ナタリー PowerPush - GUNMA ROCK FESTIVAL 2013

茂木洋晃(G-FREAK FACTORY)×TAKUMA(10-FEET)故郷に熱狂を!地元フェス開催のワケ

続けられない理由ができるまでやる

TAKUMA

──TAKUMAさんはG-FREAK FACTORYというバンドをどう評価しているんでしょうか?

TAKUMA これは昔からずっと言ってるんですけど、G-FREAK FACTORYが100万枚売れてお茶の間に知れ渡ったら日本はよくなる、素晴らしい政治家が登場するより日本をよく変えていくはずだって。そう言い続けてきているんですよ。それくらい心打たれるバンドですね。MCも、歌ってる内容も、聴いたら、本当に心からがんばろうと思えるし、ちゃんと考えようと思えるし、自分自身や自分の周囲、国、世界がよくなるようにと思える。そういう気持ちにさせてくれる。

──なるほど。

TAKUMA だから、心の奥のほうにある、「みんなが幸せになるためには、こうしたらいいんじゃないだろうか」って思ってるものを、あまり説明がましく言わなくても伝わる環境が「GUNMA ROCK FESTIVAL」にもあるんですよ。G-FREAK FACTORYが持ってるものも素晴らしいし、カッコええな、面白いなって思う人間やから、ずっと一緒にやっていきたいですね。一緒に切磋琢磨してるうちにいろいろな音楽の力を見せてもらえたなって思います。

──「GUNMA ROCK FESTIVAL」はこの先も続けていくんですよね。

茂木 そのつもりですね。

TAKUMA 何年やる?

茂木 続けられない理由ができるまではやるよ。

TAKUMA そうだよな。「京都大作戦」でも打ち上げで同じこと言った気がする。

──フェスを続けていく中で得られることも大きいですよね。

TAKUMA 続けるのは大変ですけど、そのぶん、やりがいと意味が見えてくるんですよ。自分たちがやりたいことだし、よりよくしていきたいって本気で思ってるから、やってみると大変だけど、そのぶん、終わったあとの達成感とやりがいと幸せがある。全員が一生懸命になって、立場は違っても同じ目的でいられる。それはすごく素晴らしいことだと思いますね。

左から茂木洋晃、TAKUMA。

GUNMA ROCK FESTIVAL 2013

GUNMA ROCK FESTIVAL 2013

2013年9月21日(土)群馬県 グリーンドーム前橋
OPEN 10:00 / START 11:00 / END 21:00(予定)

<出演者>
COKEHEAD HIPSTERS / EGG BRAIN / G-FREAK FACTORY / LACCO TOWER / 10-FEET / HEY-SMITH / HAWAIIAN6 / 秀吉 / HIFANA / MAN WITH A MISSION / MINOR LEAGUE / MOROHA / NAIKA MC / OVER ARM THROW / ROTTENGRAFFTY / SPECIAL OTHERS / STOMPIN' BIRD / 高崎頼政太鼓 / ZAZEN BOYS / and more

前売りチケット
大人(中学生以上) 6500円
ファミリーペアチケット(保護者1名+4才~小学生1名) 10000円
ファミリーペアチケット駐車券付き(同上+第一駐車場チケット付属) 11000円

G-FREAK FACTORY ニューアルバム「S.O.S」/ 2013年8月7日発売 / BADASS
ニューアルバム「S.O.S」
初回限定盤 [CD+DVD] 3200円 / BDSS-0015
通常盤 [CD] / 2500円 / BDSS-0016
G-FREAK factory(じーふりーくふぁくとりー)

茂木洋晃(Vo)と原田季征(G)が中心となり、1997年に群馬県にて結成される。結成直後から自主企画「MAD SOUL CONNECTION」を行う。2002年頃よりレゲエサウンドを取り入れた「DREAD-ROCK」を構築。2003年に自主レーベル「3TONE east」を設立し、そこを拠点に活動を展開する。2012年9月、地元を盛り上げるため「GUNMA ROCK FESTIVAL 2012」を企画・運営。2013年8月にBADASSより約9年ぶりとなるアルバム「S.O.S」を発表する。同年9月に「GUNMA ROCK FESTIVAL 2013」を開催。

10-FEET (てんふぃーと)

TAKUMA(Vo, G)、NAOKI(B, Vo)、KOUICHI(Dr, Cho)の3名により、1997年に京都で結成。2001年4月に1stシングル「april fool」をリリースし、3rdシングル「RIVER」がスマッシュヒットを記録する。結成以降、精力的にライブを行ってきているが、今なおそのスタイルは変わらない。2008年からは野外フェス「京都大作戦」を開催(※2007年は台風により中止)し、地元・京都の音楽シーンを熱く盛り上げている。