Rush×300|5人の個性がシンクロするイケメンダンスボーカルユニット

曲中に何回も気を失いかけた

──3月1日にはTDCホール公演で披露された新曲「Doggy man」がシングルリリースされます。

千葉 この曲はヒットしますね。

長島翔平

長島 自分たちもライブでやっててテンション上がるし、何回聴いても飽きないです。

──サビの突き抜ける感じが印象的な曲で、1回聴いただけで耳に残る曲ですよね。

有働 「Doggy man」って裏切り者という意味なんですけど、そのことを忘れちゃうくらい楽しんで踊れます。すごい楽しみながら裏切るじゃんっていう(笑)。

結城 (笑)。あと僕たちの曲の中でトップクラスにダンスが激しいんです。曲の終盤になると何人か死にそうになってますね。一番やり甲斐があると思います。

──踊りながら歌うのも大変そうですね。

結城 「Doggy man」に関しては翔平が圧倒的に大変だと思います。サビはほとんど翔平が歌っているので。

長島 曲中、何回も気を失いかけたことがあります。体が疲れている中で高い声を出すのってすごくきついんです。浮いてきちゃう重心をいかに下げて、喉に負担をかけないで歌えるかが勝負で、歌い切ったときに達成感を感じます。あと後ろを向く振りがあって、ほかのメンバーの表情が見えたときにがんばろうと思えますね。

──TDCホール公演は結果的に4時間近くの長丁場のライブになりましたが、終わったあとは相当ぐったりきたんじゃないですか?

Rush×300

結城 しばらく楽屋から動きたくなかったですね。まさか自分たちも4時間公演になるとは思ってなかったんで。

千葉 でも4時間もやったっていう感覚はなかったっすよね。

有働 俺は終わって袖にはけて、ずっと泣いてました。なぜか涙が止まらなくなって。

結城 ステージ裏に戻ったら、バックダンサーやダンスの先生たちが円になって迎え入れてくれて、「よくほかのアーティストのDVDで見るやつだ!」と思いました。そこで先生から締めの言葉をもらって、「あっ、終わったんだな」という達成感を感じましたね。

メンズ地下アイドルの歴史を変えたい

──TDCホール公演では今年に全国30都市を回るライブツアー、海外ワンマンが行われることが発表されました。最後にライブへの意気込みや、2019年の抱負を聞かせてください。

千葉 1都市1都市でファンを獲得するのが目標です。どんどんファンを増やしてTDCホールより大きいステージでライブをやりたいです。目指すは日本武道館ですね。海外公演ではその国の言葉を勉強して、MCで現地の言葉を話せるようにしてファンを感動させたいです。

有働拓磨

有働 30都市の中には出身地の鹿児島は入ってこないかもしれませんが、今後故郷でもライブをできるようになるために、いかにツアーをよりよいものにするかを考えています。各都市で僕たちのことを多くの方に知ってもらって、1公演1公演をケガや病気なく突っ走れればいいなと思います。海外公演については、世界にこの顔を轟かせにいこうかなという気持ちです!

結城 TDCホール公演の冒頭で「僕たちはメンズ地下アイドルの歴史を変えるためにここにやってきました」と言ったんですけど、ホントにメンズ地下アイドルの歴史を変えたいと思っていて。この1年は新たなスタートになると思っているので、このまま勢いを付けてもっともっと大きなステージを目指していきたいです。

長島 2019年は僕たちにとって初めてのことが多くなる年だと思うので、吸収できることをどんどん吸収していきたいです。何より多くの人に自分たちの存在を知ってもらえるように1回1回のライブを大切にして、応援してくれるみんながこのグループのことを自慢できるようになっていけたらと思います。

小笠原 今までの活動だと、僕たちのことを知ってもらえる層や機会が限られていたと思うんですよ。そんな中、今年はいろんなところに行ってライブができるということなので、30都市ツアーも海外ワンマンライブもすごく楽しみです。

Rush×300