えのぐ×友希|次のステージへ進む4人へ 憧れの先輩からの応援歌

メンバーのお気に入りの歌詞は

──えのぐの皆さんが特に気に入っている歌詞はありますか?

奈央 「異次元超えてくRevolution 君の世界とリンクさせて」というところは、えのぐのライブとリンクしているように感じました。私たちはバーチャルな存在だけど、「君の世界とリンクしたい」と常に思っているので。

友希 よかった……! 曲を作る前にライブを観させてもらって、えのぐさんからしか生まれない魅力を感じたので、サビの部分はライブでのファンの人たちのことを想像しながら「このワードは絶対に入れたい!」と思って書いていきました。

夏目ハル

ハル ハルは「向かい風なんて もうへっちゃらさ」という歌詞や、Dメロの弾けるような曲調、音域の広い感じが本当に好きで。夏の匂いが漂ってくる曲だなと思いました。

友希 私も作りながら、「音域が広いけど大丈夫かな」と思っていたんです。自分で仮歌を録っているときも「フルで歌えないかも」と思ってしまうくらい音程が高くて。でも実際に歌ってもらったら、みんな楽々と声を出していて「すごいなあ」とビックリしました。皆さんパワフルで、地に足が付いていて……歌が本当に上手です。

あんず ありがとうございます! 私はサビ前の「七転びだって 八で起き上がれなくたって そのくらいじゃめげないさ (Let's go!)」という歌詞とメロディがすごく好きで、仮歌をいただいたときにそこばかり聴いちゃいました(笑)。本当に元気が出てくる大好きなパートです。

友希 「自分たちは最強だから、みんな付いてきて!」というポジティブな気持ちをイメージして書いていった部分ですね。

奈央 あと、私は最後の「まだまだ行けるよ未来 待ってて まだまだ走るよ ほらついてきて」というところが本当に好きです。私たちの気持ちをそのまま書いていただいたようで。

 「早くステージで歌いたい!」って思うよね。

友希さんが……? 私の歌を……聴いてる……?

──レコーディングには友希さんも立ち会ったんですか?

 はい! 一緒にレコーディングを進めさせていただきました!

奈央 私が最初にブースに入ったんですけど、「私で曲の印象が決まっちゃう……」と緊張しました(笑)。プリプロのときも声が震えすぎて「やばいやばい!」って。だんだん緊張がほぐれて最後は楽しく歌えたんですけど、最初は大変でした。

友希 いやいや、最初からすごくよかったですよ! 緊張を1ミリも感じなかったし、私だったら裏声にするだろうなというところもスパーンと声が出ていてすごいと思いました。

奈央 「大好きを届けあおうよ Join us!」というところを歌い終わったあとに、友希さんが「声が出ててすごい!」と言ってくださったんです。それがすごくうれしくて、もっとがんばろうと思いました。

 私の場合はまず、「友希さんが……? 私の歌を……聴いてる……?」と思ってめちゃくちゃ緊張しました(笑)。でも、歌っていくうちにどんどん楽しくなっていって。「繋がるハート Think of you!」のところで、友希さんが「もうちょっとかわいく歌ってみる?」と提案してくれたのがうれしかったです。

友希 みんなうまく歌ってくれるので、「もっとこんなふうに歌ってもらいたい」という欲が出てきたんです(笑)。それぞれの人柄によって、「こういうふうに歌ってくれたら、もっとよさが出るのかな」って。

白藤環

 友希さんが「今のかわいい!」って褒めてくれるので、そのたびに「かわいいって言ってくれた……その声がかわいい……! どうしよう!」ってなってました(笑)。

ハル (笑)。ハルは最後にブースに入ったのでだいぶリラックスして録れたんですけど、初めて聴いたときから曲に夏の匂いを感じていたので、湘南の道路や江の島を想像しながら歌いました。自分の頭の中でPVのようなものを想像しながら歌っていたというか……自分の中では江の島を走りながら歌っていたんです(笑)。

友希 想像力が豊か!(笑) ハルさんはハモりやコーラスをすべて担当してくれて、その場で「こんなふうにしてほしい」と伝えたものも完璧に歌ってくれて本当に助かりました。みんなそれぞれにすごさを感じる瞬間があって、ひなおちゃん(日向奈央)はi☆Risで言うと私のようなパワフル担当なんだろうなと思っていたので、サビ前の「そのくらいじゃめげないさ」の部分を力強く歌ってくれてうれしかったです。環ちゃんは私にはないかわいさを持っていて、曲全体にかわいい要素を足してくれる存在だなと感じました。サビもかわいさ強めで歌ってもらったんですけど、すごくいい形にしてくれて。自分とは違うタイプの魅力を感じました。

 ありがとうございます……!

友希 あんずちゃんは安定感がすごいですね。言葉の節々の歌い回しがうまくて、ピッチもよくて「何も言うことがない!」という感じです(笑)。みんなそれぞれによさがあって、ばっちり歌ってもらえました。あっ、でも落ちサビは唯一いろいろ録り直してこだわった部分でした。この部分では「この子にはエモく歌ってほしい」「この子にはかわいく歌ってほしい」と、それぞれに違う雰囲気を出してもらいました。

──えのぐの皆さんは完成版の音源を聴いて、どのような感想を持ちましたか?

 感動しちゃいました! レコーディングではみんなすべてのパートを通しで歌って、そこから歌割りを考えてもらったんです。

友希 その作業はえのぐのスタッフさんに担当していただいたんですけど、私も完成した音源を聴いて、みんなのよさが一番よく出てる歌割りになったのかなと思いました。

奈央 「ここ、私のソロになったらいいな」と思ったところがその通り私のソロパートになっていて、「やったー!」と思いながら聴きました(笑)。

 ライブで歌えるのが本当に楽しみです。早くファンのみんなに聴いてもらいたい!

あんず ね!