理想のセットリストを組んだプレイリスト
──今回、堂珍さんには「青春ナンバー」というテーマのMr.Childrenのプレイリストを制作していただきました。選曲の基準は?
「このセットリストのライブだったら絶対に観に行きたい」というテーマで選ばせてもらいました。
CHEMISTRY堂珍嘉邦が選ぶ
「Mr.Children青春ナンバー」
- ラヴ コネクション
- Dance Dance Dance
- everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-
- シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~
- and I close to you
- デルモ
- ありふれたLove Story ~男女問題はいつも面倒だ~
- 幸せのカテゴリー
- 星になれたら
- 虹の彼方へ
- Mirror
- 雨のち晴れ
- 車の中でかくれてキスをしよう
- 手紙
- So Let's Get Truth
- シーラカンス
- 花 -Memento-Mori-
- Asia(エイジア)
- ALIVE
- タイムマシーンに乗って
- 虜
- ゆりかごのある丘から
- 深海
- Everything(It's you)
- 傘の下の君に告ぐ
- ボレロ
- CROSS ROAD
- innocent world
- my confidence song
- Over
十代の頃によく聴いていた曲が中心で、アルバムで言うと「Atomic Heart」「深海」「BOLERO」の曲がほとんどですね。全体の構成としては、まず「ラヴ コネクション」「Dance Dance Dance」などのノリのいい曲から始まって、寄り添ってくれるような優しい曲、アコースティックな曲があり、そこからシーケンスを交えたディープな世界に入る。さらに「虜」「ゆりかごのある丘」「深海」あたりで涙腺を刺激しつつ、「Everything(It's you)」で泣いてもらって。最後は「CROSS ROAD」「innocent world」あたりで「ミスチル大好き!」と盛り上がってエンディングを迎えるというコースです(笑)。
──素晴らしい! 理想のライブを作る感覚でプレイリストを制作するのも楽しいですね。
自分の好みで選べますからね(笑)。このプレイリストって、かなり男目線だと思うんですよ。「男性はこれが好きでしょ」という曲が多いと言うか。さっきも言いましたけど、本音の部分だったり、なかなか人に言えない感情が感じられる曲に惹かれるので。「So Let's Get Truth」「シーラカンス」「タイムマシーンに乗って」あたりは、まさにそういう曲だと思います。
リアルな日常を描きつつ、世界の全部を歌っている
──このプレイリストの中で、特に思い入れのある曲は?
いろいろありますけど、まずは「深海」かな。夢見心地と言うか、まるで宇宙で泳いでいるような浮遊感のあるサウンドも好きだし、歌詞も切ないんですよね。自分の思いは届かないけど、確かに相手はそこに存在しているっていう。これは人の心を鷲掴みにする1つの鉄則だと思うんですよ。マンガや映画でもそうだけど“手が届きそうで届かない”という物語に人は惹き付けられるので。こういうところも桜井さんのすごさ、Mr.Childrenの魅力でしょうね。「ボレロ」もいいですね。この曲にも社会的なメッセージが含まれていると思うんだけど、その中心には自分自身の人生、生活もあって。そういうバランスがすごくうまいんですよね、桜井さんは。リアルな日常を描きつつ、世界の全部を歌っていると言うか。恋愛の歌ももちろん素晴らしいですが、こういう曲を聴くと「マネできないな」と思います。さらに「シーソーゲーム ~勇敢な恋の歌~」「innocent world」などのポップイズム満載の曲もある。だからこそ、これほど長く支持され続けているんでしょうね。
──四半世紀以上に渡って音楽シーンのトップにいるわけですからね。
そうですよね。Mr.Childrenの楽曲はほとんどが桜井さんの作詞作曲。そのプレッシャーは相当すごいと思うんですよ。もちろんメンバーの皆さんとも話し合ってるでしょうし、僕のプレイリストに入っている曲は小林武史さんがプロデュースしてしますが、桜井さんが背負っているものは本当に大きいだろうなと。それを引き受け続けて、素晴らしい楽曲を生み出していることに対してはずっとリスペクトしています。
──そんなMr.Childrenの全シングル、全アルバムのダウンロード配信、サブスクリプション配信がスタートしました。こちらについてはいかがでしょう。
Mr.Childrenを知らない若い世代のリスナーはこの機会にぜひ聴いたほうがいいですね。僕のプレイリストは1990年代の曲が中心ですが、今聴いても素晴らしいので。僕も改めて聴き直してみようと思います。
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堂珍嘉邦(CHEMISTRY)選曲
- CHEMISTRY「Heaven Only Knows / 13ヶ月」
- 2018年6月20日発売 / Sony Music Associated Records
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初回限定盤
[CD+DVD+写真集]
3000円 / AICL-3519~20
- CD収録曲
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- Heaven Only Knows
- 13ヶ月
- DVD収録内容
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- LIVE TOUR 2017-18「Windy」 -Behind The Scene Movie-
- Heaven Only Knows -from "LIVE TOUR 2017-18「Windy」" 3月7日 Bunkamura オーチャードホール-
- Heaven Only Knows -Music Video-
- Heaven Only Knows -Music Video Making Movie-
- ユメノツヅキ(Slow & Emotional) -from "LIVE TOUR 2017-18「Windy」" 3月7日 Bunkamura オーチャードホール-
- Windy -Music Video-
- Windy -Music Video Making Movie-
- ユメノツヅキ(Short ver.) -Lyric Video-
通常盤 [CD]
1300円 / AICL-3521
- 収録曲
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- Heaven Only Knows
- 13ヶ月
- Heaven Only Knows(T-Groove Remix)
- Heaven Only Knows -Instrumental-
- 13ヶ月 -Instrumental-
アナログ盤 [アナログ]
1944円 / AIJL-5326
- 収録曲
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Side-A
- Heaven Only Knows
- 13ヶ月
Side-B
- Heaven Only Knows(T-Groove Remix)12inch ver.
- Heaven Only Knows(T-Groove & monolog Mellow Mix)
- 堂珍嘉邦(ドウチンヨシクニ)
- 2001年3月にCHEMISTRYのメンバーとして「PIECES OF A DREAM」でメジャーデビュー。同年11月には初のオリジナルアルバム「The Way We Are」をリリースし「NHK紅白歌合戦」への出場も果たした。2012年4月のCHEMISTRY活動休止と同時にソロ活動を本格化させ、同年10月に初のソロワンマンライブを開催し、11月にはソロデビューシングル「Shout / hummingbird」をリリースした。2017年2月28日に東京・東京国際フォーラム ホールAでのライブをもってCHEMISTRYの活動を再開。2018年6月20日には活動再開後第2弾シングル「Heaven Only Knows / 13ヶ月」をリリースした。音楽活動と並行して映画や舞台、ミュージカルなどで俳優としても活動している。