映画に例えるなら主題歌みたいな感じ

──そして今回「I'M SWAG」を表題曲としたデビューシングルがリリースされます。この曲については、皆さんどんな思いを持っていますか？

EIKU　タイトル通り「俺はイケてるぜ」と歌うナルシストな感じの曲で。2番の歌詞に「ドアを開けて選手入場」というフレーズがあるんですけど、ここなんかはまさに、ワンエンがこれから突っ走るぞ！っていう決意表明と言うか。

TETTA　僕らの“顔”になる曲だよね。デビュー曲だから、一番皆さんの印象に焼き付くだろうし。この曲にはワンエンのすべてが詰まっているとも思います。さとりとEBiSSHに分かれてパフォーマンスするパートもあるし、いろんな要素が凝縮されてる。

NAOYA　映画に例えるなら主題歌みたいな感じと言うか。

──この曲でONE N' ONLYのことを知ってもらえるような。

TETTA　そうですね。入口だと思います。

──それは、とても大事な曲ですね。

一同　はい。

──そんな楽曲を表現するうえで気を付けたことは？

REI　自分の低音ラップで曲に入るんですけど、最初なので雰囲気を壊したくないし、そこは気を使っています。緊張もするんですけど……EBiSSHのときはTETTAと一緒に高音域で歌うことが多いので、いつもとは違う自分の顔を見せて「I'M SWAG」の雰囲気を作れるように。自分にうぬぼれている感じを表現できるように歌っていますね。

TETTA　EBiSSHでもラップすることがあるけど、EBiSSHのラップとワンエンのラップは全然違うんです。「I'M SWAG」ではガツガツ攻めて、もう自分の喉を削るくらいの勢いでラップのレコーディングをした記憶がありますね。遠慮せず全力で行くと、ひと息で行かなきゃいけないからけっこう苦戦した記憶があります。けっこうヤバいです（笑）。

EIKU　僕は「俺はカッコいいんだぜ」っていうイメージを持ちながら歌いましたし、曲が進むにつれどんどん盛り上がっていく感じなので、もう自分の声帯が取れるくらい……。

TETTA　取れちゃダメだよ！（笑）

EIKU　それくらいの叫び方で歌ってます。

KENSHIN　みんな、体の負担がすごいな（笑）。

EIKU　でも、冗談抜きでも「この1曲で倒れちゃうんじゃない？」っていうくらいにパワーを使ってますよ、本当に。

NAOYA　ダンスの面で言うとフロア技をするパートがあるんですけど、そこはお尻が削れちゃうんじゃないかって……。

一同　あはははは！（笑）

REI　“天丼”はいらないから！（笑）

NAOYA　すいません（笑）。フロア技は7人だからこそ映えると思うんですよ。

HAYATO　でもホント、お尻削れるくらいの気合いが必要です。

NAOYA　自分の体のことは後回しにしても合わせたいって気持ちがあるよね。

HAYATO　とにかくダンスはすごく激しいですね。肩脱臼しちゃうんじゃないかなってくらい……。

REI　だから、ケガしちゃうかもシリーズはもういいから（笑）。

HAYATO　手先にまでこだわっている振りが多いんですよ。「力強く見せるためにはどういう手の動きにしたらいいんだろう？」とか考えているので。ちょっとでもズレたら美しくないので、それこそ関節1つの動きにも意識を向けてやっていますね。

完全に入り込んでます

──TYPE-A収録の「Sexy Beach Party Yes!!」はミュージックビデオも公開されています。この曲についてはいかがですか？

EIKU　この曲はどっちかと言うと“いやらしい男”みたいな。

KENSHIN　自信満々のね。

──HAYATOさんのセリフがすごく印象的ですよね。

HAYATO　「Sexy Beach Party Yes!!」っていうところだけ僕が言ってて。けっこう攻めた発音してます！

KOHKI　ステージで言うときの彼、エロさが滲み出てるんですよねえ。

NAOYA　素なんだと思うんですけど、そういうキャラが合いますよね（笑）。

HAYATO　からかわないで（笑）。

EIKU　とにかくセクシーな曲なので、歌にも色っぽさを出しつつ、観ているお客さんを誘い込むような。「ここにおいでよ、俺に任せとけ」って感じで歌ってます。

REI　自分もキャラクターを変えてますね。ちょっと特徴的な歌い方をしてキャッチーに聴けるように、と思ってて。僕らのプロデューサーのJUNEさんも「そういうふうに歌ってみたらどう？」とアドバイスをくれたんです。

TETTA　僕も変化を付けて「I'M SWAG」とは違った歌い方をしようと心がけてます。「クラクラしちゃうBABY」なんてところは、もう自分に酔いしれているような。酔いすぎて目が回っちゃうくらいの気持ちで……。

HAYATO　マジか。そんな気分でやってたの。

TETTA　そう。完全に入り込んでます。

──「Everything's Changing」はツアーでも披露されていましたが、7人のソロダンスパートが印象的でした。

HAYATO　個性が出せますね。

EIKU　この曲はワンエンの曲の中で唯一笑顔になれる曲。

NAOYA　歯を見せてます！

HAYATO　曲にも個性を出して、ワンエンの曲の中でも波を付けていけたらいいなと思いますね。

“ONE N' ONLYのファン”が増えてくれたら

──ツアーではシングルに未収録の楽曲も披露されていましたし、皆さんが今後どんな姿を見せてくれるか、というところにも期待してしまうのですが……最後に、ONE N' ONLYの今後の展望を教えてもらえたら。

HAYATO　これからデビューシングルリリースですからね。まず「I'M SWAG」をリリースして、国内の方、さらには海外の方にもっともっと僕たちの存在を知ってもらいたいです。「I'M SWAG」は僕たちの顔になる曲なので、ここからファンをどんどん増やしていきたい！と思うんですけど、どうですかね？

REI　うん、そうだと思います。

KENSHIN　その通り。

REI　 EBiSSHやさとり少年団とは違う顔を見せていきたいっていう思いがあるので、“ONE N' ONLYのファン”が増えてくれたらうれしいな、とも思います。