「ZIMA MUSIC FIGHTERS meets ライブナタリー」 PR

「ZIMA MUSIC FIGHTERS meets ライブナタリー」はっとり(マカロニえんぴつ)×高橋海(LUCKY TAPES)対談|HOTとCOOL、それぞれのスタイル貫くツーマン

ライブナタリーとZIMAによるライブイベント「ZIMA MUSIC FIGHTERS meets ライブナタリー」が、9月から10月にかけて全国5都市で行われる。

イベントは全公演対バン形式となり、King Gnu、フレンズ、マカロニえんぴつ、LUCKY TAPES、パノラマパナマタウン、向井太一、SHE IS SUMMER、Czecho No Republic、佐藤千亜妃(きのこ帝国)の計9組が出演する。本イベントの開催にあわせて、音楽ナタリーでは出演者同士による対談連載企画を展開。3回目となる今回は9月25日に愛知・CLUB UPSETで対バンするマカロニえんぴつのはっとり(Vo, G)とLUCKY TAPESの高橋海(Vo, Key)の対談を掲載する。エモーショナルな歌詞をポップなメロディに乗せて届けるマカロニえんぴつと、ブラックミュージックを取り入れたムーディなサウンドが特徴のLUCKY TAPES。普段は活動するシーンが異なる両バンドのフロントマン2人は、その意外な接点や当日のライブの意気込みを語ってくれた。

取材・文 / 三浦良純 撮影 / 映美

一緒に峯田和伸を観た

──あまり競演イメージのない2人ですが、初対面ではないそうですね。どういったつながりがあったんでしょうか?

高橋海(LUCKY TAPES) かほさんだよね。

はっとり(マカロニえんぴつ) そうですね。

高橋 モデルの瀬戸かほさんが、僕らのデビューシングル「Touch!」のミュージックビデオに出演してくれてるんです。

はっとり かほさんは僕らの最初のMVにも出演していて。

高橋 そのつながりですね。最初に会ったのは「YATSUI FESTIVAL! 2015」かな。

はっとり 同じステージの前後に出演していて、僕が挨拶しに行きました。

高橋 そのときにかほさんもいて、3人で誰かのライブを観たよね。クリープハイプだっけ。

はっとり いや、TSUTAYA O-EASTに峯田(和伸)さんを観に行きました。

高橋 ツーマンは今回が初めてだね。

はっとり でも、昔からLUCKY TAPESは聴いていたし、ライブも観に行ってます。最近だと5月に自分と仲のいいあいみょんとLUCKY TAPESのツーマンライブを観に行って、楽屋でも会いました。LUCKY TAPESのライブはホーンセクションが入ってるのがいいですよね。僕らもストリングスを入れてる曲はあるんですけど、管楽器が入ってると質感が全然違う。

作詞作曲へのこだわり

──高橋さんはマカロニえんぴつに対してどういうイメージがありますか?

高橋 熱い印象がありますね。

はっとり LUCKY TAPESはクールですもんね。

高橋 いや、普段こんな感じだけど、ライブだと意外と熱いよ(笑)。マカロニえんぴつの歌詞とかツイートとか見てると、深く考えている人なんだなと。自分も深夜に熱い思いを言葉にしてみたりするけどなかなかうまく表現できなくて諦めちゃったりするから。

はっとり これ半分disですね(笑)。

高橋 ツイートがけっこう回ってくるんだよね(笑)。

はっとり タイムラインを汚してるみたいで……。

左からはっとり(マカロニえんぴつ)、高橋海(LUCKY TAPES)。

高橋 いやいや、楽しみに読ませていただいていますよ。マカロニえんぴつの言葉の熱さはLUCKY TAPESにはない部分かなと思います。

はっとり 僕はわかりやすく熱くて、突き刺さる言葉を求めたりするんですけど、LUCKY TAPESはさらっとしたサウンドの中でシンプルな言葉を繰り返すイメージがあります。LUCKY TAPESって最初の頃は英語で歌っていましたよね。最近は日本語ですけど、英語で歌ってきたバンドが日本語で歌うと、シンプルな言葉でも深い意味が込められてるような感じがするし、なんかズルいなと(笑)。僕らもたまに英語で歌ったらいいのかな。

──お二人ともバンドの大半の曲を作詞作曲されていますが、それぞれどのように制作に取り組んでいるのですか?

高橋 自宅でパソコンに向かって「やるぞ!」と仕事モードに入ってスタートするタイプです。お風呂に入ってるときとか電車乗ってるときに降ってくるみたいなことはあんまりないです。

はっとり(マカロニえんぴつ)

はっとり 理想は仕事モードに入って作ることなんですけどね。僕は感情が沸々としてるときしか作れなくて。だいたい深夜に曲を書きます。お酒を1人で飲むのが好きなんですけど、家で飲んでると感傷に浸りやすくなって、そういうときにおもむろにアコースティックギターを爪弾きながら歌って。

高橋 だから、熱い言葉になるんだ。

はっとり なっちゃう。Twitterもそうなんです。熱いときに書いて後悔するという。ツイートは消せますけど。

高橋 確かに(笑)。

はっとり 最近は歌詞を書くのが楽しいです。言葉の組み合わせは無限にあるので、自分だけの組み合わせができないかって考えてます。

──高橋さんは歌詞にどのようなこだわりがありますか?

高橋海(LUCKY TAPES)

高橋 僕はサウンド重視で音楽を作っているので、基本は歌っていて気持ちいいメロディになるように考えて歌詞を書いてます。ただ、英語だけでなく日本語で書くようになってからは、意味もしっかり考えて、伝えたいことや普段思っていることを言葉にしようとはしています。歌詞を書くのは一番時間がかかりますね。アレンジや作曲は慣れてきた面もあるし、音楽理論に則って進められるんですけど、歌詞は理屈じゃないから時間を費やしたぶんだけ進むものじゃない。

はっとり 僕も全然進まないことがよくあります。昔は“デタラメ英語”の曲を作ったあと、日本語の歌詞を入れていく手順で曲を作っていたんですけど、仮歌に引っ張られちゃって、余計に時間がかかってました。最近は歌詞と曲を同時に作るようにしています。