ナタリー PowerPush - ハナエ

でんぱ組.incりさちーと相思相愛ガールズトーク

サウンドプロデューサーの真部脩一によるキュートなガーリーポップサウンドに、中毒性の高いウィスパーボイスが心地よく弾むニューシングル「Boyz & Girlz」をリリースしたハナエ。それを記念し、今回の特集ではスペシャルな対談を企画した。その相手は、5月29日にニューシングル「でんでんぱっしょん」をリリースするでんぱ組.incの相沢梨紗だ。

もともとでんぱ組.incのファンで、ライブにも足しげく通っていたというハナエ。2組の交流は、そのことをTwitterなどを通して知った相沢がコンタクトを取る形で始まったという。じっくり話すのは今回が初めてだそうだが、共通する趣味・嗜好のことから、お互いの魅力、そして新作のことまで会話は大きく盛り上がった。

取材・文 / もりひでゆき 撮影 / 福本和洋

 
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ハナエちゃん美少女すぎる!

写真左からハナエ、相沢梨紗

相沢梨紗 (席につくや否や)わわわ、こんなに近いと恥ずかしいですね。ハナエちゃん、美少女すぎる。かわいい子と話すのはうれしいんですけど、うれしすぎて苦手なんです。どどどどうしよう、みたいな(笑)。

ハナエ 私もです。ずっとドキドキしてます。

──じっくり2人で話すのは初めてなんですか?

相沢 そうですね。ライブで競演させていただいたりはしてますけど、楽屋だとそんなにじっくりは話せないですもんね。

──じゃ本日は相思相愛のお2人にガールズトークで盛り上がっていただければと。

相沢 えーガールズトークかあ。普段、でんぱ組として6人で活動してるんですけど、あんまりガールズトークってしないんですよ。

ハナエ そうなんですか? でも確かにライブでご一緒したとき、楽屋では落ち着いた感じでMCのことなんかを話してましたもんね。もっとキャーキャーしてるのかと思っていたので、ちょっとビックリしました。

相沢 まあ、それはいいところだけ見られてたんだと思うんですけど(笑)。普段はゲームのこととかごはんのこととか、女の子らしくない話ばっかりしてるんですよ。ピンキー(藤咲彩音)とかもが(最上もが)ちゃんはギャー、ウワーって叫んでるし。

ハナエ あははは。でもそういう雰囲気がうらやましいです。私は楽屋で基本1人なので、めっちゃ寂しいんですよ。ソロで活動してて唯一の悩みというか。

相沢 そっかあ。確かに私は6人で慣れちゃってるけど、1人になったら寂しいかも。

──そもそもお2人の交流はどんなきっかけで始まったんですか?

ハナエ まず私が一方的にファンだったんです。レコード会社の方から「でんぱ組はすごいよ。ハナエちゃん絶対好きだよ」って教えてもらって聴いてみたら“ひと聴き惚れ”しちゃって。そこからはライブにもどんどん行くようになったんです。

相沢梨紗

相沢 私はTwitterを通してハナエちゃんという女の子が私たちのライブに来てくれているのを知ったんですよ。その時点ではハナエちゃんのことを知らなかったので、どんな子なんだろうなってYouTubeで検索して「(ハナエの)白ばら通信」(ハナエが日常を紹介する配信プログラム)を観てみたら、好きな作家さんやマンガ家さんの話で三原ミツカズさんの名前が出てきて。これはきっと少女趣味でゴシックっぽいものが好きそうだぞと思って、より気になるようになったっていう。

──趣味が合いそうだぞと。

相沢 そうですね。で、PVをわーっと全部観て、その感想をリプライで送ったんです。「すごく素敵でした」って。そしたらすぐお返事をくださったので、なんてかわいくていい人なんだろうって大好きになっちゃって。

ハナエ 私もリプライが来たときはドキドキでしたよ。「えーどうしよう!」って。ほんとにただのファンでしたからね。普通にお客さんとして並んでライブに参加してましたし。「秋葉原で2時からフリーライブがある! よし仕事の合間に行こう!」みたいな(笑)。

でんぱ組は自分と通じるところがある

──お互いの音楽についてはどんなところに惹かれていますか?

ハナエ

ハナエ 私が最初に聴いたでんぱちゃんの曲は「Future Diver」だったんですけど、その中の「夢で終わらんよ」っていう歌詞がすごく好きで。夢で終わらないっていう歌を歌ってるアイドルグループとかアーティストさんはたくさんいらっしゃるけど、それを女の子らしく、ちょっとふざけた要素も混ぜて歌っているところに、ほかのアイドルにはない覚悟を感じたんです。さらに、メンバーの皆さんの過去のことをブログや「W.W.D」っていう曲で知ったことで、さらに惹かれた部分もありました。勝手な思い込みなんですけど、自分とすごく通じるところがあるなって。私も中学校時代は学校が嫌いであまり行かなくなっていたので。あとはもう何もかも忘れて楽しめるライブっていうのもでんぱちゃんの大きな魅力だと思いますね。

相沢 うれしいなあ。私はね、でんぱ組としてはハナエちゃんの音楽性と方向が違うんだけど、普段聴く音楽はバラードとかゴシックっぽいものとかミュージカルっぽいものとかだったりするんですよ。なのでハナエちゃんの音楽はもともと好きなタイプ。聴いた瞬間、大好きになっちゃったんです。

──普段聴いている音楽と、でんぱ組としてやっている音楽にギャップがあるんですね。

相沢 はい。だから私は、もしでんぱ組のメンバーじゃなかったらでんぱ組の曲を聴くことはなかったんじゃないかなって思っていたところもあって。でも私と趣味が近いハナエちゃんがでんぱ組をすごく好きになってくれたっていうことは、私もきっとでんぱ組に惹かれてるんだなって改めて思えたんです。ハナエちゃんを通して、でんぱ組のことを深く考えることができたというか。すごく感謝してます!

写真左からハナエ、相沢梨紗

──いい話ですねえ。

相沢 あとは、でんぱ組を聴いたあとにハナエちゃんの曲を聴くと安心できるところもいいですね。でんぱ組の曲ってキーが高いし、テンポが速いし、もちろん大好きなんですけど、毎日聴いてるとおかしくなっちゃう(笑)。

ハナエ ええっ! 私、毎日聴いてる。おかしくなってるかもしれないです(笑)。

ハナエ ニューシングル「Boyz & Girlz」 / 2013年4月24日発売 / EMI Music Japan
初回限定盤[CD+DVD] / 1680円 / TOCT-45071
通常盤 [CD+DVD] / 1200円 / TOCT-45072
初回限定盤 CD収録曲
  1. Boyz & Girlz
  2. 渚のシンドバッド
初回限定盤 DVD収録内容
  • Boyz & Girlz(Music Video)
  • Music Video メイキング映像
  • TVアニメ「神様はじめました」(大地監督ディレクターズカット・オープニング映像)
通常盤 CD収録曲
  1. Boyz & Girlz
  2. oui_oui
  3. 渚のシンドバッド
  4. Boyz & Girlz(オリジナル・カラオケ)
ハナエ

ハナエ

1994年生まれ、福岡県出身のアーティスト。13歳で新人発掘オーディション「Great Hunting」に応募。魅力的な声とサウンドがスタッフの目に留まりデビューに向けて準備を開始し、2011年6月にシングル「羽根」でメジャーデビューを果たす。2012年9月に真部脩一(進行方向別通行区分、アゼル&バイジャン)プロデュースによるシングル「神様はじめました / 神様お願い」を発表。2013年4月に前作に続き真部プロデュースによるシングル「Boyz & Girlz」をリリースした。

でんぱ組.inc(でんぱぐみいんく)

でんぱ組.inc

古川未鈴、相沢梨紗、夢眠ねむ、成瀬瑛美、最上もが、藤咲彩音の6人組ユニットで、「秋葉原ディアステージ」に所属しさまざまな活動を展開。メンバーはもともと、アニメ、漫画、ゲームなど自分の趣味に特化したコアなオタクでもある。最近は東京コレクションへの参加、ミキオサカベをはじめとして多彩なクリエイターとのコラボレーションなどを活発に展開。国内のみならず海外からも注目を集め、ジャカルタでのファッションイベントの出演や台北での単独公演も成功させた。2013年1月にリリースしたシングル「W.W.D / 冬へと走りだすお!」が、オリコンCDシングル週間ランキング10位を記録した。5月29日にニューシングル「でんでんぱっしょん」をリリースする予定。TOY'S FACTORY×もふくちゃんの新レーベルMEME TOKYO所属。