楽しいこともつらいことも想像以上だった1年
──今までのイメージを一新する今回のシングル「I do love you!」は、デビュー1周年記念日の12月7日にリリースされますが、デビュー2年目の新たな展開を予感させる作品になりました。
ALLY 「I do love you!」は今までのWHITE SCORPIONのイメージとは真逆の曲ですが、2年目を迎えるにあたり、表現の幅を広げるという点でとても意味のある楽曲だと思っています。あと、今まで私たちはパフォーマンス重視で活動してきましたけど、メンバーみんなの顔面が強いグループでもあると思うんですよ(笑)。なので、例えば歌番組に出たときに笑顔のアップが映って、視聴者の方に「かわいい!」って興味を持ってもらえたらいいなと思います。WHITE SCORPIONの新しい面をたくさん見せていきたいです。
MOMO 今までWHITE SCORPIONを応援してくださっている方はもちろん、新しい層の方の心にも響いてほしいですね。
HANNA 「I do love you!」は特に10代に刺さりそうな曲なので、若い世代の人たちにWHITE SCORPIONをもっと好きになってもらいたいです!
──アイドルとして1年間活動して、きっと喜びや悔しさなどさまざまな感情を味わったと思うのですが、率直に今はどんな感情が強いですか?(参照:秋元康プロデュースの新アイドル、その名もWHITE SCORPION!12月にキングレコードよりデビュー)
ACE アイドルになって音楽活動ができて、この1年間、楽しいことはたくさんありました。だけど、それ以上に「アイドルという職業は本当に大変なものだな」と実感した1年でもありました。だからこそ、この11人で売れたいという気持ちがどんどん強くなっていて。まず今は12月7日の「WHITE SCORPION 1st ANNIVERSARY LIVE~追撃。~」を埋めたいのと、来年はWHITE SCORPIONをさらに大きなグループにしていきたいという思いでいっぱいです。
NICO この1年を通してメンバー同士の仲がとても親密になったし、スコピスト(WHITE SCORPIONファンの呼称)の皆さんとの絆も深まったと感じています。スコピストの皆さんがSNSなどを通じて私たちのことをいっぱい広めてくださって、本当に感謝しています。そして12月7日は私たちとスコピストさん、そしてキングレコードさんと親戚になった記念日だと思っているので、これからも“TEAM WHITE SCORPION”として一致団結して活動していきたいです。
MOMO 私はもともとアイドルオタクで、いろんなアイドルさんのライブのメイキング映像なども観ていたので「きっとつらいことも楽しいこともあるだろうな」と思っていました。実際は、どちらも想像以上でしたね。確かにすごく大変だけど、それ以上にステージに立ったときやファンの方と触れ合ったときの喜びが大きいので、楽しく活動できています。あと、NICOが言った通りメンバーの仲はとても深まったと思います。それこそNICOには怖そうなイメージを勝手に持っていたけど(笑)、実際はグループを引っ張ってくれるお姉さん! メンバーみんな優しくていい子なので、「このグループに入れてよかった!」という気持ちです。
HANNA オーディションで夢を勝ち取ってデビューして、初めての経験をたくさんさせていただき、すごく充実した1年でした。そして、WHITE SCORPIONをたくさんの人に知ってもらったり広めたりすることってすごく大変だし難しいことなんだなと感じた1年でもありました。私としては、ライブやイベントを重ねていくごとに「楽しい」と思える瞬間が増えていったので、2年目はもっとがんばって大きい舞台に立ちたいです。
ALLY 楽しい思い出はたくさんあります。でも総じて一番大きいのは「悔しい」という気持ちです。今までの私たちは、きっと各々悔しい気持ちを持っていたと思うんですけど、それをあまり口に出してこなかったんです。でも初のワンマンライブ「WHITE SCORPION 1st ONEMAN LIVE~初撃。~」を経験したり(参照:WHITE SCORPIONが初のワンマンライブ開催、息の合ったパフォーマンスで観客に“初撃”与える)、デビュー1周年ライブの開催も決まったりする中で、改めてみんなで集まって「やっぱり悔しいよね。もっとがんばらなきゃいけないよね」という意識を確認し合いました。
──初のワンマンライブは悔しさが残るものだった?
ACE 課題がたくさん見つかったライブでした。慣れないことばかりでしたし、思い通りにいかない部分もあって。なので、この反省を次に生かしたいと考えています。
WHITE SCORPIONの一番の強みはパフォーマンス
──1stワンマンの経験を踏まえて、「WHITE SCORPION 1st ANNIVERSARY LIVE~追撃。~」はどんなステージにしたいと考えていますか?
MOMO ワンマンライブを一度経験しましたし、みんなで話し合いをして「ここの演出はこうしたい」と意見を出し合いながら準備を進めています。観に来てくださった方全員に「いいライブだったな」と思ってもらえるライブにしたいです。
ACE WHITE SCORPIONの一番の強みを聞かれたら、やっぱりまずはパフォーマンスだと思っていて。そしてこの1年の活動を通して、ステージでの生き生きした表情や臨機応変な対応も私たちの魅力に追加されたと思っています。「これからのWHITE SCORPIONを応援したい」と思ってもらえる、熱いライブにできたらいいなと。
NICO 会場が竹芝ニューピアホールで、初のワンマンライブのときと比べてキャパが2倍になっているので、私たちにとっては初体験の規模感です。もちろんパフォーマンスにも注目してほしいし、私たちメンバーの意見が反映された演出もあると思うので、期待しかないライブになっています! WHITE SCORPIONのことが少しでも気になっている方はぜひ来ていただきたいです。あと、「オーディションのときは応援していたけど……」という方がいたら、ぜひ今回観に来てほしくて。この1年間でたくさんのものを得た私たちを見てもらえたらうれしいです。
──今オーディションの話が出ましたが、「IDOL 3.0 PROJECT」でともに切磋琢磨し、残念ながら最終審査で落ちてしまったファイナリストたち、通称“FINALIST”がRain Treeというグループ名で来年デビューすることが決定しました(参照:秋元康プロデュースの新グループ・Rain Treeデビュー!WHITE SCORPIONの背中を追う17人)。このニュースを聞いてどう思いましたか?
MOMO オーディション後もがんばっている姿を見ていたので、彼女たちのデビューが決まってうれしいです。そして同時に、負けられないなって。デビュー時期という点では私たちのほうがちょっとだけ先輩になるので、今まで以上にがんばらなきゃと気が引き締まりました。
話し合って決めた目標の会場は
──さて2024年も残りわずかとなりましたが、2025年のWHITE SCORPIONの目標はありますか? 今描いている展望を聞かせてください。
NICO 2025年12月7日、デビュー2周年の日にはTOKYO DOME CITY HALLに11人で立ちたいです! 先日メンバーで話し合ってこの目標を立てました。
ALLY 目指す場所を具体的に決めたほうが団結しやすいんじゃないかなと思って。現状を踏まえつつ、希望も込めてTOKYO DOME CITY HALLを目標の会場に定めました。
MOMO TOKYO DOME CITY HALLって、東京ドームに場所が近いじゃないですか。私たちはいつか東京ドームでライブをしたいと思っているので、その夢へ向かう第一歩になったらいいなと思っています。
──TOKYO DOME CITY HALLでのワンマンライブ実現に向けて、今後どういった部分を克服したり強化したりしていきたいですか?
HANNA メンバーみんなSNSをやっているので、今以上にそれぞれ発信していきたいです。その中で1人でもバズれば、その子をきっかけにグループの知名度アップにもつながると思いますし。あと、WHITE SCORPIONを新たに知ってくれた方をより引き付けるために、パフォーマンス力をもっと高めていきたいです。
ACE がんばる姿には人を突き動かす力があるんじゃないかなと思っていて。結局すべては私たち次第だと思うので、できることは全部やりたいですし、与えていただいたチャンスは何1つ逃さないようにしたいです。
──では最後に、今後の活動への意気込みとともに読者へのメッセージをお願いします。
HANNA まずは12月7日の「1st ANNIVERSARY LIVE ~追撃。~」を完売させて、2年目に向けていいスタートを切りたいです。そして、6thシングル「I do love you!」は今までよりも私たちを身近に感じていただける楽曲だと思うので、ぜひ新たなWHITE SCORPIONを知ってもらえたらうれしいです。これからも応援よろしくお願いします!
公演情報
WHITE SCORPION 1st Anniversary LIVE~追撃。~
2024年12月7日(土)東京都 竹芝ニューピアホール
[第1部]OPEN 14:00 / START 14:30
[第2部]OPEN 17:30 / START 18:00
プロフィール
WHITE SCORPION(ホワイトスコーピオン)
秋元康が総合プロデュースを務めるアイドルプロジェクト「IDOL3.0 PROJECT」から誕生したグループ。2023年4月より約半年間にわたってオーディションが行われ、投票企画の結果、11人がデビューメンバーに選ばれた。プロジェクトを手がけるのは、エンタテインメントコンテンツの企画、制作および開発を担うオーバース。メンバーはコンサートや握手会などのリアルな場と、メタバース空間やそのほかオンライン上などのバーチャルな場の両軸で活動を展開する予定。オーバースが発行する暗号資産「Nippon Idol Token(NIDT)」による資金調達でプロジェクトが進行し、NIDTの保有者にはさまざまな特典が付与される。2023年12月にキングレコードよりデビュー曲「眼差しSniper」を配信リリース。これを皮切りに2024年4月まで毎月配信シングルを発表した。9月には初のパッケージ作品となるミニアルバム「Caution」をリリースし、東京・時事通信ホールで初のワンマンライブ「WHITE SCORPION 1st ONEMAN LIVE ~初撃。~」を行った。12月7日に6作目のシングル「I do love you!」をリリースし、東京・竹芝ニューピアホールでデビュー1周年記念ワンマンライブ「WHITE SCORPION 1st Anniversary LIVE~追撃。~」を開催する。
WHITE SCORPION(ホワイトスコーピオン)オフィシャルサイト
WHITE SCORPION (@whsp_official) | X