中身が変わっても永遠に変わらない“りんご娘愛”
──4人それぞれの魅力があって今のりんご娘が成り立っていることがよくわかりました。さかのぼると、りんご娘の歴史は2000年に始まりました。そこから襷を継承し続けて26年、今のりんご娘に至ります。各世代で活動の形やパフォーマンスの見せ方、得意なこともキャラクターも違う。それなのにりんご娘の“らしさ”が確立されている気がします。時代やメンバーが変わっても、ずっと変わらないりんご娘の核とはなんだと思いますか?
王林 今までりんご娘だった人も、現在のメンバーも、全員が「りんご娘がすごい好き」なんだなあって思うんです。これは王林も含めてですが、「もし、りんご娘じゃなかったらどんなグループに入りたい?」と聞かれても、全員が「りんご娘にしか入りたくない」と答えるんじゃないかな。それぐらいりんご娘愛がすごい。中身が変わっても、ずっとりんご娘愛は変わらない。それはどの代も一緒。永遠になくならないものだと思います。
──そのりんご娘愛とは、どういうものなんでしょう?
ピンク 結成からずっと「青森県が好き」と嘘なく発信しているところにあると思います。私たちはみんな青森県で生まれて、生活して、日々「いい街だな」と魅力を感じている。誇りを持ちながら「青森が好き」という気持ちを発信しているから、それが県内外に伝わっていっているし、ずっと活動が続いているんだと思います。
ぐりん ライブ後に特典会などをすると、お子さんも含めいろんな世代の方が来てくださるんです。本当に青森県の各世代に私たちの存在が届いているんだなとうれしくなります。
ピンク ファンの方の応援も含めて、りんご娘って大きなりんごの樹のようなものなんですよ。
王林 そうそう。最初は、ボランティア活動や地域を盛り上げる活動という苗木みたいなところから始まって。こんな小さな芽、誰が育てるんだろう?と不安になっていたところに、たくさんの方が関わってくださるようになった。衣装や歌う場所を無償で提供してくださったりと、本当にさまざまな人たちが支えてくださっているんです。メンバー、スタッフさん、応援してくれる方……関わる方全員が栄養を与えてくれることで、きっとりんご娘という樹は、大きくたくましく育ち続けてくれると思います。
はるか夢スタジアムライブは新たな始まりの日
──今お話しいただいた“変わらない青森県への思い”は、5月16日の弘前市はるか夢球場でのワンマンライブ「Dream of Diamond」へとつながります。はるか夢球場でのライブ開催は、現体制が始動して間もなく掲げた最初にして最大の夢ですが、改めてこの目標を掲げた理由を聞かせてください。
ピンク 王林さんたちの卒業で急にグループの形が変わったことで、正直「この4人に青森を背負えるの?」と、ファンの皆さんを不安にさせたと思うんです。でも私たち、心の中には“じょっぱり”な部分がすごくあって。「私たちも先輩たちに負けないぐらい青森のことが大好きだし、もっと魅力を届けたいんだよ!」という気持ちでいました。青森に生まれて、りんご娘という素敵なグループに入ることができた。この環境を最大に生かすには?と考えて、その最大の一歩として、青森で一番大きなスタジアムで私たちの“青森愛”をお見せしよう!と目標を立てたんです。
──本番当日はスタジアム外周に青森県全40市町村のブースが出展されるそうで、まさに青森の魅力そのものを届ける1日になりそうです。いよいよ、その夢が叶う瞬間が近付いています。最後に、王林さんから4人へエールをいただけますか? そのうえで、メンバーの皆さんから本番に懸ける思いを聞かせてください。
王林 まず、この目標を掲げたこと、それ自体がすごい。しかも、その夢を叶えるためにたくさん動いて、協力者の方を増やすという大変さも乗り越えてきた。不安やプレッシャーがあった中、本当によくがんばってきたよね。10年くらい前、王林たちにとって大切な「Ring Star」という曲のMVをはるか夢スタジアムで撮らせてもらったんですね。あの大きな場所で、次はこの4人がキラキラ輝くんだと思ったら本当にうれしくて。みんながつなげてきた思いを、この日に爆発させてほしいです。私も現地でめっちゃ楽しませてもらいます。
金星 本当にたくさんの人に支えられてここまで来たので、なんとしてでも成功させたいという熱い気持ちで今は過ごしています。スタジアムでのライブは青森県史上初の試みになるので、「青森県でこんな素敵なライブができるんだ。青森県の未来、明るいな」と少しでも思ってもらえるようなライブにできたらと思います。
キング きいちゃんの言葉に続きますが、スタジアムライブという初の試みが、私たちだけでなく、青森県にとっても新しいスタートになるんじゃないかなと思っています。「青森県の歴史が5月16日で変わるんじゃないかな?」と思ってもらえるくらい、希望を感じられるライブにしたいです。
ぐりん 開催が決まった瞬間から、すごくたくさんの方が私たちに思いを伝えてくれたり、周りの方に「りんご娘のライブ、行かない?」と声をかけたりして、輪を広げてくださっているんです。スタッフさんのお力はもちろん、4人だけでは絶対に叶えられなかったことを、皆さんが叶えてくださいました。りんご娘を応援してくださった方たちへの恩返しの1日にしたいなと思います。
ピンク 青森って食べ物、自然、文化……どれも魅力にあふれていて。でも、当たり前にありすぎるから、逆に魅力に気付けていない県内の方もいらっしゃると思うんです。「りんご娘が弘前のスタジアムで初めてライブをした」と、県内の人が自慢できるようなライブをお見せしたいし、私たちがいることで「青森県、何もないところじゃないよ」と思ってもらいたい。そして、ここがゴールじゃなく、もっと青森が大きくなるための始まりにしたいんです。将来、青森がもっと大きくなって、世界中の人から愛される街になるのを見届けてから人生を終える……それが私の目標です(笑)。
一同 ひゃー!(笑)
王林 壮大な目標だねえ(笑)。
ピンク それぐらい熱い気持ちを持っています。5月16日は青森が世界に届くきっかけの1日になると思うので、人生を懸けて最高の瞬間を作りたいと思います。
公演情報
りんご娘 はるか夢スタジアムライブ "Dream of Diamond" 輝け!! 10,000人のペンライト!!~40市町村の魅力大発見~
2026年5月16日(土)青森県 弘前市はるか夢球場
プロフィール
りんご娘(リンゴムスメ)
2000年7月に青森県弘前市で結成されたダンス&ボーカルユニット。2005年に設立されたリンゴミュージックに所属。音楽 / 芸能活動を通した地方からの情報発信と、地元青森の活性化、全国および海外の第一次産業をエンタテイメントで元気付けることを目標としている。メンバーの名前は、青森県が全国生産量1位を誇るりんごの品種名が由来。青森県の全市町村を応援する「青森県40市町村活性化アイドル」としても知られている。年間80本以上のイベント出演や、地元施設でのボランティアライブの開催、テレビやラジオ、CMへの出演など活動は多岐にわたり、幅広い年代層から支持されている。青森県での認知度はほぼ100%。2016年には国民的アニメソングカバーコンテスト「愛踊祭~あいどるまつり~2016」にて優勝。2022年4月に9期生となるピンクレディ、はつ恋ぐりん、スターキングデリシャス、金星の4人での活動を開始し、2025年4月に青森県で最大規模を誇る会場・リンクステーション青森 大ホールでのワンマンライブを成功させた。2026年5月16日に弘前市内の野球場・はるか夢球場にて、約1万人を動員するグループ史上最大規模のライブ「Dream of Diamond」を開催する。
りんご娘 official (@_ringo.musume.com_) | Instagram





