BASI(韻シスト)、chelmico、高橋マシ「夏びらきフェス」座談会|立川のアリーナに引っ越して出演アーティスト倍増!今年の「夏びらきフェス」の楽しみ方を考える

chelmicoにはとにかく大きな借りができてしまった

──話は変わって、chelmicoは8月に2ndアルバム「Fishing」をリリースしますね。

Mamiko 1stアルバム「POWER」よりも全体的に落ち着いた感じになってます。

Rachel アゲアゲっていうよりも、設定とその内容をしっかり作るっていう、コンセプチュアルな感じになってますね。7月に先行配信される「balloon」もバラードで、ちょっとアンニュイな感じなので、そこもちょっと意外に思ってもらえればなって。

BASI アルバムには「switch」は入る?

Mamiko 入ります。「爽健美茶のラップ」も入ります。

Rachel そんなに気にしてくれたんですか?

BASI 俺はもうめっちゃchelmicoのファンやから。前にも言ったけど全然信じへん(笑)。

Mamiko 私はもう信じた(笑)。

BASI 「爽健美茶のラップ」を記者会見で披露してる映像も観たもん。

Rachel そこまで! じゃあ私も信じました(笑)。

BASI ああいうやりづらい環境の大変さも知ってるし、あそこで目が泳がんとやりきったのは素晴らしかったよ。

RachelMamiko ありがとうございます!(笑)

──BASIくんとMamikoさんは4月にリリースされたTOSHIKI HAYASHI(%C)の新作の表題曲「TIME IS OVER feat. BASI & 鈴木真海子」で共演しています。

左から高橋マシ、BASI、Rachel、Mamiko。

Mamiko 私はBASIさんのファンだったので、超うれしかったですね。声を掛けてくれた%Cにも、オファーを受けてくださったBASIさんにもとにかく感謝です。

BASI いい曲ができたよね。でも%CとMamikoがこの曲を披露するときに、俺も飛び入りで参加したんやけど……。

Mamiko 出た! それ言います?

BASI 白状します。思いっきり歌詞を飛ばしまして(笑)。そのライブをRachelも観てたから、chelmicoにはとにかく大きな借りができてしまった。しかも失敗したあともMamikoがめっちゃ優しくて。

Mamiko 「全然大丈夫です!」って(笑)。

BASI もう、あの夜はめちゃめちゃ飲んだよね。

Rachel めっちゃ飲んでましたね(笑)。

BASI 不甲斐なかった……。

Mamiko だから、またお願いします!

Rachel 今年も一緒に何かできることがあるといいよね!……なんて(笑)。

BASI chelmicoはずっとラップやってるイメージがあるよね。

Mamiko やるつもりです!

Rachel PUFFY姉さんみたいに続けて行きたいよね。

BASI 女性がさり気なくラップする瞬間の、一番カッコいい部分がchelmicoにはあると思う。

高橋 ラップがとにかく好きで研究してる感じがちゃんと伝わって来ますよね。

Rachel そういうふうに言われると恥ずかしい……1回も練習してないっすよ!

Mamiko 研究もしてない!

──感性だけでやってるから(笑)。

Rachel そうそう。そうやって天才だと思われたい(笑)。

高橋 いずれ「ちびまる子ちゃん」のオープニングテーマとかやってもおかしくない感じもするし。

Rachel 人気出たいね、子供から。「夏びらき」をそのキッカケにしよう(笑)。

次はchelmicoとBASIでパーティチューンを作ろう

──BASIくんはソロアルバム「切愛」をリリースしましたね。

BASI 今回は16人のミュージシャンを迎えた作品になっていて、初めてこんなにいろんな人に携わってもらった作品だったので、コラボレーションや化学反応の面白さも感じられると思います。リリースしてすぐに、いろんな人がSNSで「#BASI」「#切愛」ってタグ付けして反応を書いてくれるんですよね。前回の「LOVEBUM」ではそういう反応はそこまで強くなかったから、サブスクや配信の重要性を実感してます。いろんな概念が変わり始めてるのかなって。

Mamiko 「切愛」には高橋海(LUCKY TAPES)さんとニューリーが参加してるじゃないですか。私たちの「Fishing」にもそのコンビが参加した曲があって。

BASI そうなんや!

Mamiko だからそのレコーディングのときに「切愛」は先にちょっと聴かせてもらったんですけど、アルバムの流れで聴いてもやっぱり素晴らしいなと思いました。あのメロディラインとリリックは、BASIさんにしか書けないですよ。

BASI 今のちゃんと書いといて!(笑) 機会があったら一緒に何かやりましょう。僕からもchelmicoにお願いしたい。

Mamiko ぜひ!

BASI アガる曲をやりたいよね。「switch」みたいな曲に混ざりたい。

Rachel やってみたい!

──でも意外なアプローチですね、それが実現すれば。

Mamiko  TOSHIKI HAYASHI(%C)「TIME IS OVER feat. BASI & 鈴木真海子」のときも、「アガるやつ作ろうか」っていう話が一瞬出たんですよね。でも「まずは3人が得意なメロウな曲を形にして、また機会があれば、次はchelmicoでパーティチューンを作ろう」という話になってたんで、そう思ってくれるのはうれしいです。絶対実現させたい。

BASI 韻シストも20代の頃、「switch」みたいなフィーリングの曲を世間に対して発信してたんですよ。

──例えば「レッツ☆ダンス」みたいな。

BASI あとキユーピーハーフのCMに使われた「my style your style is」とか。そういう曲も自分の根本にあるから、今はたまたまメロウな傾向が強いけど、chelmicoのアゲ曲にフィールする部分も確実にあって。chelmicoと一緒だったらそれができるかなと思う。

Rachel 絶対楽しそう!

Mamiko そう言っていただけるのはすごくうれしい!

BASI パーティ感全開の曲をさ。機会があればぜひ。

──最後に「夏びらき」への意気込みを教えてください。

Mamiko 初出演なので、楽しみつつ、みんなと仲よくなれたらなと思います。あとリスナーとして普通に全員観たいです(笑)。

Rachel 子供の気持ちをつかみまくって、一緒に踊りたいと思ってます!

BASI 俺は3日間連続で出演するので、毎日気持ちを切り替えながら……「switch」しながら(笑)、いい3日間を過ごしたいと思います。

Rachel 先輩!

Mamiko あざす!(笑)

高橋 今年は全国4カ所で開催しているんですが、自分が代官山LOOPとかで日々やっているイベントを通して出会ったさまざまなアーティストと一緒に、いろんなエリアで「夏びらき」を開催したいですね。でも、規模を大きくするんじゃなくて、目の届く規模でいろんな場所に行きたい。だから、出てくれるメンバーと一緒に全国ツアーを巡るようなものにできればなって。

──バンドワゴンならぬ“フェスワゴン”という感じですね。

高橋 そういう発想に近いかもしれないですね。そこでアーティスト同士の化学反応が起こったり、地域やお客さんによってさまざまな刺激を受けたりすると思うし、それを「夏びらき」では楽しんでほしいですね。

左からBASI、Rachel、Mamiko、高橋マシ。
夏びらき MUSIC FESTIVAL 2019

東京都 アリーナ立川立飛

2019年7月13日(土)

【Arena Stage】<出演者> Chara / PUSHIM with HOME GROWN / Mighty Crown / BASI×唾奇 / 七尾旅人 / iri / Negicco / sankara / wacci
お笑い!夏びらき:おかずクラブ

【Park Stage】<出演者> LOVE / D.W.ニコルズ / TOKYO CRITTERS / ものんくる / JiLL-Decoy association / S.N.A aka 山本卓司 / Blue Vintage
夏びらきヨガ supported by Island Chill:浅野祐介

タイムテーブル
2019年7月14日(日)

【Arena Stage】<出演者> スチャダラパー / PUFFY / RHYMESTER / PUSHIM×韻シスト / フレンズ / chelmico / 踊Foot Works / NABOWA / NakamuraEmi
お笑い!夏びらき: 尼神インター

【Park Stage】<出演者> bird / 奇妙礼太郎 / AFRA / KAIKI / 橋口洋平(wacci) / 名渡山遼 / UKO / A BABY HEARTS
夏びらきヨガ supported by Island Chill : 廣田なお

タイムテーブル
2019年7月15日(月・祝)

【Arena Stage】<出演者> SOIL&"PIMP"SESSIONS / Salyu / Rickie-G / 韻シスト / 竹原ピストル / OAU / SCOOBIE DO / LUCKY TAPES / Baby Kiy
お笑い!夏びらき:エハラマサヒロ

【Park Stage】<出演者> 曽我部恵一 / 住岡梨奈 / Leola / きいやま商店 / Michael Kaneko / Open Reel Ensemble / クレイユーキーズ / ミトジョンテ
夏びらきヨガ supported by Island Chill : Maiko Kurata

タイムテーブル
BASI(バシ)
1998年5月に大阪で結成されたバンド編成による生演奏ヒップホップグループ、韻シストのMC。2011年7月にインディーレーベル・BASIC MUSICを設立し、初のソロアルバム「RAP AMAZING」をリリース。これを皮切りにソロでは5枚のフルアルバムを発表し、CharaやLUCKY TAPESとのコラボ曲も制作した。2018年10月には7inchアナログ「愛のままに feat. 唾奇 / 星を見上げる」がクラブシーンでヒット。この2曲を収めたアルバム「切愛」を2019年6月にリリースした。
chelmico(チェルミコ)
RachelとMamikoからなるラップユニットとして、2014年にイベント出演を機に結成。2016年10月に1stアルバム「chelmico」を発表すると、奔放なキャラクターとポップなセンスが話題を呼び、企業CMなど引く手数多の存在に。2017年8月には音楽フェス「SUMMER SONIC」への出演を果たした。2018年8月にワーナーミュージック・ジャパン内レーベルのunBORDEよりメジャーデビュー。2019年1月に東京・LIQUIDROOM公演を含む初の東名阪ワンマンツアーを行い、全会場をソールドアウトさせた。また同年2月に放送がスタートした「爽健美茶」のテレビCMに出演し、CMソング「爽健美茶のラップ」を配信シングルとして発表。8月にはニューアルバム「Fishing」をリリースし、9月に東京・マイナビBLITZ赤坂を含む全国ツアーを開催する。
高橋マシ(タカハシマシ)
SLD Entertainment Inc.に所属し、東京・代官山LOOP、神奈川・横浜LOOP、神奈川・鎌倉LOOPといったライブハウスのプロデュースを担当。2007年から開催されている野外フェス「夏びらき MUSIC FESTIVAL」を主宰する。またラジオパーソナリティを務めたり、DJとして韻シスト主催のパーティ「Neighbor Food」にレギュラー出演したりといった顔も持つ。