大殺陣
ダイサツジン
上映時間:118分 / 製作:1964年(日本) / 配給:東映京都
解説 一連の東映集団時代劇の一本。時は四代将軍・家綱の頃。将軍危篤に乗じて、大老・酒井は五代将軍に自分の息のかかった甲府宰相・綱重を立てて、天下を我がものにしようとする。荒んだ政道に憤りを感じた軍学者・山鹿素行は一党を組んで、綱重暗殺計画を企てる。1960年代初期の東映は、安保闘争の影響を受けて、それまでの白塗りの時代劇から一変し、テロを扱ったリアルな集団時代劇を量産した。この作品もそうした作品の1本で、監督の工藤栄一と脚本の池上金男は、前作「十三人の刺客」でもコンビを組んだ仲だ。ギラギラした太陽の下で、泥と血にまみれた生々しい殺陣が繰り広げられる。
スタッフ |
監督:工藤栄一 |
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キャスト |