tccmの音楽性や個性的ならキャラクターは、リスナーだけでなく同世代のアーティストからも高い支持を受けている。そんな彼らの魅力や素顔を、7組のバンドに語ってもらった。
この7組は「ライフスタイル・メイクスマイル コンパクトディスク」のリリースを記念して、7月19日にtccmの古巣・下北沢ERAで行われるリリースパーティーに出演するバンドばかり。いずれもtccmとの親交が深く、彼らのことを知り尽くした仲間たちばかりだ。
avengers in sci-fi
- tccmとの出会いはいつごろ、どんなきっかけでしたか?
- ニーチェがtccm以前に所属していたバンドと昼間の下北沢SHELTERライブで対バン。ニーチェバンドを見に来ていたシモリョーともファーストコンタクト。
- 最初に彼らのライブを観たり、音源を聴いたりしたときの印象は どんなものでしたか?
- ジェラシーでした。
- あなただけが知っているtccmメンバーの秘蔵&爆笑エピソードや、彼らとの忘れられない思い出があれば教えてください。
- SHELTERの出会いが今につながっているかと思うと爆笑&感慨深し。ですね。
- 7月19日のリリースパーティーに向けての意気込みをお願いします。
- 前日大阪なので遅刻だけはしないよう気をつけます。(コハタタロウ/Vo,G)
avengers in sci-fi:2002年結成のスリーピースバンド。エレクトロ要素をふんだんに取り入れた軽快なロックサウンドで、幅広い層からの支持を集めている。2007年に「FUJI ROCK FESTIVAL」ROOKIE A GO-GOに出演。年内には待望の2ndアルバムをリリース予定。
wooderd chiarie
- tccmとの出会いはいつごろ、どんなきっかけでしたか?
- 2003年の5月くらいです。その時シモリョーが下北沢ERAというライブハウスでブッキングで働いていたのをきっかけに知り合いました。
- tccmの一番の魅力はどんなところだと思いますか?
- これしか無いと思う一言があります。tccm、5人それぞれの人間性です。ライブで素晴らしい笑顔が出来るバンド、それは今まで悔しい思いや苦労を重ねたバンドにしか出来ないことだと自分は思います。努力をし続ける5人にこれからもエールを送り続けます。
- あなただけが知っているtccmメンバーの秘蔵&爆笑エピソードや、彼らとの忘れられない思い出があれば教えてください。
- 2005年6月~10月まで自分がtccmでタカミーの代わりにサポートでベースを弾いてライブをしていたことですかね。それで、自分が初めてtccmに加わってライブをした時にタカミーが見に来ていた。「自分で弾けよ!(笑)」ってなことがありました。その頃tccmに入って一緒に作っていた曲、「turtle lives with rabbit」は個人的に懐かしく、思い出深い曲です。
- 7月19日のリリースパーティーに向けての意気込みをお願いします。
- 出演する全バンドにとって、忘れられない一日を作り上げたいと思ってwooderd chiarieはライブをします。(久保寺豊/B)
wooderd chiarie:2001年結成の4人組バンド。エモ、ポストロックを中心に独特の神秘的な雰囲気を漂わせたサウンドで高い評価を受けている。10月23日には下北沢SHLETERで自主企画「オオガラスの放物線vol.3」を開催。11月にはフルアルバムを発売予定。
pocketlife
- tccmとの出会いはいつごろ、どんなきっかけでしたか?
- 2004年の春先に約束の地、下北沢ERAで対バンしたのがきっかけだったと思います。
- tccmの一番の魅力はどんなところだと思いますか?
- やっぱりライブの楽しさが一番の魅力!
- あなただけが知っているtccmメンバーの秘蔵&爆笑エピソードや、彼らとの忘れられない思い出があれば教えてください。
- 一時期ニーチェくんと同じバイト先に居ました。席も真後ろで「振り向いたらヤツが居る!」的な感じで楽しかったです。tccmの過去のBLOGなんかにも載ってるんだけど「はとぽっ○」という飲食店について色んな意味で熱く語るニーチェ君の表情は凄みが倍増していてロックを感じました。
- 7月19日のリリースパーティーに向けての意気込みをお願いします。
- まずtccmの皆には呼んでくれたことに感謝します。記念すべきレコ発を祝えるのが実に楽しみ、ポケライ流ビッグロックの真骨頂を見せたいと思います。ロッケンロー。(BxAxNxZxAxI/B)
pocketlife:メンバーチェンジを経て2007年より現在の4人体制に。パンク、ハードコア、ミクスチャーなどあらゆるジャンルのロックを融合したパワフルなサウンドが特徴。今年1月にアルバム「peoplepeople」をリリース。夏には関東で6本のライブが決定している。
From Blind Starter
- tccmとの出会いはいつごろ、どんなきっかけでしたか?
- ボーカルのシモリョーさんとは高校の部活で知り合いました。そのときは新入部員と部長という関係だったので、それはもう恐ろしい存在でした。今では良い思い出となっています。バンド活動を通じて、各メンバーさんとの面識はtccm結成前からありました。tccmの結成を聞いたとき、どんなバンドになるのかすごく楽しみにしていたのを覚えています。
- tccmの一番の魅力はどんなところだと思いますか?
- まず一人一人の創作意欲が溢れ出ていることだと思います。創作することを妥協しない姿がすごくカッコイイです。加えて目標を達成するためにどうすれば良いのかということをしっかり自覚してらっしゃるし、人間として学ばされる部分が多々あります。
- あなただけが知っているtccmメンバーの秘蔵&爆笑エピソードや、彼らとの忘れられない思い出があれば教えてください。
- もう4年前になりますが、多摩川でバンドマンやライブハウス関係者が集まってバーベキューをしたことがありました。サッカーしたり、裸で体を寄せ合ったり、アコギで弾き語りをしたり、ナンパをしたり、音楽以外の交流がほとんど無いので印象に残っています。
- 7月19日のリリースパーティーに向けての意気込みをお願いします。
- パーティーの名に恥じぬよう、全力で盛り上げたいと思います。(臼井 裕明/B)
From Blind Starter:下北沢を中心に活動している5人組バンド。疾走感あふれる個性的なギターロックで注目を集めている。8月2日には下北沢ERAでSound cosmographyとの共同企画ライブを開催。
CANOERIDE
- tccmとの出会いはいつごろ、どんなきっかけでしたか?
- ニーチェとは小学3年生の時…同じ少年野球チームで三遊間を固めていました。バンドとしてのtccmは、皆もともとの友達ということもあり、我がCANOERIDEと初ライブを共にしました。
- 最初に彼らのライブを観たり、音源を聴いたりしたときの印象は どんなものでしたか?
- 皆がもともと力のある人間なのは知っていたので凄くかっこよくてもあんまり驚きませんでしたよーだ!
- あなただけが知っているtccmメンバーの秘蔵&爆笑エピソードや、彼らとの忘れられない思い出があれば教えてください。
- 中学時代、ニーチェが叫びに近い寝言を言いながら電気のヒモと闘っていたこと。
- 7月19日のリリースパーティーに向けての意気込みをお願いします。
- tccmファンの「こいつら誰?」というリアクションを楽しみにがんばります!(Kazuya Yamada/Vo)
CANOERIDE:活動再開したばかりの4人組バンド。美メロとエモーショナルなアレンジの組み合わせにより、独特の世界を作り上げている。名曲ぞろいの3曲入りシングル「CANOERIDE」を、タワーレコード渋谷店・モルタルレコードストア・indiesmusic.comで発売中。
LITE
- tccmとの出会いはいつごろ、どんなきっかけでしたか?
- 4年前に下北沢ERAのブッキングで出演した時に、僕らを見に来てくれた陽気なギタリスト、ヨッシーがデモ音源を持って、挨拶しに来てくれたことから始まります。
- 最初に彼らのライブを観たり、音源を聴いたりしたときの印象は どんなものでしたか?
- 最初に彼等のライブを見たのは彼等の企画(PolarPianoPlayer)に誘われて出た時。因みに俺が20歳の誕生日のときだったかな。陽気だったなー。最初から。
- あなただけが知っているtccmメンバーの秘蔵&爆笑エピソードや、彼らとの忘れられない思い出があれば教えてください。
- 陽気なベースのタカミーがガム食って歯が取れたことですかね。あと思った以上にステージでの陽気な彼等がビデオで撮られるとカメラ映えしますね。RUSH BALL☆10でそう感じた。
- 7月19日のリリースパーティーに向けての意気込みをお願いします。
- 下北沢ERAで昔からの仲間が一気に集まるのが楽しみだね。陽気な人達に囲まれつつ、おめでとうって心の中で叫びながら、ストイックな演奏をするつもりです。みんながいつも以上ひくくらいに。(井澤惇/B)
LITE:昨今のインスト・ポストロックブームの中で圧倒的な人気を誇る4人組バンド。そのストイックなサウンドは高い評価を受けている。2ndアルバム「Phantasia」レコ発ツアーのファイナルを9月19日に代官山UNITで開催する。
onsa
- tccmとの出会いはいつごろ、どんなきっかけでしたか?
- 2002年。僕が当時まだ悪魔超人でイケイケだった頃、正義超人だったシモリョー君に戦いで破れてからの仲です。
- 最初に彼らのライブを観たり、音源を聴いたりしたときの印象は どんなものでしたか?
- 彼等の初LIVEを見ていました。初にしてはかなりレベルが高かった記憶があります。当時はまだスラッシュメタルだった。
- あなただけが知っているtccmメンバーの秘蔵&爆笑エピソードや、彼らとの忘れられない思い出があれば教えてください。
- 笑顔。と、言いたいところだけど、辛い時、大変な時でも笑顔でいるその根性。そしてシモリョー君の偏屈さ。そこには夢があるから。
- 7月19日のリリースパーティーに向けての意気込みをお願いします。
- 打ち上げは頑張ります。(コヤマアツシ/B)
onsa:下北沢をホームグラウンドとする4人組バンド。岡崎孝和(Vo)の伸びやかなボーカルと壮大な音楽性と、対照的に三枚目なキャラクターで人気を集めている。10月8日にはRX-RECORDSより3rdアルバムをリリース予定。
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[ライフスタイル・メイクスマイル コンパクトディスク全曲解説]
2003年に下北沢で結成された、シモリョー(Vo,Key)、タカミー(B)、ジマス(Dr)、ヨッシー(G)、ニーチェ(G)の5人からなるロックバンド。ポップスやロックなどさまざまな要素を取り入れたサウンドと、個性的なライブパフォーマンスで人気を集めている。2006年11月に1stアルバム「アワークッキングアワー」をリリース。2007年7月に初のワンマンライブを下北沢ERAで開催し、大成功を収めた。同年暮れには幕張メッセで行われた「COUNTDOWN JAPAN 07/08」でフェス初出演を果たしている。