ナタリー PowerPush - Who the Bitch

ポップでパンクで、でもそれだけじゃない! 1stフルアルバム「Toys」ついに完成

ヒダカトオル メールインタビュー

インタビュー風景

──Who the Bitchと知り合ったのはいつ頃で、きっかけはなんでしたか?

LD&Kでのサラリーマン時代、会社所属のアーティストがギタボー(G, Vo)エヒの前身バンドと同じイベントに出たりすることも多く、会場や打ち上げで一緒になることが多かったので、かれこれ10年くらいの付き合いになります!

──Who the Bitchの1stアルバムに参加してみて、Who the Bitchはどういったバンドだと感じましたか?

ドラムのyatch以外は、本来のパートじゃない楽器を手にしているわけですが、経験年数5年前後であれだけ弾いて歌っているのは、ちょっと脅威というか、努力の賜物というか……不思議なバランスで成り立っているバンドです。

──レコーディングで苦労した点は?

前述した通りあまりスキルはないので(笑)、プログレッシブなアレンジになると再現が難しいので、ライブを想定したアレンジを心がけました!

──Twitterもフォローし合い、Who the BitchのUstream番組にも数回ご出演しているヒダカさんから見て、普段のWho the Bitchはどんな人たちですか?

ベースのナオちゃん以外は、普通のおっちゃん、おばちゃんですが(笑)、音楽への愛はそんじょそこらのバンドマンより全然深い人達です! それぞれ好きなジャンルもバラバラなのですが、俺がUstとかで教えたアーティストへの食い付きもハンパなく、良い意味でリスナー目線を失わない、気取りのない人達。

──最後に、Who the Bitchに一言お願いします。

お互い、しぶとく音楽を続けてきて、ぼちぼち周りの同年代がいなくなりつつありますが、ここまで来たら1人でも聴いてくれる人がいるなら、とことんロックンロールしちゃいましょう♪

「ナタリーコメント」 Who the Bitch × ヒダカトオル(MONOBRIGHT, ex. BEAT CRUSADERS)

ニューアルバム「Toys」 / 2011年6月8日発売 / 2500円(税込) / DCT records / XQJS-1003

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CD収録曲
  1. So I love you.(very very short ver.)
  2. Know a way
  3. ベクトル ~いつの日かたどりつけるこの足で~
  4. Telephone
  5. アイダホ
  6. Superstar
  7. Summer
  8. あなたのまゆげ ~Love's bible~
  9. 赤いレモンティー
  10. Rest
  11. カリスマヒーロー(パチパチ ver.)
  12. Chicken Heart
Who the Bitch(ふーざびっち)

2005年に結成された、ehi(Vo, G)、Nao★(Vo, B)、yatch(Dr)からなる3ピースバンド。パンク、オルタナ、ガレージなどの要素を吸収したジャンクでロックな "デスコパンク"サウンドが特徴。

2009年にはミニアルバム「ミラクルファイト de GO! GO! GO!」をリリースし、全国20カ所に及ぶツアーを敢行。同年夏には「e+エンタメ市場《meets》×SUMMER SONIC '09」へエントリー。130万票にもおよぶユーザー投票とプロデューサー選考を経て、応募総数2106組の中から「SONIC STAGE」出演の座を獲得し、音楽ファンや音楽関係者の間で大きな話題を呼ぶ。

2010年は配信限定楽曲「Satisfaction de No reaction」と2枚のシングル「Superstar」「カリスマヒーロー」をリリース。秋には全国13カ所を巡る「Superstar×カリスマヒーロー TOUR」を敢行し、ファイナル公演の新宿LOFTワンマンライブを満員御礼で成功させた。

ヒダカトオル

1968年千葉県生まれ。1997年にBEAT CRUSADERSを結成し、ボーカル&ギターを担当。2004年にメジャーデビューを果たし多くのロックファンの支持を集める中、2010年にバンド解散。その後MONOBRIGHTへの電撃加入を発表した。バンドと並行してソロや複数のユニットでも活躍。木村カエラ、GOING UNDER GROUND、磯部正文ら他アーティストへの楽曲提供・プロデュースも積極的に行っている。