日本デビューはすべてを賭けて準備してきた

──皆さんは何度か来日されているんですよね？

グンミ　実はもう数えきれないほど来日してます。正式に日本でデビューする前からライブ活動をしていて、日本のファンの皆さんにお会いしていました。7月のデビューを発表してからちょっと時間がかかってしまったので、また早く日本に行きたいなってずっと思ってたんですよ。だから今回も仕事ではあるんですけど旅行に来たような気分で（笑）。

──日本で好きなものって何かありますか？

ソユル　とんかつ！

チョア　寿司！

──日本食、お好きなんですね。

ソユル　日本はおいしい食べ物がたくさんあるので来るのが楽しみでした。

エリン　私は日本のアニメが大好きです。「ONE PIECE」とか「ドラえもん」「クレヨンしんちゃん」が好きですね。

グンミ　あとユニバーサル・スタジオ・ジャパンも好きです。以前来日したときに行ってとても楽しかったんですよ。

──では日本人のどんなところが好きですか？

ウェイ　やっぱり日本の皆さんは親切ですよね。そして何事も細かく考えていて相手を思いやる気持ちがすごいあるなって思いました。

グンミ　あと時間にも正確ですし。

ソユル　私たちが何気なく言ったこともちゃんと覚えていてくれて、食べたかったものを用意してくれて。思いやりの精神が素晴らしいです。

──例えば韓国人の男性のほうが女性に対して優しくて完璧なイメージが強いんですけど、日本人のほうが親切なんでしょうか？

ウェイ　思いやりの種類がちょっと違うと思います。日本人の皆さんはすべてに対して気配りが細かいんですけど、韓国はもうちょっとソフトというか（笑）。

──日本でのメジャーデビューが決定ということで、率直な感想はいかがでしょう？

ソユル　韓国でデビューしてから日本でも何度かライブをする機会があって、いつかは日本でもデビューしたいと思っていたので、今回日本でシングルをリリースすることが決まって本当にうれしかったです。ファンの皆さんの気持ちに応えていきたいと思います。

──皆さんとしても“満を持して日本デビュー”という感じなんですね。

ソユル　日本でのデビューは本当にすべてのものを懸けて準備してきたのでデビュー日が今から待ち遠しいです。

私たちは中毒性があります

──日本でも韓国のアーティストはすごく人気が高いですが、先に日本でデビューされているアーティストで目標にされている方はいますか？

エリン　BoAさんやKARAさん、BIGBANGさんですね。日本の皆さんももちろん知っていると思いますし、テレビ出演もしていて東京ドームのような大きな会場でコンサートも開催してます。私たちも大先輩たちと同じようなビッグアーティストを目指しています。

──皆さんのグループは、先に挙がった韓国人アーティストと比べてもスタイリッシュというよりはポップさが際立っているタイプなのかなと思うのですが、一番の特徴ってなんでしょう？

エリン　個性が強くて振り付けも特徴的ですし、独創的な歌詞の歌を歌うユニークなグループだと思ってます。観ている人に楽しさや癒しを届けることができるグループなんじゃないかなと。

──韓国でもあまりないタイプのグループなんでしょうか？

エリン　そうですね。私たちと同じようなグループはあまりないと思います。

ソユル　だから韓国でも「BAR BAR BAR」（パパパ）をリリースした2013年頃には“最も独創的なガールズグループ”とよく言われました。それに私たちのユニークな部分が評されて賞をいただいたこともあります。

──韓国の方の反応はどうだったんでしょう？

ソユル　最初は慣れないような反応だったんですけど、私たちのことを観ていくうちにハマっていく人が増えていって。中毒性があるみたいですよ（笑）。YouTubeなどで動画を観て、ライブに来てくれた人たちからは「本当に楽しかった！」と感想をいただくことが多いです。

ウェイ　やっぱり「BAR BAR BAR」（パパパ）がヒットして、その動画を観て私たちのことを知ってくれた方が多いです。ヘルメットをかぶってジャージを着ている姿がすごくウケたようで。あと歌詞も簡単なので一緒に歌いやすいし振り付けも面白いので、ここまで流行ったのかなって。

──確かに独創的な衣装でしたよね。渡されたとき、どう思いました？

ソユル　私はすぐに気に入りました。体にフィットしてましたし、意外と女らしさも強調されていてよかったです。

──いわゆる女の子らしいキュートな感じとはちょっと違うタイプの衣装でしたが、そういう衣装よりも気に入ったと？

ソユル　かわいらしい服はプライベートでも着れるので、衣装としてはこういうタイプのほうがいいんじゃないかと思って。やっぱりCRAYON POPのときはCRAYON POPらしいコンセプトの衣装で皆さんの前に立ちたいですし。