音楽ナタリー PowerPush - J☆Dee'Z
全員2000年代生まれ!注目JCダンスボーカルユニットを徹底解剖
J☆Dee'Zインタビュー
ダンスを始めたきっかけ
──皆さんダンスはいつ頃、どういうきっかけで始めたんですか?
Meik 私は4歳から。お姉ちゃんがダンスを先に習っていて、その踊ってる姿を見ていいなと思って私も始めました。最初はヒップホップダンスから始めたんですけど、今も一番踊りやすいジャンルなので大好きです。
ami 私は10歳のときから始めて。きっかけはおばあちゃんが“よさこい”をやっていて、一緒にやってたら体を動かすことが楽しいなと思ったんです。もともと運動神経はそこまでよくなかったんですよ。何をやってもダメだったんですけど、体が柔らかいことだけが自慢だったので、お母さんに「ダンスをやりたい!」とお願いして始めました。
──運動は今でもダメですか?
ami 走りもダメだし、バレーボールとか球技もまるでダメで。昔から運動会は大嫌いでした(笑)。
──でもダンスは大丈夫だと。
ami はい。ダンスは楽しくできるんです。
MOMOKA 私も運動神経がなくて悩んでるんですよ(笑)。決して「ダンス」イコール「運動神経がいい」っていうわけじゃないんです。
──そうなんですね。続いてNonoさん。
Nono 私がダンスを始めたのは5歳のときで、きっかけはパパと公園に遊びに行ったときにストリートパフォーマンスしてるダンサーさんがいて、それを見て「カッコいい!」と思って。私も真似して踊ってたら、パパやママが「いいじゃん!」と言ってくれて、それで始めたんです。
──ダンスは楽しい?
Nono 楽しいです! あと音楽が好きなので、ダンスをやっているといろんなジャンルの音楽を聴く機会が増えるから、そういうところも好きです。
MOMOKA 私はお父さんがもともとダンスをやっていたらしくて。踊ってる姿は見たことはないんですけど、若い頃に「ダンス甲子園」に出たりしてたそうなんです。そういうこともあって家族みんな音楽が好きで、私はよく自分で歌を作って踊ってたんですよ。そうしたら「じゃあダンスを習ってみる?」ってことで、地区センターのアーティストさんの振り付けを真似して踊るコースから始めて、そこからダンススクールにも通い始めました。
──皆さん、楽しそうに踊ってるのがすごく印象的で、本当にダンスが好きなんだなというのが伝わってきます。ちなみに普段、どんな音楽を聴いていますか?
Meik 私は洋楽が大好きで、マイケル・ジャクソンとかよく聴きます。ダンスするときは洋楽をかけて踊ることが多いので、それで好きになったんです。
ami お父さんお母さんが昔から松田聖子さんが好きで、それで私も大好きになって聴くようになりました。
Nono 私はいろんなジャンルを聴くんですけど、昔少しだけピアノを習っていたので歌がなくてピアノだけみたいなインストも好きです。
MOMOKA 私は洋楽も好きだし、日本のロックバンドもよく聴いてます。あとMISIAさんが大好きです。お母さんがずっとMISIAさんが好きだったから、私がおなかの中にいるときもよく聴いていたらしくて(笑)。よくお母さんと一緒にライブに行ったりもしてます。
親友以上、家族未満?
──J☆Dee'Zは現在のメンバーになってから、すでに1年半近く経ちましたね。
ami ほぼ毎日、練習とか撮影とかで一緒にいるから、どれくらい一緒にいるとかあまり意識してなかったかも(笑)。
Meik うん、考えたことなかったよね。
ami 夏休みの間は毎日会うのが当然みたいな感じで。家族よりも一緒にいる時間が長いかも。
Nono 1日会わなかっただけで「あーひさしぶりー!」みたいな感じになるんで。
──どうですか、4人の結束力は。
MOMOKA 仲は普通にいいよね?(笑)
ami 友達とも違うし、家族とも違う、新しい感じの関係っていうか。会話がなくても相手のことがわかってるって感じです。
MOMOKA 親友以上、家族未満?
ami 仲間って感じ?
Nono うん、仲間だね。そういう分類に入ってると思います(笑)。
──初めて会った頃と比べて、お互い印象は変わりましたか?
Meik だいぶ変わりましたよ(笑)。
Nono 私は最年少なのでみんなお姉さんたちみたいな感じで。最初はちょっと甘えて、自分がみんなに気を遣わなさすぎてたかなって思う(笑)。
ami 私は新メンバーとして最後に入ったんですけど、すでにJ☆Dee'Zは同年代の子たちの間では有名で。だから最初に会ったときは「うわあ、あのJ☆Dee'Zだあ!」って感じだったんですよ。撮影のときも緊張していて無口だったし。
Meik amiは最初、超おとなしい子だなと思ったら全然違った(笑)。
Nono 真逆だよね(笑)。
声援をもっと聞きたいし、喜んでる顔をもっと見たい
──amiさんが加入した時点で、J☆Dee'Zはキッズダンサーとしてすでに有名だったわけですもんね。
ami 憧れの存在でした。
──過去の動画を見ると、同年代の観客からの声援がすごいですもんね。
Nono その頃はステージで踊るとみんなが盛り上がってくれるのありがたかったし、J☆Dee'Zの名前やメンバーの名前を叫んでくれることもうれしかったです。
MOMOKA キッズダンサー時代はJ☆Dee'Zのことを知って観に来てくれてるっていうのが前提状態だったんです。でも活動のフィールドを広げた最近はJ☆Dee'Zのことを知らない人がほとんどという状態なので、地方に行っても「あの子たち誰?」って言われたり、昔と比べるといろんな意味で環境が変わりました。
ami 考え方も変わってきたよね。昔はただ練習して踊って楽しいみたいな感じだったんですけど、今はどういうパフォーマンスをしたら、どういうトークをしたらお客さんを盛り上げられるか、いろいろ考えるようになって。昔と比べたら180度くらい変わった気がします。
Meik うん、昔は自分が楽しむことしか考えられなかったし。
──メジャーデビューを目前に意識が変わったと。
MOMOKA お客さんの声援をもっと聞きたいし、喜んでる顔をもっと見たい。その気持ちはどんどん強くなってます。
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- デビューシングル「Beasty Girls / Let the music flow」/ 2014年9月24日発売 / Sony Music Labels / SRCL-8599~600
- [CD+DVD] 1500円 / SRCL-8599~600
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収録曲
- Beasty Girls
- Let the music flow
- DISCO WINNER
- Beasty Girls -instrumental-
- Let the music flow -instrumental-
- DISCO WINNER -instrumental-
DVD収録内容
- Beasty Girls Music Video
- Let the music flow Music Video
- J☆Dee'Z Dance Exercise
J☆Dee'Z(ジェイディーズ)
MOMOKA(Dance, Vo)、Nono(Dance, Vo)、Meik(Dance, Vo, Rap)、ami(Dance, Vo)の現役中学生4人からなるダンスボーカルユニット。2012年11月、「LOTTE Sony Music 歌のあるガムプロジェクト2012『NEXT』」にて約8000組の中からグランプリに選ばれ、ソニーミュージックからのメジャーデビュー権を獲得する。2013年7月にはフランス・パリで開催された「JAPAN EXPO」に史上最年少ゲストとして出演。2000人の前でライブを成功させ、デビュー前から大きな話題を集めた。同年10月、テレビアニメ「ポケットモンスター XY」のエンディングテーマ「X海峡Y景色」を担当。さらに2014年5月には「ポケットモンスター XY」新エンディングテーマ「ピースマイル!」をJ☆Dee'Z with ピカチュウ名義で発表した。これらの楽曲を含む“ポケモンシングル”「ポケモンで踊ろう with J☆Dee'Z」を同年7月にリリース。そして9月24日、DVD付きシングル「Beasty Girls / Let the music flow」で待望のメジャーデビューを果たす。