Baby Kiy「All About You」 PR

Baby Kiy|1日に寄り添い、誰かを思い浮かべる音楽を

Baby Kiyの1stフルアルバム「All About You」が10月30日にリリースされた。

海外を旅し、さまざまなカルチャーに影響を受けたライフスタイルが10、20代の女性を中心に注目され、Instagramでは30万人以上のフォロワーを持つなど、SNS内でも話題を集めるBaby Kiy。彼女のメジャーデビューアルバムとなる「All About You」には、2019年に配信リリースされた「Stay Together」や書き下ろしの新曲「Hummingbird ~キセツハズレノハナビ~」、インディーズ時代に発表した「Rainbow」のアコースティックセッションなどが収められている。音楽ナタリーではメジャーデビューを記念し、Baby Kiyにアルバムについてたっぷりと語ってもらった。

取材・文 / 松永尚久 撮影 / Susie

常に音楽に囲まれていた幼少時代

──全国ツアー「BABY KIY TOUR 2019 "All About You"」が終了したばかりですが、どの会場も大盛況だったそうですね。

このツアーで初めて名古屋と福岡に行かせていただいたんですけど、「ここぞ!」とばかりに皆さん盛り上がっていただいて、うれしかったです! 特に名古屋は、バンドの音が聴こえなくなるくらい歓声が大きかったですし、お客さんたちのコーラスも最高でした。

──会場にはどんなお客さんが多かったですか?

もともと女性ばかりだったんですけど、最近は男性も増えているんですよ。誰かと一緒に足を運んでくださる方だけでなく、お1人でいらっしゃる方もいて。ライブごとにお客さんの数も増えている気がしますし、これからもっともっと大きな会場でパフォーマンスできるようにがんばりたいなって思います。

Baby Kiy

──そもそも、Baby Kiyさんはどういうきっかけで音楽の道へ進もうとしたんでしょうか? お母さんは音楽家ということですが、その影響もあったのですか?

そうですね。母の影響もあってか、ずっと音楽をやりたいという気持ちは持ち続けていました。でも自分からやりたいと言うことはないまま、学生時代から周囲に誘われるがままに音楽活動をしていたという状況でした。

──当初からアコースティックギターの演奏を行っていましたか?

もともとは中学生の頃にバンドをやっていたんですけど、それはあくまで趣味の延長という感じで。高校生になると、ラッパーの人と一緒にステージに立って歌うことはありましたが、その頃はまだギターを持っていなかったし、ちゃんと弾き始めたのは20歳を過ぎてからです。

──本格的にギターを弾き始めたきっかけは?

なんでだったんだろう? 覚えていないんですよね。とても自然な流れで、気付いたら弾いていたという感じ。小さい頃から生の楽器の音を聴く機会が多かったので、それも関係あるのかもしれません。

ライブが一番のコミュニケーション

──Baby Kiyさんのライフスタイルは、ビーチカルチャーからの影響を感じますよね。

子供の頃からありがたいことに、家族にハワイとか海外へ連れて行ってもらう機会があったり、高校を卒業してからはビーチまで歩いて行ける湘南で暮らし始めたので、そういう環境からの影響が大きいのかもしれません。

──海の近くで暮らして、生活にも変化はありましたか?

サンセットに合わせて、生活のリズムを整えるようになりましたね。夕日を見るために、その前までにやるべきことはすべて済ませておこう、みたいな。

──サーフィンもやられるんですか?

よくその質問をされるんですけど、少しやる程度です(笑)。でも友人にはサーファーやスケーターがいっぱいいて、彼らに面白い情報とか音楽を教えてもらいました。そこから影響を受けることが多かったです。

──そんなライフスタイルをSNSに投稿して話題を集めていますね。特にInstagramはフォロワーが30万人に達するほどの人気を獲得しています。

Instagramを始めたのは10年くらい前になるんですけど、それこそ周囲の友人がやっていたので、その流れで私もスタートしたんです。私は自分の世界観を写真とかで作ることが好きだったので、それをInstagramで自由に表現していたらフォロワーが増えて、気付いたらたくさんの方に見ていただいてました。でも、今は以前に比べると投稿するのがちょっと苦手なんです(笑)。

──どうして?

もう10年近くもやっているから、飽きちゃったというか(笑)。今はライブを通じて、私のことを好きでいてくれる人と生でコミュニケーションをとることができるし。ミュージシャンとしてはそれが一番正しいやり方だと思うので、ライブを多くの人に体感してもらうためのツール、きっかけとしてSNSに発信したいと思っているんです。だから、以前のようにファッションとかメイク、料理に関する投稿は少しずつ控えようかなと考えています。

──生の姿を見て体感してほしいということですね。

30万人のフォロワーの方がいてくださるのはありがたいのですが、そのすべての人がライブに足を運んでくださるかはわからないので。だったら会場に来てくださる人と共に、SNSを超えるような空間を作りたいなって。さらにその空間に行ってみたいと思っていただけるような投稿を、まだ見たことのない方に見てもらえるツールになればいいなと思います。私と同世代の人って、ネットですべての体験ができて、実際の現場に足を運ぶ人が少ない気がするので。今は生で音楽を聴きに来てもらえるきっかけを作ることができないか、がんばっているところです。

Baby Kiy

長い下積みを経ての現在

──Baby Kiyさんがインフルエンサーとしての活動から音楽活動へとシフトしていったきっかけはなんだったのですか?

音楽活動は自分を表現するためのツールの1つだったんですけど、いろんな方と出会ったことによって、自然とそちらがメインになっていきましたね。音楽の専門学校にも通っていたし。

──2017年にミニアルバム「Rainbow」を発表し、その2年後にはメジャーへと進出しました。これまでの活動は順風満帆でした?

いいえ! 大変なことばかりでしたよ(笑)。SNSでの人気に乗って音楽活動を始めたと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、10代の頃から下積みを重ねていますから。ずっと一緒に活動しているバンドメンバーも「ここまで長かったよね」とよく話してます。

──下積みしていた時期と現在を比較して、音楽との向き合い方に変化は?

絶対あると思うんですけど、毎日曲作りをして音楽と向き合っていると、どこが変化しているのか自分では正直わからないんですよね。何か大きなターニングポイントもあったはずだけど、それも思い出せない(笑)。でも、日々の積み重ねで進化していることは確かだと思います!