文 / 成松哲
ソニーモバイルコミュニケーションズのスマートフォン・Xperiaブランドが、現在スペシャルサイト・VOICES(参照:Xperia™ VOICES | ソニーモバイルコミュニケーションズ)を公開している。このサイトでは「やりたいことが、もっと楽しめる。好きなことが、もっと広がる」というコンセプトのスマホであるXperiaシリーズの魅力を広く伝えるべく、さまざまな企画を展開中だ。
例えば「Xperia FILE」というコンテンツには、放送作家やレコードコレクター、アイドル、ベンチャー企業社長、能楽師、アナウンサー、総合格闘家など、100人以上に及ぶさまざまな立場・職業の人々が、それぞれのXperiaの利用スタイルを動画とテキストで提案するインタビューが公開されている。またユーザーがXperia端末で撮影した会心の1枚を紹介するフォトギャラリー「Xperia PHOTO」や、1700超の市井の人々が自らの「“もっと”したいこと」をしたためたボードを掲げる写真を集めた「Xperia SNAP」なども用意されている。
中でも、“いい音”にこだわる本特集の読者が注目したいVOICESのコンテンツが「初音ミク×Xperia」だ。これはその名の通り、初音ミクとXperiaのコラボレーション企画。両者は2013年にもダブルネームモデルとなるスマートフォンXperia feat. HATSUNE MIKU SO-04Eを発表していたが、この夏にはスペシャルサイトの名前の基ともなった、XperiaシリーズのCMソング「VOICES」の初音ミクボーカルバージョンがお目見え。これまでオリジナルバージョンの「VOICES」が流れるXperiaのCM映像に加え、ピアニスト・大井健、マリンバ奏者・SINSKE、能楽師・一噌幸弘がそれぞれこの曲をプレイするCMがテレビやWebで発表されてきたが、このたびVocaloidプロデューサー・tilt-sixの手がけた「VOICES tilt-six Remix feat. Miku Hatsune」のミュージックビデオが「初音ミク×Xperia」の特設ページ(参照: 初音ミク × Xperia™|Sony Mobile Communications)やYouTubeで公開された。既発のインストゥルメンタルバージョンから一転。ボーカルもののハウスミュージックに大胆にお色直しされた「VOICES」に乗せて、3DCGとなったミクが実写の秋葉原を疾走する映像を堪能してみよう。
さらに音楽配信サイトmoraでは現在「VOICES tilt-six Remix feat. Miku Hatsune」やオリジナルバージョン、ピアノバージョン、マリンババージョン、能楽バージョンの「VOICES」のハイレゾ音源が無料配信されている。SONYがWalkman開発で培った、街角で音楽を満喫するための技術が詰め込まれたハイレゾ対応スマートフォン・Xperiaシリーズなどの対応機器を使えば、誰でも“いい音”体験ができるのだ。
Xperiaシリーズ
なお「初音ミク×Xperia」の特設ページではミクがXperiaの魅力を歌うラマーズPのナンバー「どんだけ!? Xperia」のMVとMP3音源が公開されているほか、Xperiaユーザーに向けたサービスも実施中。Xperia端末でサイトにアクセスすると、さまざまなボカロPが制作した79曲のVocaloidナンバーのフルレングスバージョンが無料でダウンロードでき(ほかのスマホやパソコンではショートバージョンの試聴にのみ対応)、またコラボレーション記念壁紙が手に入る。
読者の中には “ハイレゾ” “高音質”と聞くと「敷居が高そう」と尻込みしてしまう人もいることだろう。しかしそんな人にこそVOICESにアクセスしてみてほしい。意外なまでにお手軽に“いい音”と出会えるはずだ。
2016年12月21日更新