カミツキ「REAR SIDES HERO」 PR

カミツキ|結成2年で世界進出、成長し続けるための挑戦とは

カミツキが5月16日にタワーレコード店舗限定シングル「REAR SIDES HERO」をリリースした。

2016年に音楽フェスティバル「SUMMER SONIC」の前夜祭で初ライブを行い、フランスやタイなど世界各国で開催されているイベント「JAPAN EXPO」に出演するなど、デビュー時から大規模なステージでのパフォーマンスを行ってきたカミツキ。今回音楽ナタリーでは国内のみならず、海外でも多くの話題を集めている彼らにインタビューを行い、デビューから現在までの道のりを振り返りつつ、ニューシングル「REAR SIDES HERO」について語ってもらった。

取材・文 / 阿刀“DA”大志 撮影 / 後藤壮太郎

思い切って突っ込んでいけば平気

──カミツキがライブで競演しているバンドの顔ぶれを見ると、ガールズロック、ギターロック、パンクといった感じで幅の広さを感じました。カミツキは主にどういったシーンで活動しているんでしょうか?

SHU→TA(Dr) アニメの主題歌っぽい雰囲気の楽曲が多いので、アニメのタイアップを取りたいですが、ライブハウスの現場においては垣根なく活動してるつもりです。

──では、特定のシーンでがんばっていくと言うよりは、自分たちと気の合うバンドだったら誰でも一緒にやりたいと。

SHU→TA そういう気持ちもありますけど、僕らはアニソン以外だと聴いてきた音楽が3人それぞれで全然違うので、自然と対バンもバラエティに富んだ感じになったんだと思います。

──皆さんはどんな音楽に影響を受けているんですか?

キャシー(B) 自分は日本のロックを聴いて育ったんですけど、最近はアニソンとかボカロの歌モノ系がすごく好きです。

MiZUKi(Vo)

MiZUKi(Vo) 私は椎名林檎とかCoccoが好きで、ボカロ曲もよく聴いてました。

SHU→TA 僕はもともと洋楽が大好きで、ポップパンクやエモ、最近だとEDMとかR&Bもよく聴きます。

──今、お話を聞いて感じたんですけど、MiZUKiさんは話し声と歌声のギャップがすごいですね。

キャシー 全然違いますよね(笑)。

──歌はパワフルなのに、しゃべり声は癒し系の落ち着いた雰囲気で。

MiZUKi なんか……普段は声を張ってしゃべれないんですよね。大きな声でしゃべるテンションにもならないし。

──さらに人見知りだとか。

MiZUKi (即答で)はい(笑)。ステージに立つときには切り替えるんですけど、ライブが終わって物販に立つと、この調子に戻ってしまうので、よく「ギャップがあるね」って言われてしまいます(笑)。ステージに上がるのも、もともとすごく苦手で。アガっちゃって何もしゃべれなかったんですけど、今はちょっとずつ慣れてきたかなって感じです。

──そんなフロントマンを擁して初めて臨んだライブが「SUMMER SONIC」の前夜祭っていうのも面白いですね。

SHU→TA そうですね(笑)。

──しかも、結成間もないのに海外各地の「JAPAN EXPO」に出演したり。

SHU→TA 僕らも最初は「何それ!?」って感じだったんですけど、「決まっちゃったなら、やるしかないよね」って(笑)。

MiZUKi 私も怖がりではあるんですけど、思い切って突っ込んでいけば平気かなっていうふうに考えてるところはあります。

キャシー 最初から初めてのことだらけでしたけど、新しいことにチャレンジするのは好きなので、「JAPAN EXPO」が決まったときも「がんばるしかない」って思ってました。それが今も続いてるって感じですね。

「アニメのタイアップソングじゃないの?」って思わせる曲たち

──過去音源も含めて、カミツキの楽曲はどれもアニメのオープニングやエンディングを飾っていてもおかしくないものばかりです。しかも、1曲入魂ですべて直球のストレート。1枚の作品としての流れやバランスを意識することよりも、自分たちの一番得意なことをすべての楽曲に注ぎ込んでいるように感じました。

MiZUKi どの作品も物語になるように作っているつもりではいるんですけど、自分の好きなものをすべて突っ込んでるっていうのはあるかもしれないですね。

──作曲は外部の作家を立てていますけど、アレンジはどうなんでしょうか?

SHU→TA 基本的にはプロデューサーが先頭に立っていて、僕らは上がってきたものに対して意見を出すという感じです。

──皆さんが影響を受けているアニソンの世界観は意識しているんですか?

SHU→TA それはすごく意識してますね。「なんでアニメのタイアップが取れてないの?」って思わせるぐらいのものにはなってると思います(笑)。

──ちなみに、皆さんどんなアニメが好きなんですか?

キャシー(B)

キャシー 僕は「Fate」シリーズが大好きです。全部観てますね。

MiZUKi いっぱい観てるけど……何が好きか聞かれるときはいつも「ポケットモンスター」って答えてます。

SHU→TA 僕は高橋留美子さんが好きで、中でも「めぞん一刻」はすごく好きです。あとは「マクロス」シリーズなんかも好きです。

──「めぞん一刻」は古い作品ですけど、原作は今読んでも胸がキュンキュンしますよね。

SHU→TA 本当にそうですね! 一刻館(「めぞん一刻」で主人公とヒロインが住む下宿)みたいなところがないか、学生の頃にずっと探してました(笑)。

──カミツキの楽曲は、まさにキャシーさんが挙げられた「Fate」のようなアニメの主題歌になってもおかしくないと思います。

SHU→TA ありがとうございます。でも、アニメのシーンで有名になるバンドは個性的すぎたり、楽曲も奇をてらったものが多くて。僕らのような王道路線のバンドは少ない気がするんです。

──確かに最近のアニソンは意表を突いたトリッキーな楽曲が目立ちます。カミツキは作品ごとにコンセプトがありますけど、架空のアニメのテーマソングみたいにも聴こえます。

MiZUKi 映像までは浮かばないんですけど、自分の中で登場人物を作ったり、そういうつもりで歌詞のストーリーは作ってますね。自分自身、創作された物語を読んだり観たりするのが好きなので、自分たちの曲の歌詞もそうしたくて。そのほうが作りやすいんです。

──曲とコンセプトはどっちが先なんですか?

MiZUKi どっちのパターンもあります。2017年に発表した「Five Days After Infection of Vampire」は曲が先にあったんですけど、「こういう流れにしたいから、こんな曲が欲しい」っていうふうにお願いすることもあります。

──作品の方向性をMiZUKiさんが決めているわけですね。それで曲が上がってきてからバンド内で肉付けをすると。その際に意識することは何かありますか?

SHU→TA(Dr)

SHU→TA 作品ごとに違うんですけど、基本的にボーカルが立つようにすることを前提として、そこに自分のテイストを入れるか入れないかのバランスを考えます。

──重心の低いヘヴィなロックサウンドでありつつ、キラキラした上モノを入れることで聴きやすさも意識していると感じました。あくまでもMiZUKiさんの歌とポップさを押し出したいのかなと。

SHU→TA そのとおりですね。わかっていただいてありがたいです。

カミツキ「REAR SIDES HERO」
2018年5月16日発売 / ROLL RECORDS
カミツキ「REAR SIDES HERO」

[CD]
1296円 / ROLL-1004

TOWER RECORDS

タワーレコード渋谷店 / 新宿店 / 横浜ビブレ店 / 名古屋近鉄パッセ店 / タワーレコード オンライン限定販売
収録曲
  1. scene 1. from Day to Day
  2. scene 2. 月華の奏
  3. scene 3. 3 Words
  4. scene 4. Eternal Sunshine

ライブ情報

カミツキ「"REAR SIDES HERO" TOUR」

2018年5月20日(日)
東京都 Shinjuku club SCIENCE
出演者 カミツキ / DAMDLISM / DEAL OF CLOWN / DOLLS REALIZE / FarEastMaze / Far From Perfect / MARKET SHOP STORE / onepage / PHONICLINE / SETTLE ON / St.Clair / StormymondayDJ:BABU(Bar-bu's NIGHT、BAD BRAIN NITE) / RICK(下戸駆除、グルメ部、肉食男子) / TAKK HUMMER(THE NEIGHBOR) / 440(Collective)

2018年6月15日 (金)
神奈川県 F.A.D YOKOHAMA
出演者 カミツキ / ANARCHY STONE / FAKE ISLAND / GREED FIVE EGG'S

2018年6月23日(土)
静岡県 Shizuoka UMBER
出演者 カミツキ / ANARCHY STONE / シンクロニシティ

2018年7月1日(日)
島根県 アポロ
出演者 カミツキ / and more

2018年7月3日(火)
兵庫県 MUSIC ZOO KOBE 太陽と虎
出演者 カミツキ / DRILL / Quince / Tmg.c(タマゴクラブ) / Dicentra / and more

2018年7月14日(土)
京都府 京都MOJO
出演者 カミツキ / HöLDERLINS

2018年7月20日(金)
千葉県 千葉LOOK
出演者 カミツキ / SILBERSTYLE / Noel / シンクロニシティ

カミツキ presents「噛みついて神ついて」

2018年6月17日(日)
愛知県 CLUB 3STAR IMAIKE / 今池GROW
出演者 カミツキ / 宮脇早紀 / AILIS / FarEastMaze / Tmg.c(タマゴクラブ) / Quince / ES-TRUS / FAKE ISLAND / PANIC in the BOX / CODE OF ZERO / Down the Hatch / and more

2018年7月13日(金)
大阪府 心斎橋VARON
出演者 カミツキ / 宮脇早紀 / FarEastMaze / FAKE ISLAND / HöLDERLINS / シンクロニシティ / PANIC in the BOX

2018年8月3日(金)
東京都 TSUTAYA O-Crest
出演者 カミツキ(※ワンマン)

カミツキ
カミツキ
MiZUKi(Vo)、キャシー(B)、SHU→TA(Dr)の3名により結成され、東京を中心に活動を行っているロックバンド。2016年に音楽フェスティバル「SUMMER SONIC」の前夜祭「幕夏祭~幕ソニ~」で初ライブを行い、2017、2018年にはフランスやタイなど世界各国で開催されているイベント「JAPAN EXPO」に出演。国内のみならず海外でも多くの話題を集めている。これまで2017年3月に1stミニアルバム「Five Days After Infection of Vampire」、同年10月に2ndミニアルバム「CLOCKWISE HERO」を発表。2018年5月16日にはタワーレコード限定シングル「REAR SIDES HERO」をリリースした。同月からはシングルのリリース記念ツアーを開始。このツアーの東京・TSUTAYA O-Crest公演はバンド初のワンマンとなる。