あゆみくりかまき「ぼくらのうた」 PR

あゆみくりかまき×ファンキー加藤|イズム継承する後輩へ贈る「ぼくらのうた」

自分たちに言い聞かせようと思ったら涙があふれて

加藤 楽曲制作の会議にはみんなも参加するの?

あゆみくりかまきとファンキー加藤による対談の様子。

まき がっちりマンデー! ……じゃないわ、すみません(笑)。打ち合わせにがっつり参加して、曲について意見したことはないんですけど、スタッフさんからどんな曲が欲しいか聞かれたらそれぞれ希望を伝えています。

加藤 緊張して「がっちりマンデー!」なんて言うことある? まきはオモロいなあ(笑)。今回は俺のところにまずマネージャーから「あゆくまの曲の歌詞を書いてほしい」という話が来て、そのあと社長からも同じように言われて「これはイド総出であゆくまをプッシュしていくんやな」と思って。ファンモン時代から歌詞提供みたいな話はあったけれど、なかなかタイミングが合わなくてお断りしてきた中、今年に入ってももいろクローバーZさんやMay'nさんに歌詞を提供させていただく機会があった。歌詞を提供してみて、人の目線に立って歌詞を書く面白さを知ったんだよね。目線が変わっていく旅……みたいな感覚だったんだけど、それが本当によくて。だからあゆくまから話が来たときも「よし、いっちょやってやっか!」と腕をまくったんだよね(笑)。

あゆみくりかまき ……(無言でうなずく)。

加藤 おーい(笑)。俺ばっかりしゃべってるじゃん(笑)。

まき ごめんなさい(笑)。

ファンキー加藤

加藤 恐れ多いんですが、俺はイドのスタッフさんたちから「お前はイドエンターテインメントのマッチだ」と言われるんだよね。立ち位置的に。基本的には器が小さい男だから、ほかのバンドや後輩ミュージシャンが売れてるのを見てすごく焦っちゃうし嫉妬しちゃうの。でもイドの後輩アーティストだけには全然そういう感情が生まれないんだよね。売れてるのを見るとただただうれしいわけ。back numberも勢いで言うと、ドームツアーも経ているわけだから、ファンモンを超えているわけですよ。それでもやっぱりうれしい。もしかしたら何かしらのバーターで俺がいろんなイベントとかテレビとかに呼んでもらえるんじゃないかみたいな下心もありつつだけど(笑)。あゆみくりかまきも気にかけて応援していたから、今回歌詞を書くときは言葉がどんどん出てきました。やっぱりわかっている部分が多かったんだよね。普段は歌詞を書くのが遅いんですけど、スラスラ書けた。

まき くりかまき時代から数えると7年くらい音楽活動させていただいてるんですけど、「これが正解なのかな?」とか「間違っているのかな」とか日々悩んでいるんです。この歌詞は出だしからそういう内容の歌詞で、加藤さんは本当に私たちの気持ちをわかってくださっているなって……5周年記念ワンマンライブで初披露したとき、タイトルを言う時点で号泣してしまいました。

加藤 あはは(笑)。そうなんだ。

まき この曲をまたぎ(あゆみくりかまきファンの呼称)のみんなの前でようやく披露できるといううれしさもあったし、5周年のワンマンライブだったので「これまでの道のりは間違っていなかったんだよ」と自分たちに言い聞かせようと思ったら涙があふれて……またぎの前で歌ってみて、あゆくまにとって本当に大切な歌になるなと思いました。

今の俺、過去の俺、あゆくま、またぎ

左からあゆみ、くりか、ファンキー加藤、まき。

くりか くりかはレコーディングの前に加藤さんの仮歌を聴いて、きっとこれは加藤さんから自分たちへのメッセージだと思ったんです。それに今のあゆくまだからこそ歌える歌詞になっていて感動しました。

加藤 そうね、これはデビューしてから1、2年じゃ歌えない歌詞ですよ。7年という月日があるからこそ、「失敗すら無邪気に笑える余力は今更ないけど 悔し涙を流すくらいの力は残ってる」という歌詞なんです。デビューしてから1、2年じゃまだまだ無邪気に笑えるでしょ。でもじゃあ今あゆくまは無邪気に笑える余力がないのかと言ったら失礼かもしれないけどさ、横浜アリーナでのライブで自分たちのやりたいことができなくてあゆくまが泣いてたっていう話を聞いて、「じゃあ悔し涙を流す力は残ってるやん」と思ったんです。

くりか そんなことまで知ってくれてたんですね……。

加藤 うん。例えばデビューしてパーンと売れるアイドルの子たちもいる中で、あゆくまって、2人が3人になったり、事故に遭ってライブができなくなっちゃったり、いろいろと激動があったじゃない。パーンと行った人が苦労していないわけじゃないけれど、けっこうしんどい思いをして踏ん張り続けているグループだと思うんですよ。ファンモンもファンモンでけっこう調子よく売れたと思われがちなんですが、1、2年目はけっこう踏ん張っていた時期があって。同期のAqua Timezやいきものがかりが一歩も二歩も先に行っている中、ちょっとうしろからGReeeeNがボーンと前に進んでいって。そんなときに僕らを支えてくれたのがBABYS(FUNKY MONKEY BABYSファンの呼称)だったんです。あゆくまにとってはまたぎだよね。またぎってすっごい熱いでしょ?

まき めちゃくちゃ熱いですね。

加藤 なんかこの曲を書いたときもまたぎの皆さんから、「俺たちまたぎが責任持ってこの曲をあゆくまの代表曲とさせていきますんで」みたいなコメントをもらって。すげえ熱いんですよ。「熱い熱い熱い! いいぞ!」と思いました。そういう熱いまたぎのみんなと一緒にあゆくまはずっと踏ん張り続けているわけじゃないですか。それが若干あの頃の自分に重なる部分もあったし、俺自身も今踏ん張っている中だから、あゆくまの目線に立つことは難しくなかった。「ぼくらのうた」には今の俺、過去の俺、今のあゆくま、またぎ……全員が思いを乗せられるようにしました。なんなら俺が歌ってもしっかり感情を乗せられる曲になったと思う。

──私は中でも「傷だらけの希望をのせて」という歌詞があゆくまにぴったりだと思いました。それこそ事故やライブを続けていく中でいろいろと葛藤があった中、またぎと信頼し合って、同じ希望を持ってここまで活動を続けてきたわけですから。

左からまき、ファンキー加藤。

加藤 「傷だらけの希望をのせて」はね、社長から唯一訂正してくれないかと言われた箇所なんですよ。もともと別の言葉が入っていたんです。「抑えきれない希望をのせて」っていう言葉が入っていたんだけど、社長から「もっとあゆくまの生々しさが出るようにしてくれないか」と言われたんです。社長は鋭い人なんですよね。俺もなんとなくそこが置きにいってるかなと思っていた箇所だったんです。しばらくここをどうしようかと考えてたら「傷だらけの希望をのせて」というフレーズがぽんと出てきて。社長からも「いいね」と太鼓判をもらいました。

あゆみ あゆみは「上手になんて生きられない そうだから歌うんだ」という歌詞にすごく感動しました。歌うのが好きだから、歌うお仕事をしたいと思って、この世界に飛び込んで歌っているけれど、やっぱり人前に出るのはちょっと苦手で。まさか自分がアイドルになるなんて思っていなかったし、アイドルは向いてないと思う時期もあったんです。それで歌うことが嫌いになりそうなときもあったんですけど、この歌詞をもらって、やっぱり私は歌が好きやし、FUNKY MONKEY BABYSの「ちっぽけな勇気」からもらった勇気を無駄にしたくないと思って。歌の力を信じて、今回加藤さんにもらった「ぼくらのうた」を歌い続けなきゃいけないと感じました。

加藤 俺はそのフレーズがこの曲の中で一番気に入っているところなんだよね。メロディの譜割も気持ちよくハマったしね。普段俺が書く曲って、もうちょっと展開が多くて、歌詞の分量が多かったりするんだけど、今回はギュッと濃縮してコンパクトにまとめたから本当に言いたいことが詰まってるんだよね。

これから先ずっと「ぼくらのうた」に励まされる

くりか 加藤さんにとって、がんばる活力になっている言葉ってありますか?

加藤 言葉ね……俺なんかはほら、ファンモン時代からずーっと応援ソングを作ってるじゃん。あれって不思議なもんでさ、本当だったら聴いてくれる人たちに届ける歌なんだけど、言霊というか、歌っている俺自身もどんどんその曲に励まされるんだよね。さっきまきが自分たちに言い聞かせようと歌ったって言ったでしょ。そういうことなんだよ。それこそ「ちっぽけな勇気」とか「あとひとつ」みたいなファンモン時代の曲もそうだし、ソロの最新シングル(「希望のWooh」)も自分を鼓舞してくれる。作った手前責任を取らなきゃないという感覚なのかな……わかんないけど、歌いながらどんどん自分が元気になっているような感覚があるんだよね。だからずっと応援ソングを作ってきてよかったなと思うよ。いまだにこんなに長い年月を超えて「ちっぽけな勇気」でたくさんの人が「感動しました」と俺に伝えてくれることで勇気が湧くんだよね。自分で変なサイクル作っちゃったけど、俺は俺の曲に勇気付けられていますね。変な話ですけど。

ファンキー加藤

くりか 戻ってくるんですね。

加藤 うん。元気とか勇気とか、口にするのも恥ずかしいぐらいの年齢になっちゃったけど、そういうのは間違いなく循環してると思う。そういうのが回り続けて、自分にとっての永久エネルギーになってる。

くりか 私たちもこれから先ずっと「ぼくらのうた」に励まされると思います。

まき うん、歌い続けたい。

加藤 そうなるといいなあ。言葉を発するって大事なんだよね。俺が歌手を目指した原体験って、子供の頃、大勢の親戚の前で歌うとみんなが喜んでくれてうれしかったからなのよ。今もその延長線で、歌うことで誰かに必要とされる自分でいられるなって思う。

あゆみ あゆみ、小さい頃からずっと親に対して自分の感情をうまく伝えられなくて、すごく苦しかったんです。でも1人でカラオケに行って歌うことで感情を爆発させることができて、歌が大好きになって。「今日仕事でいやなことがあったけど、あゆみの歌を聴いて、明日からもがんばろうと思えたんだよ」とか言われたりすると、自分でもこんなふうに人の役に立たてるんだってうれしくて。

加藤 そういうのが一番うれしいよな。そういうひと言をもらったときが「歌っててよかった!」と思う瞬間だよね。

左からあゆみ、くりか、ファンキー加藤、まき。
あゆみくりかまき「ぼくらのうた」
2019年7月10日発売 / SME Records
あゆみくりかまき「ぼくらのうた」初回生産限定盤

初回生産限定盤 [CD+Blu-ray]
9000円 / SECL-2454~5

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1500円 / SECL-2458

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初回生産限定盤CD収録曲
  1. ぼくらのうた
  2. スペース・エスプレッソ
  3. MILLION
  4. アナログマガール'18
  5. クマトナデシコ'19
  6. 蝋人形の館
初回生産限定盤Blu-ray収録内容
  • LIVE FOOTAGE from「ボクらの熊魂2019~お前もまたぎにしてやろうか!!TOUR~」
初回仕様限定盤A収録曲
  1. ぼくらのうた
  2. スペース・エスプレッソ
  3. MILLION
  4. アナログマガール'18
初回仕様限定盤K収録曲
  1. ぼくらのうた
  2. スペース・エスプレッソ
  3. MILLION
  4. クマトナデシコ'19
初回仕様限定盤M収録曲
  1. ぼくらのうた
  2. スペース・エスプレッソ
  3. MILLION
  4. 蝋人形の館

公演情報

あゆみくりかまき「ボクらの熊魂2019~本気(マジ)の地方大巡業ツアー~」
  • 2019年9月1日(日)岡山県 IMAGE
  • 2019年9月13日(金)新潟県 CLUB RIVERST
  • 2019年9月15日(日)神奈川県 F.A.D YOKOHAMA
  • 2019年9月28日(土)埼玉県 HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3
  • 2019年9月29日(日)静岡県 Sunash
  • 2019年10月5日(土)福島県 郡山CLUB #9
  • 2019年10月12日(土)熊本県 熊本B.9 V2
ファンキー加藤主催「OUR MIC FES」
  • 2019年8月31日(土)東京都 新木場STUDIO COAST OPEN 13:45 / START 14:45 / CLOSE 20:00(予定) <出演者> ファンキー加藤 / ET-KING / SEAMO / シクラメン / Jam9 / バカムスコ翔 / ぱんち☆ゆたか / THE BEAT GARDEN / ベリーグッドマン / メロフロート / 大田クルー / 寿君 / スカイピース / Skip the Chips / スメルノマニア / SOLIDEMO / TRUMP / next,tight / ハジ→ / ヤルキスト / Rafvery / ONE☆DRAFT
あゆみくりかまき
あゆみくりかまき
歌うたいのあゆみ、DJのくりか、盛り上げ役のまきからなる、関西出身のアイドルパンクDJユニット。2012年1月にくりかとまきでくりかまきを結成。2014年5月にあゆみが正式加入し、以降はあゆみくりかまきとして活動している。2015年3月にシングル「鮭鮭鮭」でメジャーデビュー。2016年4月にはメジャー1stアルバム「あゆみくりかまきがやって来る!クマァ!クマァ!クマァ!」を発売し、オリコン週間アルバムランキングで8位を獲得した。2017年に開催した全国6カ所でのワンマンツアーのチケットはソールドアウト。2018年3月にはメジャー2ndアルバム「大逆襲」をリリースした。2019年7月に初のミニアルバム「ぼくらのうた」をリリースする。
ファンキー加藤(ファンキーカトウ)
ファンキー加藤
2004年に地元の東京都八王子市でFUNKY MONKEY BABYSを結成。2006年1月にシングル「そのまんま東へ」でメジャーデビューを果たす。人気絶頂の中、2013年6月に夢の舞台でもあった東京・東京ドームでのライブをもってグループは解散。2014年2月にファンキー加藤としてシングル「My VOICE」でソロデビューした。同年8月には1stソロアルバム「ONE」をリリースし、ソロ初のワンマンライブを2日連続で東京・日本武道館で開催。2015年には全国39カ所44公演の全国ホールライブツアー「ONE FOR HALL TOUR 2015」を約半年間にわたって行い、9万人以上の動員を記録した。2016年には俳優として映画「サブイボマスク」の初主演を務め、主題歌および劇中歌を書き下ろし。2016年には2ndアルバム「Decoration Tracks」を発表した。ソロデビュー5周年を迎えた2019年8月には自主企画「OUR MIC FES」を東京・新木場STUDIO COASTで開催する。