OH MY GIRL|日本デビューから1年、3rdアルバムで示す現在地

OH MY GIRLが日本での3rdアルバム「Eternally」をリリースした。

本作にはタイトル曲「Eternally」を含む日本オリジナル4曲や、ガールズグループ同士が競い合う音楽バラエティ番組「Queendom」で披露され、韓国でも大きな話題になった新曲「Guerilla」などを収録している。

音楽ナタリーでは体調不良により活動休止中のジホを除くメンバー6人に、ミニアルバムの収録曲や1月に日本デビュー1周年を迎えた心境などを聞いた。

取材・文 / 宮崎敬太 撮影 / 藤田二朗(photopicnic)

この1年がんばった自分を褒めたい

──1月に日本デビュー1周年を迎えましたね。

ヒョジョン あっという間だったなー。

ユア 去年はプロモーションやコンサートでいっぱい日本に来たね。

アリン 来るたびにMIRACLE(OH MY GIRLのファンの呼称)が増えてることを実感できたのがうれしかったな。

スンヒ 最初は日本デビューと言われてもピンと来なかったもんね。

ビニ

ビニ 私は日本語詞の曲をたくさんレコーディングできたことが楽しかった。

ユア 私も。この1年で本当にいろんな活動をして、最初はけっこう戸惑ったな。この1年がんばった自分自身を褒めてあげたい(笑)。

ミミ コンサートもいっぱいやったしね。「日本デビュー記念 1st LIVE TOUR 2019」「OH MY GIRL JAPAN OFFICIAL FANCLUB 1st ファンミーティングツアー2019~PICNIC~」「Zepp LIVE TOUR 2019 'starlight'」のほかに、1月5日にアンコールコンサート「OH MY GIRL LIVE TOUR "starlight again"」が終わって。私はMIRACLEの皆さんと直接会えるコンサートが一番好き。とにもかくにも日本のMIRACLEに感謝の気持ちを伝えたい。

アリン 私はもっと日本語がうまくなりたい。今日本の映画をたくさん観て勉強中です!

目標は世界一のガールズグループになること

アリン

──1月8日に日本3rdアルバム「Eternally」がリリースされました。制作で特に印象に残っていることはありますか?

アリン 私はジャケット写真の撮影ですね。白いウエディングドレスを着て、すごく新鮮でした。途中から楽しくなってきちゃって、衣装を着たままみんなのスマホで写真撮って遊んでました(笑)。あとオンニ(お姉さんメンバー)たちがすごいキレイで、「将来、私たちが結婚したらどんな感じになるのかな?」と想像しちゃいましたね。

ヒョジョン 私は「BUNGEE Japanese ver.」のレコーディングですね。とにかく難しくて、個人的に印象に残ってます。この曲は高い音と低い音が交互に入り混じっているので、オリジナルの韓国版も歌うのがとても大変だったんです。しかも楽しい雰囲気の曲だから、あまり苦労している感じを出したくなくて。

ミミ 私は「Eternally」かな。自分にとって大切な人との絆を歌う曲で、それはOH MY GIRLとMIRACLEの関係もそうだし、メンバー同士のつながりでもあります。

スンヒ

スンヒ そうだね。この曲にはすごく素敵なメッセージが込められているので、聴いた人の気持ちにスッと直接届くような歌い方を意識しました。押し付けがましくならないように、でもしっかり届くように。

──「Fly to the Sky」はOH MY GIRLの未来について歌ったポジティブな楽曲です。今、皆さんが目標にしていることはありますか?

ヒョジョン それはやっぱり世界一のガールズグループになることです。これからも私たちの新たな一面を見せられるアルバムを作りたいですね。もちろんそのためにはたくさん準備をしなきゃいけないけど、それ以上に大切なのはメンバー全員が健康で幸せにもなることだと思っています。