ライブハウス入り~リハーサル
4月14日に東京・The DOORSで行われたイベントは19:00開演。エルフリーデのメンバーは15:00頃会場入りし、さっそくリハーサルの準備へと移った。
リハーサルにはサウンドプロデューサーの小田内志徳やスタッフが立ち会い、メンバーをサポート。モニタからの出音を確認し、ライブハウスのPAスタッフとコミュニケーションを取りながらリハーサルを進めていく。エルフリーデはライブで同期音源を使用するため、ゆーやん(Dr)の隣にはDAWソフトを起動したノートパソコンが置かれている。基本的にサウンドチェックはステージ上で行うが、星野李奈(B)はリハーサル後半、ステージからフロアに降りてバンド全体のサウンドバランスを確認。星野は「リハーサルではメンバー個々の耳回りの環境をよくすることが第一です」と話していた。
エルフリーデ機材
この日の山吹りょう(G)のギターはFender Custom Shop製のストラトキャスター。メジャーデビューすることを記念して、奮発して購入したのだという。星野はSugi製の4弦ベースに加え、この日から新たにSugi製の6弦ベースを導入。より広い音域をカバーするために取り入れたが、その重量ゆえに大きな動きをした際にベースに重心を引っ張られる感覚になると話していた。ゆーやんはスネア、ペダル、シンバル類を持ち込み、タムやハイハットはライブハウスの機材を使用。スティックは試行錯誤を繰り返しているそうで、この日は比較的太くて長いタイプのものを使ったという。
ライブ本番
この日の出演時間は45分。オープニングSEとしてメジャーデビューアルバム「real-Ize」の1曲目「E.L.F.」が流れる中、舞台袖ではエルフリーデのメンバーとプロデューサー小田内が円陣を組んで気合いを入れる。エルフリーデのこの日のセットリストは、
- Hello Goodbye
- Empty
- memory
- エンドロール
- Orange
- MONSTER
- Vibration
の全7曲。メンバー全員が定位置に付き、「Hello Goodbye」の演奏が始まると同時にみくるが「こんばんは、エルフリーデです! 今日は最後まで楽しんでいきましょう!」と観客に呼びかけた。手拍子を受けながら疾走感のあるポップチューンをパフォーマンスし、畳みかけるように「Empty」につないでフロアの熱気を引き上げる。MCではこの日がインディーズとしてのラストライブであることに言及したほか、山吹の足と星野の6弦ベースのネックの太さが同じくらいであると話すなど自由なトークで観客を楽しませた。
5曲目の「Orange」までポップな魅力が詰まった楽曲を中心にした楽曲を演奏したエルフリーデは、ライブ終盤に「MONSTER」「Vibration」とアグレッシブなロックチューンを投下。パワフルなパフォーマンスで観客を魅了して出番を終えた。
- エルフリーデ「real-Ize」発売記念インストアイベント
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- 2019年4月27日(土)東京都 渋谷マルイ 屋上イベントスペース
- 2019年5月11日(土)東京都 ヴィレッジヴァンガード渋谷本店 B2Fイベントスペース
- 2019年5月18日(土)東京都 HMVエソラ池袋 イベントスペース
- 2019年5月26日(日)東京都 ソフマップAKIBA4号店 アミューズメント館8Fイベントスペース