンプルな人がいいです。パワーとか即興性で。吉本じゃないほうがいいですね。
──それはなぜですか?
津田 同じ吉本だと、ちょっと置きにいっている、勝負してない感じがする。優勝したいので。賞金欲しいです。「M-1グランプリ」とか、今まで数々そういうチャンスはあったんですけど、一切かすってもないので、賞金1000万というのに憧れます。
──今思い描いている人と組めば勝てる?
津田 勝てると思います。少なくともその場を荒らすことはできます。どっちかですね。ウケるか、むちゃくちゃスベるか。
ダイアン津田×永野 2ショットインタビュー
津田 OKしていただいてうれしいです、本当に。
津田 なるほど。
永野 それでまた沈んでたんだけど、こういう配信の時代が訪れた。地上波っていうのは配信番組で様子を見てから芸人を使うから、ここで結果を出そうと思ってるよ。でも、なんで選んでくれたんですか?
津田 正直、かき回してくれると思うんですよ。「ちょっと待って、これ何なの?」みたいな。みんなを困らせていただきたい。
永野 「THEゴールデンコンビ」のルール自体を?
津田 そうです、そうです。
永野 はあー! さすが津田! 俺それ、今までけっこうやってたんですよ。バラエティ出て、「ラッセン」で呼ばれているのに「ラッセン」の形式自体を否定するっていう。でも、「形式の中で暴れるのがテレビだぞ」って怒られて、干されたんですよ。でも、テレビの永久切符手に入れたような芸人たちがテレビに力がなくなったら急にYouTube始めて。もう俺の時代ですよ。
──ほかのコンビを見ていかがですか?
津田 実は我々が一番芯食ってるんちゃうかなと思ってるんですけど。これぞ「ゴールデンコンビ」じゃないですか。
永野 本当だ。ほかのコンビはいかにもだもんね。マジでなんか想像できるじゃん。あ、でも
津田 恩義を感じてるんですね。
永野
津田 ちょっとちょっと。そこらへんもぶち壊してくださいよ。「なんであんなこと言ったんだよ!」くらいの感じで。
永野
津田 恩義だらけやないか!
永野 恩義しかない。だって俺、彗星のごとくこの業界に飛び込んできて、21年かけて人に頭下げて売れたから。
津田 それって彗星なんですか? MCは千鳥さんですよ。
永野 千鳥には恩義感じてる……。でも千鳥はいいです。相性がいいので。千鳥からのムチャぶりもありますよね? だったらもう倍増効果で。
津田 あとやっぱりコンビなので、ちゃんとコンビとして機能してもらわないとな、というのもありますよ。
永野 でも、それぞれがそれぞれのことをやってるコンビがよくない? お互いに100以上の力を出して、千鳥が「あかんやん。これコンビの意味ないやん」っていうのがもう巻き込んじゃってることになるから。
津田 とか言って、本番の日に萎縮するのとかやめてくださいよ。
永野 真面目な話すると、萎縮でダメになるんじゃないかなって考えたときもあったんですよ。だけど今俺、萎縮すら味になってる。俺ね、今、全勝ちなんですよ。緊張してる姿すら面白いんで。最強ですよ。
──最後に意気込みをお願いします。
永野 津田くんに誘ってもらったっていう喜びと、この企画がもう面白いじゃないですか。楽しみでしょうがないですね。楽しくやっても勝つし、萎縮してても勝つし、結局、時間通り収録場所に行けば勝つと思う。
津田 ちゃんと行ければね。
永野 行ければ勝つ。その域に来てるから。
津田 そうですね。僕が今一番足りてないパーツが永野さんだと思ってるんですよ。だからコンビというよりも、合体して1人で戦う感じ。もうニコイチ。もうこれでいきたいと思います。
プロフィール
津田篤宏(ツダアツヒロ)
1976年5月27日生まれ、滋賀県出身。2000年にユースケとダイアンを結成。吉本興業所属。
永野(ナガノ)
1974年9月2日生まれ、宮崎県出身。1995年より活動するピン芸人。グレープカンパニー所属。
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