氣志團さんに死んで詫びたい

──フェスにおいて、今までで一番印象に残っている思い出などはありますか？

辻本　僕は昨年出させていただいた「氣志團万博」での出来事なんですけど、氣志團さん抜きで氣志團さんの「喧嘩上等」を歌わせてもらったとき、最後の落ちサビが音なしになるから、入りどころがわからなくて……。

本田　全員で音を見失っちゃったんですよ（笑）。

辻本　10人が学ランでサングラスかけて、ただただ“気をつけ”してるだけっていう……。

GRANRODEO　あはははは！（笑）

本田　気負いすぎてた部分もあったんだよね。そして、それがテレビで放送されてました（笑）。

辻本　恥ずかしかったよねー！ あれは本当に、氣志團さんに死んで詫びたい……。

KISHOW　僕らはどうかなあ？

e-ZUKA　「氣志團万博」とか「イナズマロックフェス」とか、バックヤードが飲み放題なのがいいよね。終わってからも楽しい（笑）。

BOYS AND MEN　確かに！

KISHOW　そうだ、「イナズマロックフェス」でライブしたあと移動して、次の日に八王子でイベントライブに出て、またその次の日に自分たちのワンマンで国立代々木競技場第一体育館、みたいなスケジュールだったときがあって、それは印象に残っているかな。あと「Animelo Summer Live」をフェスというカテゴリに入れるなら、僕ら10年ぐらいずっと出させてもらっているんですけど……大スベリした1年目っていうのがありまして。僕らめったに炎上しないグループとして有名だったんですけど、あることで炎上してしまって……。

本田　ええ。そうなんですか。

e-ZUKA　ホームのはずなのにね（笑）。

KISHOW　よかれと思ってしたことが実は空気読めてなかった。よくも悪くも、「Animelo Summer Live」にはいろんな……10年分の思い出が詰まっていますね。

大自然で何をしてくれるんだろう

──今回の「SUNNY TRAIN REVUE」は北海道を舞台に行われます。

KISHOW　ボイメンは大自然で何をしてくれるんだろう。注目したいね（笑）。

BOYS AND MEN　あはははは！（笑）

KISHOW　動物出てくるんじゃない？

辻本　ヒグマと戦うかあ……。

KISHOW　見たいね！ 絶対伝説になれるよ（笑）。

辻本　僕らは北海道でも番組に出させていただいたんですけど、ただ北海道は広大ですから全然行ったことないところがほとんどです。もっと北海道を知れたらいいなという思いもあります。

本田　なんとかして名物を楽しめたらいいよね。

KISHOW　夏のこの時期の北海道ってめちゃくちゃ気持ちよさそうですし、野外フェスってだけで気持ちが上がる部分があるので。僕らは気持ちよく歌えたらいいなという思いですね。ほら、飛び道具ないから（笑）。

本田　いやいや。僕らは壮大にスベる可能性大ですから……。

KISHOW　一応ユニット名で「RODEO」とうたっていますから、それこそ動物絡みで何かできなくもないんですけどね。

本田　飛び道具がなくても大丈夫な方が飛び道具を使ったら、僕ら絶対に勝てないじゃないですか（笑）。

KISHOW　それは冗談としても（笑）、僕らもほとんど札幌ばかりで岩見沢に行くのは初めてなので、それだけでも楽しみですよね。

「SUNNY TRAIN REVUE」の良心になってください！

──また今回のイベントには「テレビ局がフェスを作ったら!?」というコンセプトがあって、キャラの濃いアーティストがラインナップに顔をそろえています。

KISHOW　逆に、なんで俺ら呼ばれたんだろうな（笑）。

e-ZUKA　そうだね。

BOYS AND MEN　いやいやいや（笑）。

辻本　（ラインナップを見て）こぶしたかしさんとダイノジさん、俺ら毎回一緒だよな!? なんでいつも一緒なんだろう。

本田　僕らの“フェスあるある”だね（笑）。

e-ZUKA　あはははは！（笑）

辻本　先に面白いことやられると参っちゃうんですよ。やりづらい！ 本物が先に出ちゃうと。

KISHOW　「“本物”が出ちゃう」っていうのもちょっとおかしいけどね？（笑）

──観るほうはエネルギーを使うラインナップだと思います（笑）。

KISHOW　いや、やっぱり注目はボイメンですよ。

BOYS AND MEN　ええ！ 本当ですか！

e-ZUKA　もちろん。こういうのはご縁だし。

辻本　怖い！ プレッシャーだ！（笑）

本田　ご期待に添えるようにしないと……！

KISHOW　彼らのステージはぜひ観たいですね。

辻本　「一体何をやるんだろう？」っていうところの期待感で言うと、僕はやはりゴールデンボンバーさんが気になります。ボイメンとしても、“飛び道具の先駆者”と言いますか……ゴールデンボンバーさんに負けないくらいのことをやりたいですね。ゴールデンボンバーさんとなるべく被らないことで楽しいことを、と僕らは考えているので、「こんなことやってくるんじゃないかな？」っていう予想をどうやって超えてくるかも楽しみです。

本田　僕らゴールデンボンバーさんと競演するときは、なるべく集団芸で挑むようにしていて。10人という人数を生かすと、メンバー4人のゴールデンボンバーさんとは被らないんで。

辻本　質より量。人海戦術です（笑）。

KISHOW　あのさ、僕らはきっと“真面目に演奏する枠”で呼ばれたんだね（笑）。

BOYS AND MEN　あはははは！（笑）

本田　「SUNNY TRAIN REVUE」の良心になってください！（笑）