ナタリー PowerPush - VOICE FES 2012 presented by NTT Communications「050 plus」

注目ポップカルチャーフェス開催記念! スパガインタビュー&イベントレポ

このページでは11月27、28日に東京・Zepp DiverCity TOKYOで行われた「VOICE FES 2012 presented by NTT Communications『050 plus』」のイベントレポートをお届けする。

イベントレポート 11月27日(火) IDOL DAY

「VOICE FES 2012」1日目は「IDOL DAY」と題して、旬の女性アーティスト5組が出演。さらにDJ WILDPARTYがオープニングアクトとして参加し、開演時間までカラフルな選曲でフロアの観客を楽しませた。またステージ後方には、立方体が組み合わされたオブジェクトが吊り下げられ、プロジェクションマッピングによってイベントのコンセプトに合わせたカラフルな演出がなされた。

「VOICE FES 2012 presented by NTT Communications『050 plus』」の様子「VOICE FES 2012 presented by NTT Communications『050 plus』」の様子「VOICE FES 2012 presented by NTT Communications『050 plus』」の様子

「VOICE FES 2012 presented by NTT Communications『050 plus』」の様子「VOICE FES 2012 presented by NTT Communications『050 plus』」の様子

イベントのトップバッターを務めた南波志帆は、最新シングル「MUSIC」と「少女、ふたたび」を立て続けに披露。エレクトロ路線の2曲で会場を温めると、彼女は「改めまして、南波志帆です。あ、改めましてって言いましたけど、まだ1回目ですけど(笑)」「今日は最後まで楽しんでいってください。と言いつつ、次の曲で最後です!」などのMCで観客の笑いを誘った。MCに続いて歌ったのは、12月5日発売のニューアルバム「乙女失格。」からタイトルトラック「乙女失格。」。疾走感あふれるこの曲で客席の盛り上がりが加速したところでライブは終了。南波は「YOUたちサイコー!」とうれしそうに微笑みながら、ステージをあとにした。

南波志帆南波志帆

ライブの合間にはイベントMCによる、スマートフォンアプリ「VOICE CATCHER」の説明も行われた。今回のイベント用に作られた「VOICE CATCHER」は、音声認識をしてスマホを振ることでスペシャル画像が手に入るアプリ。幕間には認識用の音声が流れ、MCが音頭をとって参加者がスマートフォンを一緒に振る姿が見られた。

続いて登場した東京女子流は、「鼓動の秘密」からライブをスタート。彼女たちは息の合ったダンスと圧倒的な歌唱力で観客を魅了した。最初のMCでは山邊未夢が「今日はイベントに呼んでいただき、ありがとうございます」と挨拶。その後は「ディスコード」「Limited addiction」「Liar」と3曲立て続けに歌唱し、会場を盛り上げた。そして小西彩乃の「最後にTRFさんのカバーを歌わせていただきたいと思います。そこで振りを2つほど、皆さんに伝授したいんですけど」という呼びかけに続いて、メンバーと観客で振付講座を実施。そのままラストナンバー「Overnight Sensation ~時代はあなたに委ねてる~」に突入し、会場がひとつになったところでライブは終了した。

東京女子流東京女子流

3組目は9月にデビューしたばかりの5人組アイドル・ベイビーレイズ。メンバーが1人、また1人とステージに現れ、5人揃ったところで「S.O.K」から勢いよくライブを開始した。ハードロック色の強い楽曲と元気いっぱいのパフォーマンスに観客も熱狂。林愛夏が「今日は『VOICE FES』に乗り込みにやってきたぞ!」と叫ぶと、大矢梨華子も「今日は皆さんのハートを乗っ取りたいと思います!」と続けて宣言。そのまま2曲目「ゲート・オブ・ザ・タイガー」に突入し、さらにパワフルなステージを展開していった。最後は12月19日発売の2ndシングル「ベイビーレボリューション」で締めくくり、約15分のステージを終えた。

ベイビーレイズベイビーレイズ

ベイビーレイズベイビーレイズ

4組目のCheeky Paradeは「チィキィファイター」からライブを開始。メジャーデビュー前にもかかわらず、客席はそれまでと変わらぬ大きな盛り上がりを見せた。「男子! 女子! ニコ生観てる人!」と観客を煽ると、メンバーは音楽に乗せて次々と自己紹介を開始。彼女たちの一挙手一投足に観客も大きな声援で応え、そのまま来年1月9日に発売されるデビューシングル「BUNBUN NINE9'」を歌唱した。そして会場の熱気が沸点に達したところで、Cheeky Paradeはラストナンバー「Cheeky dreamer」を力いっぱいパフォーマンス。メンバーは最後に「今日はCheeky Paradeって名前だけでも覚えて帰ってくれたらうれしいです!」と語りステージを降りた。

Cheeky ParadeCheeky Parade

「IDOL DAY」のトリを務めたのはSUPER☆GiRLS。オープニングSE「Welcome to ▼ S☆G Show!! II」(※▼は黒塗りハート表記)に合わせてステージに現れたメンバーは、そのまま「赤い情熱」からライブをスタートさせた。この日は勝田梨乃が欠席し、10人でパフォーマンスを展開。彼女たちは「EverBody JUMP!!」「MAX! 乙女心」といった人気ナンバーを次々と披露し、トリらしい堂々としたライブを繰り広げた。MCではリーダーの八坂沙織が「DiverCityの皆さん、盛り上がってますか!」と観客を煽ったあと、そのまま自己紹介に突入。稼農楓が「先日ナタリーさんに取材していただいて、050 plusについていろいろ話してきました」と話すと、宮崎理奈は「私は実家が福岡なので電話することが多いんですけど、やっぱり肉声が一番ですよね」と電話にまつわるトークを始めた。MCが終わると、スパガは「プリプリ▼SUMMERキッス」(※▼は黒塗りハート表記)では会場を常夏気分に一変させる。そして「BELIEVER」「みらくるが止まンないっ!」で30分近くにわたるステージを終え、イベント初日を締めくくった。

SUPER☆GiRLSSUPER☆GiRLS

SUPER☆GiRLSSUPER☆GiRLS

VOICE FES 2012 presented by NTT Communications「050 plus」

IDOL DAY
2012年11月27日(火)
東京都 Zepp DiverCity TOKYO
OPEN 17:00 / START 18:00
<出演者>
SUPER☆GiRLS / 東京女子流 / Cheeky Parade / ベイビーレイズ / 南波志帆
ARTIST DAY
2012年11月28日(水)
東京都 Zepp DiverCity TOKYO
OPEN 17:30 / START 18:30
<出演者>
May'n / 神聖かまってちゃん / DE DE MOUSE / IA×じん

SUPER☆GiRLS (すーぱーがーるず)

2010年に結成されたエイベックス所属の女性アイドルグループ。現在のメンバーは八坂沙織、志村理佳、稼農楓、渡邉ひかる、宮崎理奈、勝田梨乃、荒井玲良、田中美麗、溝手るか、後藤彩、前島亜美の11名。「みんなで育てるアイドル」をコンセプトに、ファンの意見や応援を反映させるシステムを導入しており、CDジャケットのセンターポジション選出、CDブックレットのプロデュース、歌のパート割りなどにファンの声が取り入れられている。2010年12月にアイドル専門レーベル「iDOL Street」の第1弾アーティストとして、アルバム「超絶少女」でメジャーデビュー。翌2011年末には第53回日本レコード大賞新人賞を受賞した。2012年10月に6thシングル「赤い情熱」をリリースし、オリコンウィークリーチャート初登場2位を記録。


2012年12月17日更新