日本のファンは皆さん温かい

──今回日本でリリースされる「ラリルレ」はチアっぽいイメージですね。

グンミ　そうですね。チアのイメージを入れつつもCRAYON POPらしさを大事にしてジャージのズボンも履いてます。

ウェイ　日本でのデビューということですけど、韓国で愛されたままのイメージを維持したいなと。あとは日本でも受け入れてもらえるようなかわいさを追求した感じになってます。

──スカートにジャージっていうスタイルは日本の女子高生もよくやってますよ。だからそんなに違和感を感じませんでした。

グンミ　韓国の女子高生もやってるんですよ。かわいいですよね。

──「BAR BAR BAR」（パパパ）のときに“直列5気筒ダンス”という特徴的なダンスをやっていましたが、「ラリルレ」でも何か面白いパフォーマンスをするんでしょうか？

エリン　私たちの楽曲は「BAR BAR BAR」（パパパ）のときのようにいつもポイントとなるダンスがあるんですけど、「ラリルレ」でもあります。韓国ではお店が新オープンしたときにお客さんへアピールするために大きな風船人形を用意するんです。人形に送り込む空気の量を変えると人形が動くんですけど、今回はそれをイメージしていて腕を動かす特徴的なダンスをやっています。あとは左足に重心をかけて右足でキックをするような振り付けもポイントです。

──ポップというよりはクールな感じでしょうか？

エリン　ある意味ではカッコいいと思いますし、ある意味ではセクシーかもしれませんね。

ウェイ　でも不思議と私たちがやるとキュートで面白い感じになっちゃうんですけど（笑）。

──楽曲自体もメロディがスッと入ってきますしタイトルがキャッチーなので覚えやすいですよね。

グンミ　一緒に「ラリルレ」って口ずさめるところがいいですよね。曲の内容としては好きな相手がいるけどその思いをうまく伝えられなくて、意地悪したり甘えたりする女の子の気持ちを歌っています。

──歌詞に登場するような女性に近いメンバーはいらっしゃいますか？

グンミ　私たちはみんな気持ちをストレートに伝えるタイプなので、この歌詞に出てくるような女性とはタイプが違うと思います（笑）。

ソユル　私たち、積極的なんです！

──日本の男性ファンの中でも奥手の人っていらっしゃると思うんですけど、印象としてはいかがでしたか？

ウェイ　もどかしいとかは感じたことはないですね。日本のファンの皆さんは本当に温かくて優しい。いつも小さいことでも感動してくれます。

グンミ　ライブに来てくださった日本の男性ファンの方々は一緒に掛け声を叫んでくれたり、ステージに立っている私たちが楽しくなるようなことをしてくださるので、ありがたいですね。なので私はあまり奥手とかそういうふうには感じたことはなくて、個性の強い方がたくさんいらっしゃるなあって。

──日本のアイドルファンはけっこう情熱的な応援をする人が多いですが、そういうのもウェルカムですか？

グンミ　もちろん大歓迎です。私たちも楽しいですし皆さんの積極的な姿は私たちの記憶にも残ります。ただ、危険な行為だけは控えてくださいね（笑）。

多くの人に愛されることを目指す

──ちなみに日本のアイドルグループは知っていますか？

ウェイ　AKB48さんやモーニング娘。'15さん。あとは嵐さんやKAT-TUNさんとか。

ソユル　あとアップアップガールズ（仮）さん。

──アプガを知ってるんですか？

ソユル　以前「Dancing Queen」という曲を出したときに一緒にお仕事させてもらいました。

──アプガはK-POPカバーダンスグループのUFZSとしても活動してますからね。日本のアイドルグループのパフォーマンスはいかがですか？

チョア　皆さん、情熱的なパフォーマンスをしますよね。すごくがんばっているなと見るたびに思います。

ウェイ　機会があったら日本のアイドルの皆さんとも一緒にライブをやってみたいです！

──日本でデビューしたあとの目標はありますか？

エリン　東京ドームではいつかコンサートをやりたいです。あとオリコンシングルチャートで1位にもなりたいですし全国ツアーもやってみたいです。そして何よりたくさんのファンの皆さんにお会いしたいです。

──日本で成功する秘策みたいなものはありますか？

ウェイ　韓国で愛されてきた私たちの持ち味やカラーを維持しながら日本で活動していくことですかね。それが一番わかりやすいと思いますし、愛されるグループになるんじゃないかなって思うんです。まずは第1歩として一生懸命活動して多くの人に愛されることを目指していきたいです。