DJ CLAZZIQUAIによる既発アルバム全紹介

1st「instant pig」

ずばり“First experience”。曲もそうだし、アートワークから、何から何まですべてが初経験。思い出のたくさんつまった作品です。それと同時に“焦ってるなー、自分”、って思うような歯がゆい部分も見え隠れしてますよね（苦笑）。でも、よく言えば“ありのまま”の感じ、ピュアな情熱がストレートにつまっている作品だと言えます。あらためて今聞いてみるとですけどね。当時は精一杯でした。初心に帰らせてくれる、自分の中では大切な1枚となっています。CLAZZIQUAI PROJECT全4作品の中で、一番バラエティに富み、多面性を持った音たちの集合体です。

2nd「color your soul」

1stの時の経験をバネに、コンセプチュアルな面をよりいっそう前に押し出した構成になってます。1st制作時に感じた悔しさというか“もっともっとこうしたかったなー”といった部分を一気に盛り込んだ作品。具体的にはアコースティックの要素を多く取り入れています。常に新しい何かを求めている、CLAZZIQUAI PROJECTのある種また違った一面を見せたかった。結果、1stよりはコンセプチュアルで、統一感のある、バランスの取れた仕上がりになってると思います。この辺から、CLAZZIのひとつのステップが定まってきたような気がしますね。

3rd「LOVE CHILD of CENTURY」

この3rdアルバム制作時期くらいから、自分の中で“80年代ブーム”が始まったような気がします。「ハウス！」ってこだわるんじゃなくて、いろんな刺激を求めていろんなジャンルを貪欲に聞き始めて、自分なりに吸収した後、いろんな試みを楽しんでる、といった感じ。“そして、また次のステップへ”という余韻を残せるようになってきた作品でもあり、同時にひとつの達成感を感じさせてくれた“CLAZZI第1期”の集大成的作品。

ちなみに日本スペシャル盤には、僕がボーカルを担当しているトラックが収録されてます！あんまり関係ないか（笑）。

CLAZZI meets ジャパニーズ・ハウス・ミュージック！
～親交の深いアーティストからコメントが到着

blanc.

CLAZZIQUAI PROJECTの音楽はいつもフレッシュで、メロディセンスも良く、アレンジも格好いい、そんな印象を僕に与えていました。そして今作を聴かせてもらい、その印象を例外なく与えてくれたばかりでなく、豪華アーティストとのコラボレーションや絶妙なremixセンスで一つのアルバムを色んな角度から楽しめました。場所や時間を選ばずに聞ける時空を超えた作品です。

田中知之（Fantastic Plastic Machine）

オリジナルの持つハッピーなニュアンスを残しつつ、ややテッキーなトラックに仕上げてみました。イントロでちょっと遊んでおりますが。因みに、ハイパーソサエティとは、僕が日本でやってるレギュラーパーティーの名前です。自分がパーティーでdjする時には一曲目にプレイしたいですね。

DAISHI DANCE

ダンスミュージックとしての最近の流れというか新しいテイストをたくさん取り入れていて、尚且つクラジらしさが随所に聴ける現在進行形のダンスミュージック最新アルバムだと思います。大沢さんと田中さんのREMIXもダンスフロア即戦力なアンセムREMIX！で今後PLAYLISTに加えさせて頂きます♪ Horanさんの透明感がある歌声に以前から魅力を感じていたので、ボーカルの雰囲気が生きるような自分らしい感動的な曲をイメージしてREMIXしました。先日ソウルでのDJの時もかけましたし、日本国内でも最近毎回のようにPLAYしています。

MEG

赤のワンピースにクリスタルのハイヒール、時には黒のタイトジャケットも。そんなハっとする魅力が加わった、ファッショナブルなCLAZZIQUAIの新作。わくわくするようなパーティーへのインビテーション。

CLAZZIQUAI PROJECTからのスペシャルメッセージ