KiSS KiSSメンバーはどの曲が好き?
──メンバーそれぞれの思い入れのある曲を教えてください。
キャ・ノン 私はさっきも話題に上がった「キスフロート」です。実はこの曲、私から会社を経由してクボナオキさん(M-AG)に制作をお願いしたっていう、文字通り“つかみ取りにいった曲”なんです。夏の「TIF(TOKYO IDOL FESTIVAL)」に向けて戦える曲が欲しくて作ったんですが、今ではKiSSERSと一緒に育て上げた、グループのアンセムのような存在になっています。Bメロで皆さんが大きな声で返してくれるのが大好きです。
キラ・メイ 私は「かわいいなんて言わないで」です。メンバー紹介ソングなんですが、名前を呼ぶタイミングをお客さんもつかみきれていない時期が長く続いてました。でもツアーを通じて、私たちの煽りに応える声がどんどん大きくなっていくのを感じて。今では「この曲をやれば絶対に名前を呼んでくれる」という信頼関係が築けているので、ライブで披露していて本当に楽しいです。
チャンベイビー 私は「あの日のメロディ」です。私が作詞したんですけど、当時はKiSSERSに出会う前で、「初恋」をテーマに書きました。でも今、改めて解散が決まった状況で歌詞を読み返すと、KiSSERSへの思いに当てはまるなと気付いて。KiSSERSに恋してるみたいな(笑)。私たちとKiSSERSの絆が深まった今、より思いを込めて歌える曲だと感じています。
ナルハワールド 私は「Twilight」で、曲調も歌詞もずっと好きです。ライブではペンライトを振る演出があって、会場がキラキラして本当にきれいなんです。この曲でKiSSERSのみんなのニコニコした笑顔が見られるので、パフォーマンスしていてもそうだし、普段聴いていても一番好きな曲です。
アイナスター 私は「チョコキス!!」です。以前、公式YouTubeにコール動画をアップしてたんですけど、そのあとメンバーの脱退があって、しばらくコールが定着しづらい時期もありました。最近になり今の人数に合わせて“お名前コール”をリニューアルして、TikTokの生配信でKiSSERSにレクチャーしたんですよ。そうしたら、みんながライブで実践してくれるようになって本当にうれしかったです。「SNSで会う約束してライブで待ち合わせる」みたいな、KiSS KiSSらしいコミュニケーションができた曲だと思います。
新曲「スキトリップ」に込めた想い
──そして待望の新曲「スキトリップ」について話を聞かせてください。このタイトルはアイナスターさんの考案だそうですね。
アイナスター 仮タイトルはツアー名に合わせた「Dream Trip」だったんです。レコーディング直前にマネージャーさんと話していて、サビ頭にあるフレーズの「キミガスキ」も候補に挙がったんですけど、もっと唯一無二な感じが欲しくて。ツアーを通じてKiSSERSと夢のような旅行をしている感覚を込めて「『スキトリップ』ってどうですか?」と伝えて、メンバーやスタッフさんの投票で決まりました。制作が本当にギリギリで、実はツアーが始まってから歌詞を書いたんです。でもそのおかげで、各地で実際に感じた熱量や、KiSSERSとの絆をストレートに歌詞に込めることができました。
──「スキトリップ」は、KiSS KiSS初のメンバー全員で作詞した曲だそうですね。
ナルハワールド 私はツアーの楽しさや、皆といろいろな場所に行ける喜びをストレートに書きました。実は、曲の冒頭にある機内アナウンスのようなパートはツアーのSEとして先に完成していて、そこにつなげる形で曲を作っていただいたんです。
キラ・メイ 全体としては、半分くらいはナルの書いた歌詞がベースになっていますね。
ナルハワールド サビの「キミガスキ!」というフレーズはナス(アイナスター)ですけど、そのあとの「連れてくよ こっちおいで」は私、みたいにメンバーそれぞれの歌詞がかなり細かく組み合わさっています。
アイナスター 2番のセリフパートは、私の案を採用していただきました。
──アイナスターさんはひと言で強いフレーズが多いんですね。キャ・ノンさんは「キモい歌詞が私です」とTikTokで言っていましたが(笑)。
キャ・ノン はい(笑)。「一生一緒 ほんと?わたしのこと安心させて」とか、少し重めのフレーズですね。ナルの「一緒に旅をしよう」というキラキラした歌詞と、私の夢の中でも執着しちゃうような歌詞が混ざることで、どんなときでも一緒にいようという深い意味を持つ曲になったと思います。
いりぽん先生が振付
──すでにライブで披露していますが、振付はいりぽん先生が担当したとのことで。
アイナスター 私とメイはインターネット育ちなので、昔から踊り手として見ていた先生は、まさにレジェンドなんですよ。「嵐を知ったのがいつかわからない」ってくらい、そこにお名前があるのが当たり前の存在なんです。「頼めたらアツいよね!」とメイと話していた夢が、定例会議での提案を経て実現したので、本当にうれしかったです。
キラ・メイ サビでKiSSERSに向かって手を伸ばす振りは、歌詞にある「触れ合い」を表現していたりして、すごくかわいいんです。先生はご自身もステージに立たれる方なので、「KiSSERSはどんなノリなの?」と私たちの客層やコミュニケーションの取り方を細かく聞いて、KiSS KiSSとKiSSERSのことを一番に考えて作り込んでくださいました。
うれし恥ずかし KiSS KiSSスキスキリレートーク
──活動のゴールが見えてきている今、皆さんがKiSSERSをいかに愛しているかが伝わりました。KiSSERSはメンバー同士の“スキ”ももっと知りたいと思うので、メンバーの“スキ”なところを順番に聞かせてください。
ナルハワールド→キャ・ノン
ナルハワールド ノンちゃん(キャ・ノン)は本当にKiSS KiSSのことを一番に考えてくれていて、楽曲制作やグループの方向性に関しても、誰より責任感を持って力を尽くしてくれています。そんなカッコいい姿はもちろんなんですけど、プライベートでの細やかな優しさにもいつも救われていて。例えばツアーの金沢公演のとき、お肉が苦手な私のために、ノンちゃんがわざわざお店を調べて「お魚食べに行こう」って誘ってくれて、2人でごはんを食べました。自分のこと以上にメンバー1人ひとりの状況をちゃんと見てくれている、その深い愛にいつも感謝してます。
キャ・ノン→チャンベイビー
キャ・ノン ベビとは唯一の同期で、付き合いも一番長いです。最初は本当に不思議な子で、正直つかみどころがないなと思っていた時期もあったんですけど(笑)、今は一番自分をさらけ出せるし、一緒にいて一番楽しい存在です。ベビがステージでキラキラがんばっている姿を見ると「私も負けてられないな」って、すごく刺激をもらえます。あと……単純に顔がずっとかわいくてタイプなんです(笑)。どんな髪型も自分のものにして似合っちゃうし、ふとした瞬間にかわいいなって思います。
チャンベイビー→アイナスター
チャンベイビー GANG PARADEでは11人という大人数で活動していますけど、KiSS KiSSとして少人数でメンバーと向き合うようになってから、ナスちゃん(アイナスター)との距離がギュッと縮まって、親密度が本当に上がりました。特に沖縄に行ったとき、初めて2人きりでタコライスを食べて、夜遅くまで深い話をしたのが、私の中で本当にいい思い出になってます。あの夜にグループへの熱い思いや、普段は見せない真面目な一面を共有できて、ナスちゃんのことがより一層大切で、大好きな存在になりました。
アイナスター→キラ・メイ
アイナスター メイとはWACKの同期として、一番長い時間を過ごしてきました。それこそメイが岐阜から上京してきた頃の姿も知っているし、今でも家に遊びに行って一緒にいることもあります。コロナ禍で心が折れそうだった苦しい時期も、お互いに支え合って続けてこられて、今こうして一緒にいられることが本当にうれしい。メイは少し自己開示が苦手というか、言葉にせずとも芯を心にちゃんと持っている人。“自己開示マン”の私の悩みもいつも優しく聞いてくれます(笑)。WACKに入所して7年目、もう家族以上の存在だと思っているけど、たまには私にも遠慮なく甘えてほしいなと思います!
キラ・メイ→ナルハワールド
キラ・メイ ナルも私に近くて、あまり自己開示をしないタイプ。でも、だからこそ歌詞やMCの言葉の端々から伝わってくる思いにいつもグッときます。“秘すれば花”みたいな奥ゆかしさがある一方で、実はグループで一番のアイドル力を持っていて。最近の個別ボックchuトーク会でも、隣でチラッと見たり、TikTokの動画で見返したりするたびに「自分たちはまだまだだったな」と驚かされるくらいの神対応なんです。沖縄旅行でのゲームのときもそうだったんですけど、メンバーのことを誰よりも理解してくれていたり、さりげなくネイルのカラーをメンバーカラーにしていたり。そういう一面を知るたびに、今でもキュンキュンさせられちゃいます。
──素敵な関係性ですね。では最後に、KiSSERSへメッセージをお願いします。
ナルハワールド 2年ぶりのツアーを回る中で、KiSSERSのみんなとあと何回会えるんだろうと考えて、たまに寂しくなることもあります。でもまだ会うことができるし、もっと思い出を作りたいと思っているので、これからも一緒に楽しい時間を過ごせたらうれしいです。
プロフィール
KiSS KiSS(キスキス)
2023年3月末に始動した音楽事務所WACKのアイドルグループ。WACKらしいロック調のサウンドとは一線を画す、王道アイドル路線で活動している。メンバーはナルハワールド、キラ・メイ、キャ・ノン、チャンベイビー、アイナスターで、この5人はGANG PARADEのメンバーとしても活動中。6月に1stアルバム「FiRST ALBUM」をリリースし、11月からは2ndワンマンツアー「MELTY KiSS TOUR」を開催した。結成1周年を迎える2024年3月に東京・Spotify O-WESTでワンマンライブ「HUG and KiSS」を行った。2025年に結成2周年を迎え、12月にクリスマスライブ「KiSS KiSS Holy Night」を開催。2026年、解散することが決まっている中、約2年ぶりのワンマンツアー「KiSS KiSS Dream Trip Tour」を開催し、4月4日に東京・BLAZE Gotandaでファイナルを迎える。
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