初めての夏曲

──シングルのカップリングには、バラエティ豊かな曲がそろっていますね。「Summer Boy！Summer Girl！」はどんな曲になっていますか？

高岡　夏にリリースされるシングルということで、お客さんと一緒にパーティをするイメージで作られた曲です。

武田　この曲は入りからさわやかで、全体を通してフレッシュなんです。普段の僕らの曲の大人っぽい雰囲気とは違うので、そこのギャップが好きです。

森田　すごく盛り上がる曲で、ずっと笑顔でかけ声を叫ぶんです。僕たちと皆さんで一緒に楽しむ初めての夏曲なので、パフォーマンスするときはメンバーみんな、はっちゃけてます。

高岡　ファンの皆さんも一緒にペンライトを振ってくれるんですよ！

武田　なんなら声も出してくれてね。

一同　（口々に）そうそう。うれしいよね。

「Neo ROMANTIC」の“未体験イケメン”

──「Neo ROMANTIC」はユーロビート調のアッパーな楽曲で、ひと癖ある歌詞が楽しいですね。

高岡　そうなんです。この曲はサビにパラパラを彷彿とさせるダンスがあったり、パフォーマンスもすごく楽しいです。

高桑　僕のオススメポイントは、最初に出てくる手の速い動き。この動きがすごく好きで、注目してほしいです。

高岡　今までのLienelにはなかったくらい、速い動きをするダンスパートだよね。

芳賀　あと、この曲にはメンバーが1人ずつ「未体験…」とつぶやくパートがあるんですけど、みんながあざとい感じでそこを歌うのが、僕はすごい好きです。

──「未体験…」のパート、すごく気になりました。声色も違ったので、それぞれどんなイメージで「未体験」とつぶやいたのか、教えていただけますか？

武田　僕の場合は、ミロに「創世はかわいく見えるから、いかつくいけ」ってアドバイスをもらったんです。駿兄や芳賀ちゃんはもう大人だし、キメるときはすごくカッコいいんですけど、僕はなかなかそうならないから……工夫して、“オラオラ系”を意識しています。

高岡　僕の「未体験」は、ぬるぬるっとしたイメージと言いますか。セクシーさを出しつつ、カッコよさも意識して歌っています。

──駿太さんはいかがですか？

近藤　自分のことを“未体験イケメン”だと思いながら……。

芳賀　未体験イケメン……？

高岡　どういうこと（笑）。

森田　ちょっとピンとこうへんけど……（笑）。

近藤　「イケメンすぎて見たことない！」みたいな。実際そんな感じでやらせていただいてます。

高岡　なるほど。さすがっす、兄貴！

芳賀　僕は吐息多めといいますか。ささやくような感じで歌っています。

高桑　僕は、璃空くんの「未体験」がめっちゃ好きで。

森田　（照れながら）あはは、そうなの？

高桑　なので、璃空くんの「未体験」を気持ち意識しながら歌ってます。

──では、その璃空さんは？

森田　自分が思う、出せる限りのカッコいい声を意識しながら「未体験」と歌っています！

夢で終わらせない

──シングルのTYPE-Bに収録されている「Don't look back!」についてはいかがですか？

高岡　この曲は、今のLienelをテーマにした曲になっています。初めてラップに挑戦しているので、ぜひ注目してほしいです。

近藤　「夢で終わらせない 新たな世界を切り開くまでは」というセリフパートもあるんですけど、これ、僕が言っているんですよ。この曲の中で僕が一番輝く部分だと思っているので、輝いていきます。

──メンバー自身のことを重ねた曲ということですが、「特にここがグッとくるな」と感じるパートはありますか？

近藤　僕は「夢で終わらせない」という歌詞です。今までは夢だったグループ活動が現実になって。今までのEBiDANにはなかったコンセプトや音楽性で新しい世界を切り開いていく、夢で終わらせないでがんばろうという6人の思いがこもっているなと思います。

武田　あと、ラップパートにも6人の意志が詰め込まれているよね。

高岡　僕は「命賭けて走り続けてきた 明日に向かえ 心燃やせ 翼広げて」という歌詞が好きです。僕たち、本当に上に駆け上がっていけるように日々努力しているので、この表現はいいなって、すごくグッときます。

──初のシングルが完成して、今の心境はいかがですか？

武田　……さねが何か言いたそう。机の下で僕の手つかんできた（笑）。

一同　（口々に）いいね、いこういこう。

芳賀　ひと言でもいいよ？

近藤　思ってることを言えばいいんだよ。

高岡　うれしかった？

高桑　はい。うれしかったです！

高岡　あとはそうですね。CDショップに自分たちのCDが並ぶっていうのは、“未体験”のことで……。

芳賀　重ねてくるねー！（笑）

近藤　“新たな世界を”見させてもらっていて……。

高岡　うまいこと言おうとするな！（笑） とにかく、ポスターやパネルを貼っていただいたり、CD棚をディスプレイしていただいてるのを見て、ほんとうにうれしくてありがたいことだなと思っています。そして、これからもがんばっていこう！と思いました！