音楽ナタリー PowerPush - 赤マルダッシュ☆

渾身のバラードで“食べドル魂”を歌う

赤マルダッシュ☆が、メジャーデビューシングル「食べて、笑って、生きていく。」をリリースした。東洋水産「マルちゃん赤いきつねと緑のたぬき」のプロモーションを担当する“歌って、踊って、食べるアイドル=食べドル”として、北澤鞠佳、玉城茉里、川村彩花、大西菜友の4人によって2013年9月より始動した赤マルダッシュ☆。俳優・武田鉄矢がプロデュースするアイドルとして話題を呼び、同商品のCMでヒャダインこと前山田健一作詞・作曲の「赤マル 急上昇ダッシュ!!!!」を披露した。

商品タイアップから活動をスタートさせた彼女たちだったが、精力的にライブ活動も行い、ライブアイドルとしてファンを拡大しつつある。そんな彼女たちのメジャーデビューシングル「食べて、笑って、生きていく。」は、アイドルのデビュー曲としては珍しいバラードに仕上がっており、同曲も「マルちゃん赤いきつねと緑のたぬき」の新CMソングとして使用されている。ナタリーでは彼女たちの楽曲に込められた思いやグループ結成時の心境、メジャーデビュー後の目標などを聞いた。

取材・文 / 古川朋久 撮影 / 佐藤類

 
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オーディションを最後に業界引退を考えていた

赤マルダッシュ☆

──たくさんのアイドルグループがひしめき合う中、カップ麺のタイアップグループとして結成された皆さんですが、どういった経緯があったのでしょうか?

川村彩花 私とまーりん(北澤鞠佳)はもともとアイドルになりたかったんですけど、なかなかそういうチャンスに巡りあわなくてあきらめかけていたんです。事務所には所属してたんですけど“アイドルになる”というのはお仕事としてなかなか難しくて、もう無理だろうなと。そんなときにマネージャーさんから「こういう企画あるんだけど興味ある?」って今回のお話を聞かされて、チャンスが来たと思って受けました。

北澤鞠佳 私も同じような感じで、アイドルのオーディションを受けたくても受けられずといった状況が続いて。そんな中、マネージャーさんから「アイドルやれるチャンスがあるよ!」って連絡がきて、2つ返事で「やります!」ってアピールしました。

──川村さんと北澤さんは念願叶って憧れのアイドルになるチャンスをものにしたわけですが、玉城さんと大西さんはどういった経緯でオーディションを受けたのでしょう?

玉城茉里 私はオーディションを受ける前の5年間、みんなと同じ事務所に所属させてもらっていたんですけど、実はちょっとほかにやりたいことがありまして、このオーディションを最後に芸能界を辞めようと思ってたんです。

玉城茉里

──そのやりたいこととは?

玉城 それまでモデルとか演技のお仕事をやらせてもらっていたんですけど、どちらかというと裏方というか、制作のほうに行きたいなと思い始めて。

──制作というとテレビや舞台の裏方のお仕事ということでしょうか?

玉城 はい。私はテレビの制作で技術さんの勉強をしたくて、そういう方向に行きたいと事務所に相談してました。それは承知してもらえたんですけど「最後にこういうオーディションあるんだけど、思い出になるかもしれないから受けてみたら?」っていう感じで勧められて。まあ今後の経験にもなるかなと思って受けてみたら受かってしまったという(笑)。

──テレビの制作を志していたのに、まさかアイドルになってしまうとは(笑)。

玉城 だいぶ変わった経緯ですよね。

大西菜友 私は今まで女優さんとか演技、映像関係のお仕事やオーディションをたくさん受けてて、まったくアイドルとか考えたこともありませんでした。だから最初にマネージャーさんから「東洋水産のCMのアイドルのオーディションがあるんだけど、やってみる?」って聞かされたときも「あ、CMのオーディションですね!」みたいな感じで、まったくアイドルになるっていうイメージがなかったです。

──アイドルよりもCMに出演するっていうことのほうが大きかったと。

大西 それまでのお仕事がそっちメインだったので「やります!」ってあんまり考えないで返事しちゃったんですけど、合格してみたら「あ、これはガッツリとしたアイドルだぞ……」みたいな(笑)。

大西菜友

──ガチのライブアイドルグループですもんね。

大西 だからすぐに「私、絶対にできないわ」って思って。だって一度もアイドルになりたいなんて考えたこともなかったのにできるわけないですよ。

──でもこの1年活動されてますよね。心境に何か変化がありましたか?

大西 そうなんですよね。女優としての活動も続けていきたいと思いつつ、アイドルとしての活動も不思議とがんばれてるというか、楽しさを感じることができてます。

合格したことは手違いじゃなくて運命

──メンバーと初めて会ったときの印象ってどうでした?

北澤 オーディションのときの話になるんですけど、いくつかグループに分かれていてこの4人は一緒のグループだったんです。まあけっこうバチバチとしたオーディションで空気も張り詰めてシーンとしてる中、白の子(大西)がずっとしゃべり続けていて(笑)。

──え、1人で?

大西 いや、みんなで話してましたよ! ただ、私が1人でしゃべっていたような気もしますけど……。私はオーディションを楽しむタイプというか、楽屋でもなんか楽しくなっちゃったんですよね。だからなんでこんなに静かなんだろうって逆に疑問で。

──プレッシャーとかなかったんでしょうか?

大西 緊張はしてましたけど、それよりも「楽しい!」って気持ちのほうが勝っていて。

川村彩花

川村 でもNAYU(大西)がずっとしゃべってくれていたおかげで、だいぶ緊張がほぐれたんですよ。

北澤 確かにそれはあったと思う。

大西 で、オーディションの日にみんなと連絡先を交換してね。だからこの4人が受かったときは本当にびっくりしました。「あ、みんな知ってる!」って(笑)。

──運命的なものを感じたと?

北澤 そうですね。ちなみにオーディションで出会ったときからねーさん(玉城)はずっとしゃべんなかったですけど(笑)。

──普段からけっこうクールな感じなんですか?

北澤 普段はずっとしゃべってますよ。テンションが上がるとおかしくなります。

大西 熱く語ることもありますし。

玉城 オーディションのときは「もうこれで終わり」って気持ちで受けてたので、ここであまり仲良くなってもな……と思っていて。受かってから先のことなんてそのときは考えてませんでしたし。

──でも受かっちゃいましたからね。

玉城 何かの手違いが起きたというか……とにかくびっくりでした。

大西 いやいや、これは手違いじゃなくてね、運命だったんだよ。

デビューシングル「食べて、笑って、生きていく。」2014年10月22日発売 / 日本コロムビア
赤盤 1300円 / COCA-16934
緑盤 1300円 / COCA-16935
白盤 1300円 / COCA-16937
黒盤 1300円 / COCA-16936
収録曲
  1. 食べて、笑って、生きていく。
  2. 赤マル 急上昇ダッシュ!!!!
  3. うわさのジャパニーズボーイ(赤マルダッシュ☆ver.)
  4. 4 colors(※赤盤)
  5. Beside you(※緑盤)
  6. 5 Minutes Ruler (※黒盤)
  7. Sticky Heart(※白盤)
赤マルダッシュ☆(アカマルダッシュ)

赤マルダッシュ☆

東洋水産「マルちゃん赤いきつねと緑のたぬき」のプロモーションアイドルグループとして武田鉄矢プロデュースのもと結成。北澤鞠佳、玉城茉里、川村彩花、大西菜友の4人からなるグループで、“歌って 踊って 食べるアイドル=食べドル”をコンセプトに活動している。2013年12月に前山田健一作詞・作曲の「赤マル 急上昇ダッシュ!!!!」を配信リリース。2014年10月には日本コロムビアよりメジャーデビューシングル「食べて、笑って、生きていく。」をリリースする。