=LOVE「ラブソングに襲われる」インタビュー|キュートな歌にコミカルなMV、19thシングルも聴きどころ&見どころ満載 (4/4)

音嶋莉沙と瀧脇笙古は好みも性格も真逆なのに相性が合う

──今回のシングルには音嶋さんと瀧脇さんのダブルセンターを務める楽曲「木漏れ日メゾフォルテ」も収録されます。お二人をフィーチャーした楽曲はファンにとっても待望だったと思います。

音嶋 =LOVEはダブルセンターの楽曲が少ないので、この曲でダブルセンターを務めることができてとてもうれしいです。笙古と私は、好みも性格もほぼ真逆なのですが、相性がいいんです。MV撮影も、笙古と一緒にセンターを務めたからこそいつも以上に素を出せたのではないかと思っています。ライブで初披露するときは緊張すると思いますが、2人で緊張や喜びを分かち合いながらがんばっていきたいです。「(いいのに、ね!)」などの掛け声は、ファンの皆さんにも言ってもらえたらうれしいです。

瀧脇 私は歌詞を読んで「莉沙らしい曲だ!」と思いました。「ホットかアイスで悩む」の歌詞にあるように、莉沙は飲み物1つ選ぶときでもいつも悩んでいて、結局私が決めるんです。

瀧脇笙古

瀧脇笙古

音嶋 優柔不断で、自分1人では全然決められないんです。飛び跳ねるような振付が多かったり、少しお芝居のような要素も入っていたり、とてもかわいいです。たくさん愛していただける曲になったらいいなと思っています。

瀧脇 衣装も色違いの双子コーデのようでお気に入りです。

──ほかのメンバーから見て、この楽曲の印象はいかがでしょう。ダブルセンターを務めるお二人の姿はどう映っていますか?

大場 まず、この曲自体が神曲だと思います! =LOVEには「僕」視点の曲が少ないので、最初に聴いたときに鳥肌が立ちました。「木漏れ日メゾフォルテ」というタイトルも、アイドルソングならではのワードだなと感じました。いちアイドルファンとして「こういう曲を求めていた!」と思いました(笑)。

佐々木 しょこりさの2人が接近して交差する振りがあって、振り入れのときに「もっと近付いて」と指示されていたのが印象に残っています。2人は仲良しなのに、なぜかギクシャクしていたんです。

瀧脇 ペアで撮影をするとき、「見つめ合ってください」や「おでこをくっつけてください」という指示をよくいただくのですが、莉沙とペアですると莉沙がずっと笑っちゃうんです。

音嶋 目を合わせるのが恥ずかしくて、避けちゃうところはあるかもしれません。

佐々木 その奥手でぎこちない感じが曲の雰囲気に合っていてかわいいと思う!

──齋藤さんと野口さんのユニット曲「Queens」の印象はいかがでしょうか?

諸橋 樹愛羅のかわいい声と衣織のカッコいい声が交わるのが、この曲の聴きどころだと思います。

佐々木 ダンスも歌も上手な2人だから、ライブで披露される日が本当に楽しみです。

「ファンの方全員を大切にして9年目も活動していきます」

──前作「とくべチュ、して / 恋人以上、好き未満」は=LOVE史上最高のセールスを記録し、「とくべチュ、して」のストリーミング総再生回数が8000万、TikTokの総再生回数が20億を突破するなど爆発的な広がりを見せました。このヒットは=LOVEの活動において1つの転機になったと思うのですが、皆さんの感触はいかがですか?

佐々木 =LOVEの曲を知ってくれている人がすごく増えたと感じます。例えばフェスに行ったときに、聞き覚えがある曲が流れてきたら「この曲知ってる!」とテンションが上がって楽しめますよね。実際に私たちがフェスに出たときも、まさにその現象が起こっていてとてもありがたいです。

諸橋 曲が広がったのは、TikTokの影響が大きいと思います。たくさんの音楽番組に出演させていただけることも、「夢みたいで幸せだな」と毎回感じます。

諸橋沙夏

諸橋沙夏

音嶋 音楽番組でパフォーマンスを披露できることがとても幸せです。今まで以上に楽曲を愛してもらっていると感じました。

大場 またグループや個人のことを知ってくださっている方が増えているみたいで驚いています。

諸橋 周囲の環境がガラッと変わった感覚があります。

──メディア出演も増え、メンバー個々の認知度も上がってきているわけですね。

瀧脇 最近はグループと個人どちらのことも知っていただけるようになりました。いろいろな場面で認識してもらえるようになり、とてもうれしく感じています。

──そんな中、=LOVEは今年9月にデビュー8周年を迎えました。最後に、現在開催中の「=LOVE 8周年ツアー『=LOVE 8th ANNIVERSARY PREMIUM TOUR』」に対する意気込みと、活動9年目の展望を聞かせてください。

佐々木 私たちとしては「もう9年目」という感覚ですが、世間の方たちから見ると逆のイメージもあると思います。いい意味でそれを逆手に取って、ギャップをうまく強みにしていきたいです。今ここで新たなファンの方をいかに引き込むかが、=LOVEの今後につながっていくのではないかと思っています。

諸橋 ツアーにも最近ファンになった方がたくさん来てくださっていて、とてもありがたいです。ライブは来てくださるお客さんがいるからこそ成立するものなので、そのお一人お一人への恩返しとして、楽しんでいただけるパフォーマンスをお届けしたいです。会場に来てくださっている方全員を幸せにできるアイドルになりたいと、改めて思っています。

瀧脇 9年目に入り、メンバーも積極的に意見を言えるようになりました。ファンの方のことを思いながら、自分たちも楽しみながらツアーを駆け抜けたいです。

音嶋 今回のツアーはデビュー8周年のお祝いということで、セットも衣装もお祝いムードのある素敵なものを作っていただきました。デビュー8周年を迎えられたのも、ツアーという形で大きな会場でパフォーマンスできるのも、ファンの皆さんのおかげです。9年目も私たちらしく、できることに全力で取り組んでいこうと思います。

大場 大きな会場でライブをさせていただく機会が増えたものの、それでもチケットが当たらないという声を最近よく耳にします。

佐々木 もどかしいよね。ここまで来たら、もっと大きな会場でコンサートをできるようになるしかないと思っています。ファンの方全員を大切にして9年目も活動していきます。

=LOVE

=LOVE

公演情報

=LOVE 8周年ツアー「=LOVE 8th ANNIVERSARY PREMIUM TOUR」

  • 2025年9月6日(土)広島県 広島サンプラザホール
  • 2025年9月7日(日)広島県 広島サンプラザホール
  • 2025年9月27日(土)山梨県 富士急ハイランド コニファーフォレスト
  • 2025年9月28日(日)山梨県 富士急ハイランド コニファーフォレスト
  • 2025年10月3日(金)沖縄県 沖縄コンベンションセンター 展示棟
  • 2025年10月4日(土)沖縄県 沖縄コンベンションセンター 展示棟
  • 2025年10月11日(土)宮城県 ゼビオアリーナ仙台
  • 2025年10月12日(日)宮城県 ゼビオアリーナ仙台
  • 2025年11月1日(土)千葉県 LaLa arena TOKYO-BAY
  • 2025年11月2日(日)千葉県 LaLa arena TOKYO-BAY
  • 2025年11月15日(土)愛知県 IGアリーナ
  • 2025年11月16日(日)愛知県 IGアリーナ
  • 2025年11月22日(土)北海道 北海きたえーる
  • 2025年11月23日(日・祝)北海道 北海きたえーる
  • 2025年12月23日(火)大阪府 大阪城ホール
  • 2025年12月24日(水)大阪府 大阪城ホール

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プロフィール

=LOVE(イコールラブ)

指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ。2017年9月、ソニーミュージックより1stシングル「=LOVE」でメジャーデビューした。2024年9月には神奈川・Kアリーナ横浜で=LOVE 7周年コンサート「=LOVE 7th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」を成功させ、2025年2月に埼玉・さいたまスーパーアリーナで開幕した=LOVE ARENA TOUR 2025「~Timeless Tales~」では追加公演を含め約11.5万人を動員。18thシングル「とくべチュ、して / 恋人以上、好き未満」でオリコン週間シングルランキング、Billboard JAPAN Top Singles Salesともにグループ史上最高の初週売上を更新し、「とくべチュ、して」のストリーミングサービスでの累計再生数は8000万回、TikTokの総再生回数は20億再生を突破した。2025年9月からはグループ史上最大規模のライブツアーとなる「=LOVE 8周年ツアー『=LOVE 8th ANNIVERSARY PREMIUM TOUR』」を開催中。10月に19thシングル「ラブソングに襲われる」をリリースした。=LOVEというグループ名には、「アイドルとはファンに愛されなければいけない。そしてアイドルという仕事も自分が愛さなければいけない。」という指原の思いが詰まっている。