SBD(Super Break Dawn)|得意のバラードで描く“新しい別れ”

僕たちがこの曲で光を照らせたら

──今回のシングルのカップリング曲についても紹介してもらえますか?

TAKUYA 「I want you back」は未練たっぷりの男性が主人公の曲です。愛する人のことを必死に思っていて、ちょっと女々しいんですけど、これだけ思われている女性も幸せだろうなと感じます。

TAKA

TAKA レコーディング前のボイトレで「俺らとリンクするよね?」って言ってたよね。

TAKUYA そう。この主人公の恋愛観が俺たちと一緒。

TAKA 僕とTAKUYAくんは恋愛したら完全にこうなるタイプだと思います(笑)。

TAKUYA 共感しすぎて、レコーディングのときもすごく感情を入れやすかった。

YONG TAKUYAくん、ボイトレから練習とは思えないくらい気持ちが入っていて、めっちゃ泣きそうな顔して歌ってた。

TAKUYA 実際、かなりうるっと来てたよ。

──もう1つのカップリング曲「Starlights」はどんな楽曲ですか?

KOTARO いい曲です!

一同 (爆笑)

YONG でも、ホントにそうなんですよ。今回のシングルは総じていい曲ばっかり!

YUTO どれも推せるよね。「Starlights」に関してさらに言うと、歌詞が壮大で、今の時代だから歌える曲だと思います。

YONG コロナの影響で世界が大変なことになって……そういった中で生まれた楽曲でもあると思うし、この状況を飲み込みつつ「じゃあ2021年はどうやっていこうか」ということを歌った前向きなナンバーになっています。

RYO

RYO あと、この曲はサウンドもすごくきれい。

TAKUYA 耳にすっと入ってくるよね。世の中が暗い状態になっている今、僕たちがこの曲で光を照らしていけたらいいな。

HIRO 「膝を抱えた暗闇の中」という歌い出しで始まるんですけど、そこからだんだん光が差し込んでいくような雰囲気があって。僕たちのグループ名に入ってる、夜明けを意味する「Break Dawn」という言葉ともリンクするし、個人的にも大好きな1曲です。

初対面が一番怖かったメンバーは

──今年の4月で新メンバーのKOTAROさん、YUTOさん、YONGさん、RYOさんが加入してから1年が経ちます。グループの変化や成長についてどのように感じていますか?

YONG

YONG 思うように活動できないことも多い1年でしたが、そんな中でもこの8人でどう戦っていくか、ということがいろいろ固まった気がします。

TAKUYA グループの一体感やチームワーク、結束がどんどん強くなっているなって。新メンバーが加入した当初は、みんなの個性が強い分、見ている方向性がバラバラだったり、気持ちがそろってない部分もあったんです。「これからどうなるのか……」と思っていたんですが、メンバー全員で会議をするようになってからは少しずつ変わってきたのかなって。

YUTO 性格的な部分だと、この1年で先輩メンバーのキャラが大きく変わった気がします。すごくしっかりしてるイメージだったのに、本来のキャラが出てきてしまった人とか……。

TAKUYA それ、俺のこと?

KOTA そうだろうね(笑)。

YUTO TAKUYAくんはどんどん面白くなっていきました(笑)。

TAKUYA あはははは!(笑)

──既存メンバーと新メンバーの壁みたいなものも当初はあったんですか?

YONG あったのかもしれないけど、だいぶ早い段階でなくなったと思います。それは既存メンバーがうまくやってくれたからというのもあるし、僕ら新メンバーが物怖じしなかったのも大きいと思う。怖いもの知らずで、最初からかなりガツガツいってました(笑)。

RYO 先輩メンバーは基本みんな優しいんで。

KOTA

KOTA 4人が入ってきていいことしかないですね。まず、グループの色が変わった。明るくなったのと、人数が増えてパフォーマンスに迫力が出たと思います。1人ひとりの個性も、より際立つようになったのかなって。俺ら既存メンバーにも、先輩意識みたいなものはあまりなかったよね。あと、新メンバーがいろいろ積極的に意見を言ってくれるのはむしろ助かってる。

TAKA 先輩ヅラしたところで4人の個性は出てこないし、俺は「グループに入ってきてくれた」という意識も忘れちゃいけないと思ってて。「同じグループになったからには個性はどんどん出してもらおう!」という考えで、わりと最初からフレンドリーに接してました。

KOTARO でも……初対面はTAKAくんが一番怖かった(笑)。

TAKA それは仕方ない。「最初は怖かった」というのは俺が昔からずっと言われてることだから(笑)。

KOTARO 圧をかけるというよりはクールなんだよね。TAKAくんは言葉数が少ないから。でも1年を過ごして、すごいフレンドリーな人なんだなという印象に変わりました。

2021年はSBDの年に

SBD

──4月に東京、5月に大阪でワンマンライブが開催されます。現在の心境や意気込みを聞かせてください。

KOTA 1年前に4人が入って以降、なかなかライブができない状態が続いていて。その長い準備期間で蓄えたものを全部ぶつけますし、今回のツアータイトル「『Leap of Dawn』~新たな幕開け~」には“飛躍”というテーマも込められているので、新体制のSBDで「やってやるぞ!」という気持ちと、1stワンマンより進化した姿をステージでお見せしたいと思います。

KOTARO 去年ライブが思うようにできなかったのを取り戻したいという思いと、「あくまでもここは通過点だ」という気持ちがありつつも、最高のパフォーマンスで“おもてなし”をしたいと考えてますね。

YONG ライブに来てくれた人には、僕らがこの1年で積み重ねてきたものがきっと見えると思う。今はセットリストや演出を考えているところで、メンバー全員すごく気合が入っています。このワンマンを機にたくさんの人に知ってもらって、2021年はSBDの年にしちゃいたいです!

ライブ情報

SBD(Super Break Dawn) ワンマンライブツアー「『Leap of Dawn』~新たな幕開け~」
  • 2021年4月30日(金)東京都 Veats Shibuya
  • 2021年5月3日(月・祝)大阪府 BIGCAT