全員集合

おしとやかそうだけどおしりを振り回す

──アイオケはかなり独自性の強いアイドルグループですよね。

根本　楽器隊がいて、パフォーマーがいて、ボーカルがいて、という見た目のインパクトが強いですからね。ほかのアイドルさんと対バンすると、一発で覚えてもらえます。そこで好きになってもらえるかどうかは私たちの努力次第ではあるんですけど。

三田　メンバーにバイオリンやフルートがいるから一見おしとやかな曲をやりそうだけど、実際はけっこう激しいんですよ。それにビックリして興味を持ってもらえる場合も多いですね。

白鳥　「【ご報告】私、食べるのやめます。」では後ろを向いて、お尻を振り回したりするんですよ。

白石　振り回しはしないよ（笑）。お尻を振る踊りね。

白鳥　さらにみんなが変顔するタイミングもあったりするし。自分たちで言うのもアレですけど、私たちってみんなかわいいじゃないですかー（笑）。かわいいのにそんなこともガチでやっちゃうギャップの面白さもあると思います。

高橋　楽器チームも後ろで演奏してるだけじゃなく、みんなと一緒に踊りますからね。やっている身としてはめちゃめちゃ大変なんですけど（笑）。

kurumi　バイオリンを弾くにはふさわしい体勢があるんですけど、そんなの一切関係ないですから（笑）。まあ、そこもまたほかにはないアイオケだけの個性になっていますね。

白石　ダンス自体もかなり高度なものに挑戦している自負はあるので、パフォーマンス面ではほかのアイドルさんにも絶対負けない自信があります。

三田　お客さんが真似しやすい振りを盛り込んだりもしてるしね。ライブではみんな一体になれる楽しさがあります。

白鳥　耳だけじゃなく目でも楽しめるグループだからね。音源はもちろん、ミュージックビデオやライブでの私たちの姿もぜひ注目してほしいですね。

夢をつかみたい私たちの思い

──デビューシングル「Catch The Dream」は、ここからアイドルシーンを突き進まんとする今の皆さんの思いが詰まったアップテンポなナンバーですね。

根本　はい。アイオケとして初めてのCD作品なので、疾走感のあるサウンドでインパクトを感じてもらえたらいいなと思っています。ポップな雰囲気は皆さんにとって馴染みやすいものだと思うので、幅広い世代の方に愛してもらえるんじゃないかな。

高橋　アイオケ楽曲には必ずクラシックの曲を盛り込んでいるという大きな特徴もあるんですよ。この曲では「乙女の祈り」というピアノの曲を使っているので、普段アイドルの曲を聴かない方にも興味を持ってもらえると思いますね。年配の方でもきっと好きになってもらえるかなって。

JIN　すべてにおいて親しみを持っていただきやすい曲だよね。

ゆーき　アイオケの曲は本当にスッと体に馴染むんですよ。私の場合、あまり馴染まない曲だと100回聴いても覚えられなかったりするんですけど。

白石　100回聴けばさすがに覚えるでしょ（笑）。

ゆーき　いや、それくらいアイオケの曲はすぐに体に入ってくるということです（笑）。一発で覚えられてしまうので。

根本　この曲は本当にタイトル通り、夢をつかみたいという私たちの思いが詰まった曲になったので、ぜひ多くの皆さんに届いてほしいですね。カップリングにはメンバーが作詞作曲したダイエットソング「【ご報告】私、食べるのやめます。」や、運動会をテーマにした「アイオケ体操第一」という楽しい曲も入っているので、ぜひ聴いてみてください！

──ここからどんなグループになっていきたいですか？

白鳥　老若男女、誰もが知ってるグループになりたいです！ ライブ会場をお客さんで一杯にするのも夢ですね。今年中に500人キャパの会場を満員にしたいです！

高橋　新しいファンの方々との出会いはもちろん楽しみなんですけど、ここまで応援してくれた楽団員（アイオケファンの呼称）への愛にもしっかり応えていきたいですね。みんなで夢をつかんで、一緒に上へ上へと昇っていきたいです。

ゆーき　私は愛媛出身なので、全国ツアーをして地元でのライブをやってみたいですね。いろんな場所で、たくさんの方々に会いたいです！

白石　一般的なアイドルのイメージをいい意味で払拭させるクオリティを保った活動をすることで、いずれは世界へも飛び出していきたいですね。

JIN　私たちは“会いにいけるオーケストラ”というコンセプトを持ったグループでもあるので、アイオケの音楽を通してクラシックに興味を持ってもらえる人が増えたらいいなっていう思いもありますね。

kurumi　そうだね。アイオケきっかけでフルートやバイオリン、ピアノを始める人が増えてくれたらすごくうれしいです。クラシックはそんなに堅苦しいものじゃなく、いろんな可能性があるんだよということを知ってもらいたいです。

三田　クラシックがきっかけでもいいし、ダンスがきっかけでもいいし、アイオケにはいろんな入り口がありますからね。お客さんの層がどんどん幅広くなっていったらいいですね。

根本　去年の7月23日に活動を開始して、今回初めてのCDを出せたアイオケは今、「この8人で本当によかった！」という気持ちを持って一丸となれています。そんな私たちと同じように「アイオケのファンで本当によかった！」と感じてくださる方がいろんな場所にあふれるようにここからもがんばっていきたいと思います！