=LOVE|再び12人で歩き出す 髙松瞳センター復帰曲は王道の青春ソング

音嶋莉沙、齋藤樹愛羅、齊藤なぎさ、髙松瞳、諸橋沙夏、山本杏奈インタビュー

1年前と変わらない気持ちで合流できた

──髙松さんは昨年のデビュー2周年コンサートを最後に休養に入ったので、ちょうど丸1年間活動を休んでいたことになります。3周年コンサートで1年ぶりにステージに立った心境はいかがでしたか?(参照:=LOVEに高松瞳が復帰!12人で感謝の気持ち届けたデビュー3周年コンサート

髙松瞳

髙松瞳 私はもともと緊張するタイプではないし、今回も楽しもうという気持ちでステージに立ったんですけど、1年ぶりにファンの方がいる景色を見たら「わー!」とテンションが上がってしまって。しかもすごく大きい会場だったから心臓がバクバクし始めて、「あ、私緊張してるんだ」と実感しました。でも、そこからはあっという間だったんですよ! 体力的にはちょっとしんどかったんですが、とても楽しいコンサートでした。

──レッスンに合流したのはライブのどれくらい前だったんですか?

髙松 1カ月もなかったですね。

──1年前の感覚をすぐ取り戻せました?

髙松 体力的な面でブランクを感じましたが、1年前と変わらない気持ちでレッスンできました。みんなが優しかったので気まずい思いもしなかったですし(笑)。

──コンサートの中盤には長尺のコントもあり、その中では1年間活動を休んでいたことを自虐するセリフを言っていましたね。休養期間を触れづらいこと、マイナスなことだと捉えていないオープンな空気を感じました。

髙松 あのコントのおかげでファンの方も休養期間のことを重く見なくていいというか、元気だと感じてくれたみたいなのでよかったです。

ひさしぶりの感覚に泣きそうになった

──デビュー3周年コンサートは、髙松さん以外のメンバーにとってもひさしぶりの有観客ライブでした。

齋藤樹愛羅

齋藤樹愛羅 ライブではあまり緊張しないように意識しているんですけど、ひさしぶりにファンの皆さんの前に立ったらやっぱり緊張しちゃいました。あと、2周年コンサートからもう1年経ったんだという感覚もあって。あっという間に時間が過ぎていったので、その間にもっとできることがあったんじゃないかなとも思ったんですけど、楽しくステージを終えることができて、これからもっとがんばろうという気持ちになりました。

──やっぱりファンの前に立つとパフォーマンスにより気持ちが入りますか?

樹愛羅 無観客ライブのアーカイブを観返すといつもより表情が硬い気がするというか、目の前にファンの方がいるほうが自然と笑顔になれます。

──観客は声を出せない状況でしたが、髙松さんがサプライズでステージに登場した瞬間など、会場全体に沸き立つような一体感が生まれる場面もありました。

齊藤なぎさ

齊藤なぎさ 会えない期間も変わらず=LOVEを好きでいてくれたこと、そんな皆さんにひさしぶりに会えたことがすごくうれしかったですし、私たちは瞳が登場することを知っているのにオープニングで「あれ、瞳が帰ってくる!」とドキドキしちゃいました(笑)。「Want you! Want you!」の「2人で作ろうね」と歌うところでは瞳と目を合わせて笑い合うんですけど、かわらしい雰囲気の曲なのにひさしぶりの感覚に泣きそうになっちゃって。やっぱり瞳がいると安心するし、12人全員でステージに立てて楽しかったです。

──なぎささんは髙松さんが休養していたこの1年間、シングル2作品でセンターを務めるなどしてグループを牽引していただけに、肩の荷が下りるような思いもあったんじゃないですか?

なぎさ そうですね。センターを任せていただいた期間、いろんな気持ちになって。楽しいときもあれば苦しいときもあったので、瞳が帰ってきてすごく安心しましたし、やっぱり瞳が隣にいないとダメだなと思いました。復帰後は2人でたくさん話し合って、今は瞳ラブって感じです!(笑)

音嶋莉沙諸橋沙夏

音嶋莉沙 瞳がいない間、なぎさを先頭に11人で=LOVEを守ってきましたが、どこか物足りなさも感じていて、それはファンの皆さんも同じだったと思うんです。なので3周年コンサートでファンの皆さんが泣いている姿がステージ上から見えたときは「待っていてくれてありがとう」という気持ちになったし、私は立ち位置的に瞳と目を合わせて歌う場面が多いのもあり、全員で踊る喜びを感じることができました。

諸橋沙夏 「Want you! Want you!」では瞳と私の間から(野口)衣織が出てきて落ちサビを歌うんですけど、3周年コンサートのときは歌ってる衣織じゃなく、その横でこそこそ合図してる私と瞳がスクリーンにガッツリ映っていて(笑)。瞳に「ヤバい映ってるよ!」と言われて慌てたんですが、そのことにキュンキュンしました(笑)。それ以外にもライブ中はいろんな感情が沸いてきて、たくさん泣きました。「Overture」でも泣きましたし、瞳に対するファンの皆さんの反応を見たときも泣いちゃって。

──ソロ曲「My Voice Is For You」を歌うときも感極まってましたね。

なぎさ あー、あの場面よかったです!

諸橋 もはや泣きすぎて歌えてなかったです(笑)。